自転車2022年のトレンド「ツーリング&グラベル」、その最新アイテムをチェック!
Bicycle Club編集部
- 2022年01月31日
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1月26日、自転車パーツの代理店「フカヤ」による展示会が名古屋で開催され、2022年シーズンのトレンドを見据えるツーリングやグラベルといったオリジナルアイテムがずらりと並んだ。そのなかから新製品をはじめ、気になるモデルやアイテムをピックアップして紹介しよう。
日本発のツーリング車「ダボス・D-604 ネオランドナー」
フカヤがオリジナル企画で展開するダボスとギザロは、ここ数年の世界的グラベルブームを、しっかり日本のシチュエーションに反映。この2ブランドは、新型のツーリングバイクやシクロクロスバイクを発表し、近年その存在感を増している。
なかでもダボスのD-604は、あえてグラベルではなく「ネオランドナー」と称したツーリングクロモリバイク。ありとあらゆるシチュエーションを満喫できるクラシカル&マルチパーパスバイクなのだ。
荷物の積載を得意とし、ゆったりとした小規模な旅に対応。選択するタイヤによって舗装路、未舗装路どちらも走行可能だ。両ブランドともフレームセットでの販売があり、もともと乗っていたディスクブレーキロードから一部パーツの流用などもできる。
三船雅彦さんがプロデュースする「ギザロ・GX‐110」
元プロロード選手にして、現在はシクロクロスマスターズカテゴリーやブルべで活躍する三船雅彦さんが、今シーズンはギザロのアンバサダーとして活動する。相棒となるギザロ・GX-110は長めのホイールベースを特徴としたシクロクロス、安定感ある走りを実現する。今後はこれで日本中を転戦する予定だ。
ギザロ・カーボンシクロクロスGX‐110の詳細はこちら
問:フカヤ
https://fukaya-nagoya.co.jp/
プロMTB選手からの要望!
ライドオアシス×オーストリッチのホイールバッグ
「これは便利!」と思わずヒザを打ちたくなるホイールバッグ。フカヤオリジナルブランドのライドオアシスとパート1で紹介したオーストリッチのコラボ商品。
その特徴はいたってシンプル。中にどのホイールが入っているか、外側から確認できるのだ。要するに窓付きのホイールバッグだ。こちらはプロMTB選手である竹内 遼選手のリクエストから生まれたアイデアグッズ。複数ホイールを所持するライダーにとって非常に有用なホイールバッグといえよう。最大29×2.6サイズまで対応し、バッグ内側にはローター側がひと目でわかる目印を追加するなど気が利いている。
ライドオアシス・ホイールバッグ
価格:4290円
問:フカヤ
IRCのシクロクロスタイヤ、チューブレスレディモデルになって軽量
日本のタイヤブランド「IRC」はシクロクロスタイヤ、シラクCXシリーズを刷新。チューブレスからチューブレスレディへと全モデルが変更された。700×32Cでおおむね30g以上の軽量化になり、さらにしなやかな乗り心地を実現。
シラクCXシリーズの詳細はこちら
グラベルタイヤボーケンに新サイズ追加
グラベルタイヤのボーケンプラスはこれまで650Bサイズのみの展開だったが、新たに700Cを追加。幅は32㎜、38㎜、42㎜で現代のグラベルロード界のトレンドを押さえているといえよう。
ボーケン プラス TLR
参考上代:6,270円
サイズ(重量):650×42B(535g)、650×47B(595g)、
NEW 700×32C(435g)、700×38C(545g)、700×42C(590g)
問:井上ゴム工業
パート1はここまで。やはり2022年はグラベルに関連する各社の勢いがすごい。グラベルバイク(完成車)が一気に増えた2021年の流れが、そのまま2022年のサイクルパーツ界に続いているという印象だ。次回パート2をお届けする。
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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