宇都宮市が「自転車ワールドスポーツビジネスへの挑戦」をテーマにトークショー、道端カレンさんも登壇
Bicycle Club編集部
- 2022年02月07日
栃木県宇都宮市は「自転車のまち」として、日本でも最高峰の自転車ロードレース「JAPAN CUPサイクルロードレース」を開催、さらに地域密着型のプロ自転車ロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」の本拠地としても有名だ。2月3日(木)、宇都宮市がサテライトオフィスを構える東京・虎ノ門ヒルズビジネスタワーにあるCICで「ワールドスポーツビジネスへの挑戦」という挑戦的なテーマでのトークショーが開催された。
日本で自転車をメジャースポーツにするためにできることは?
今回、ファシリテーターとして宇都宮ブリッツェンの廣瀬佳正さんほかパネリストとして、自転車をトレーニング取り入れているモデル・タレントの道端カレンさん、ビアンキの輸入元の高橋 聡さん、スポーツビジネスに詳しい弁護士の稲垣弘則さん、そしてバイシクルクラブ編集長山口博久が登壇、「日本で自転車をメジャースポーツにするためにできることは?」をテーマに深いトークが行われた。
トークは「宇都宮×自転車」、「自転車の魅力」からはじまり、道端カレンさんからは自転車の楽しみ方や魅力についての話があり、スポーツビジネスの視点から、盛り上がりつつあるサイクルスポーツの現状が紹介された。
レガシー宇都宮が考える「自転車×スポーツビジネス」
宇都宮市といえば1990年、アジアで初めて開催された「世界選手権自転車競技大会」が、日本にサイクルスポーツの醍醐味を伝導した、まさに自転車のまち。そのレガシー大会としてアジア最高位の 「JAPAN CUPサイクルロードレース」を創設し、以来、4半世紀に渡りサイクルスポーツの魅力を発信し続けてきた。
その宇都宮市ではさらにジャパンカップが飛躍していくためにはどうしたらいいのかを模索しており、今後のスポーツビジネスとしての自転車の可能性と、その突破口を探している段階だ。そう考えると未だスポーツビジネスとして考えた場合、「厳然とした差のある世界との距離をどう詰めていくのか?」、「世界に挑戦するにはどうすればいいのか?」など課題は多い。今回のトークでは今後の「羅針盤」となることを目指した議論が行われた。
廣瀬さんを中心に高橋社長や編集長山口からはスポーツビジネスとしての自転車、とくにサイクルロードレースの現状についての説明が行われた。
こうした現状に対してスポーツビジネスに詳しい弁護士の稲垣先生からは自転車の可能性、魅力について説明が展開された。アメリカを中心に行われている放映権やベッティングの事例、そしてジャパンサイクルリーグが最近開始したトークンなど、今後の自転やロードレースがスポーツビジネスとして発展していくためのヒント、そして自転車のスポーツビジネスの展望が示された。
問い合わせ
宇都宮市サテライトオフィス
https://www.facebook.com/utsunomiya.satelliteoffice/
Venture Cafe Tokyo
https://venturecafetokyo.org/
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