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レースで怒鳴られたり怖い思いをした人に伝えたい、レース参戦の3つの心構え

イベントに参加すれば、ふだん一緒には走らない大勢のサイクリストとともに走ることになる。周囲に迷惑をかけない走り方ができているだろうか。今回はツール・ド・おきなわ市民210kmなどでの優勝経験も豊富な紺野元汰さんが、レースの心構えをレクチャー。自信をもってイベントに参加できるようにしよう。

まずは客観的に自分の走りを振り返る! 余裕をもった対応がポイント

集団走行時は冷静に、余裕をもとう (PHOTO:UCI Gran Fondo World Championships Poznań)

レース中に「危ないじゃないか!」などと注意されると感情的になってしまうかもしれない。ただ、そのようなときは冷静になって、客観的にその状況を振り返ることが大切だ。本当に注意される理由があったのかもしれない。自身で理解できないなら、そのときの状況を、身近にいるチームのベテランなどに尋ねてみるのもいいだろう。集団走行などの経験が浅いビギナーの場合、怒鳴られたことで萎縮してしまうかもしれないが、冷静に対処したい。エンデューロレースで、速いグループが遅いグループを抜いていくようなシーンでは、「速い人でも余裕がないんだな。お先にどうぞ」というくらいの心に余裕をもって追い抜く集団を見送ってあげたい。

レースでは「速い=正しい」ではない

レースでは「速い人=正しい」と思われがちだが、そのようなことはない。ロードバイクを正しくコントロールできて、周囲に迷惑をかけることなく安全に走行できるライディングスキルをもっていることと、高いフィジカル能力をもっていることは別物だ。安全性を高めるためのスキル向上はイベント参加に欠かせない。初心者にこそ各地で開催されている自転車走行セミナーへの参加をオススメする。

ライディング講習などに参加して自信をつけよう

ロードバイクのスキルを実践を通じて習得できる自転車安全教室。プロのコーチに教わり、確かなライディングスキルを磨くことができる講習会の受講をオススメしたい。集団走行のスキルなどに対する不安を解消できるはずだ。

エネルギーを補給して集中力をキープ

補給食はクルマで言うところのガソリンのような存在だ。レース時間にもよるが、1時間以上のレースでは補給食をとりたい。運動強度が高くなると筋分解も進みやすくなるため、運動中のエネルギー補給は筋肉の分解を防ぐことにつながる。補給食を摂取するタイミングは、1時間に200kcalを目安に、空腹感が出る前に計画的に行うことがポイントだ。

1時間に200kcalを目安に計画的に補給しよう

レースが4~5時間に及ぶ場合は、消化器系の観点から、序盤のうちに固形物、中盤以降はジェル系で補給するといい。また水分補給も同時に行いたい。

教えてくれた人

グランフォンド プロサイクリスト
紺野元汰

高校時代から競技を始め、実業団国内トップカテゴリーで活躍。2018年、ツール・ド・おきなわ市民210km優勝。2019年、UCIグランフォンド世界選手権3位。

 

※この記事はBiCYCLE CLUB別冊「ロードバイクのトラブル解決マニュアル」からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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