家族で楽しむホビーレース観戦&車中泊! 車内で快適に過ごすためのDIYのアイデア
Bicycle Club編集部
- 2022年03月22日
ロードレースからシクロクロスまで一年を通して全国各地のホビーレースに参戦する植田家。レースのない週末はキャンプで予定を埋めたい!というほどアウトドア好きの本誌元編集部員、うみちゃんがたどりついた親子でも快適に過ごせるレース観戦&車中泊装備とは?
既製品よりDIY! 車中泊を快適にするワザ
1年間のほとんどの週末を自転車レースとキャンプで消化する植田家。夏はロードレース、冬はシクロクロスという春樹さんの遠征には、つねにうみちゃんと息子が帯同している。そんななか、ただのレース遠征を家族で楽しめるイベントにするため、今年から新たたに取り入れたのが車中泊からの観戦スタイルだ。
車中泊の際は、道の駅などではなく、レース会場近くのキャンプ場を利用する。天気がよく、翌日のレースが午後の場合はテントを張ることもあるが、雨予報が出ているときは車中泊一択。ほとんどのレースは朝早くから会場入りしなければならないため、撤収が簡単な車中泊は遠征と相性がいいようだ。
ちなみに、積載している自転車は春樹さんのロードバイク1台に、うみちゃん用の折りたためるeミニベロ(ターン・ヴェクトロンS10)、キッズバイクの3台。レース会場での移動に使うほか、キャンプ場周辺を親子3人でサイクリングすることもあるそうだ。
「家族3人で軽自動車は狭くない?と聞かれますが、DIY好きな妻のおかげで案外快適です」と話す春樹さん。観戦用のイスやコット、遠征時に欠かせない工具や空気入れなどを積みっぱなしにできる天井の収納棚、親子3人で熟睡するための子ども用ベッド、換気扇や目隠しシートにいたるまで、すべてうみちゃんの手作りだ。
「既成品は高かったり、思っていた感じと違うことも多いので、作れるものは作っちゃいます。子ども用ベッドなんかは買うと10万円ぐらいするけど、DIYだと1万円ほどで作れるので。夫婦そろってリモートワークなので、子どもがもう少し大きくなったら、夏休みなどを利用して車中泊しながら全国各地でサイクリングを楽しみたいです」
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軽ワンボックス、ダイハツ・ウェイク
“ドデカクつかおう” がコンセプトのクルマとあって、積載量がスゴイ! 自転車3台にキャンプ用品を積んでも余裕。軽自動車なので駐車場にもとめやすいし、高速代も安い。
ロード、キッズバイク、eミニベロを積載
後付けしたユーティリティーフックに自転車をロープで固定。天井には観戦用のイスなどを常時収納できる棚をDIY。深さのあるアンダーボックスにかさばるマットを収納。
観戦マストアイテムのワンタッチタープ
夏はもちろん、雨のレース観戦で欠かせないワンタッチタープ。女性一人でも簡単に設営でき、付属のシートでフルクローズも可能。車中泊時はバイク置き場として使用する。
車内を広く使えるロングソファーモード
車中泊はもちろん、レースの待ち時間にも使えるロングソファーモードが便利。チャイルドシートなどは座席下スペースへ。そのままでも十分快適だが、マットを敷いて段差ゼロに。
手作りの換気扇や目隠しシート
空気の入れ替えができるよう、モバイルバッテリーで可動する換気扇をプラダンに取り付け窓枠に固定。アルミシートで自作した目隠しシェードで防犯性&冬の断熱性もアップ!
イレクターパイプで子ども用ベッドをDIY
親子3人で寝るには狭いので、ダッシュボード上のスペースを活用。イレクターで組んだ骨組みの上に木の板を置いて子ども用ベッドに。
※この記事はBiCYCLE CLUB[2021年10月号 No.438]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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