パンク修理の必需品! ツーリングで携行するタイヤレバーの数とは?
Bicycle Club編集部
- 2022年03月06日
旅するサイクリストたるもの、パンク修理はマスターしておきたい。パンク修理の方法はいろいろあるが、基本はタイヤからチューブを取り出し交換する方法だ。まずはタイヤレバーを使ってタイヤを外し、チューブを取り出すことになるのだが、タイヤレバーの本数に決まりはあるのだろうか? 旅のベテランたちにふだん携行しているタイヤレバーの本数を聞いてみた。
タイヤレバーは2本のみ? 3本持っていく?
タイヤレバーはリ厶からタイヤ(ビード)を外すときに使う専用工具。2本あればタイヤは外せるものの、3本セットで売られていることが多い。旅のベテランたちは、何本持っていくのだろうか?
最小限の備えでOK
「2本派」
2本あれば十分(もち)
コツも必要だけど、2本あればふつうタイヤは外せるはず。
はめたときの達成感が違う(管)
1本です(入れるときは、むしろいりません)。片手でタイヤを抑えて、もう一方の手でタイヤを滑らせてはめられます。はめたときの達成感がいいです。
平たくて幅のあるものを選ぶ(平本)
2本で足りると思うが、3本でもOK。使いやすいのは、平たくて幅のあるもの。絶対のオススメは、ゼファールのレバーです。
確実にタイヤを外せる
「3本派」
3本あればベター(澤田)
2本セットで買ったものは2本、3本セットで買ったものは3本で持っていくことが多い。
ビードが硬くて2本だと不安(絹代)
絶対に3本です! 2本で交換できる自信がありません(笑)。ビードが硬いタイヤが多すぎます。
硬くて外れないことも……(岩田)
3本。2本だと外れないこともあるので。
1本はスペアとして携行(三船)
過去にタイヤレバーが折れた、ひっかける部分が欠けたということもあるので1本はスペアとして3本持っていきます。
【総論】3本セットだから、やっぱり3本?
2本でも外れることが多いが、3本あったほうが外しやすいという意見も。1本はスペアという考えもなるほど。硬いビードにはじかれて、タイヤレバーが森に消えてしまうことも。1本のみだと外すのはけっこう難しい。
※この記事はBiCYCLE CLUB[2020年10月号 No.426]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
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- CREDIT :
- TEXT:西山貴之(編集部) PHOTO:猪俣健一
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