サイクリストウェルカムなカフェが多い、尾根幹ってどんなコース?|東京バイシクルガイド
Bicycle Club編集部
- 2022年03月13日
都内には自転車やサイクリングに関連する名所や聖地がじつは数多く存在している。今回はそんなコース&スポットのなかから都会的な景色や雰囲気と自然を両方感じられる「南多摩尾根幹線」を紹介。ガイド役の杉本さんのアドバイスとともに、自転車で巡って楽しもう!
東京五輪のコースにもなった、みんなが集まる聖地「尾根幹」
東京都民や東京近郊のライダーに「聖地」と呼ばれる南多摩尾根幹線、通称「尾根幹」。クロスコーヒーがある稲城市から、神奈川県相模原市に隣接する町田市につながる道だ。晴れた日には富士山を望むこともでき、気持ちがいい。
CROSS COFFEE chocolate&sandwiches
住所:東京都稲城市矢野口227-1 グランツドルフ1階
TEL:042-401-6126
営業時間:7:00 ~ 18:00
定休日:年末年始
公式サイト:http://cross.coffee
人気の理由は、都会にしてはある程度走りやすい(信号が少なめ、道幅広め)こと、適度な距離(約12km)とアップダウンであること、尾根幹からさまざまなコースにつながること、こういった複数の利点が重なっているからだ。
稲城側からスタートすれば、全体的に上り基調になり、ほどよく息を切らせながらサイクリングを楽しめる。道路わきには公園や並木道が多くあり、景観にも優れ、気分よく走れる。ときには国内のプロ選手が走っていることも。「ここ数年で工事が入り、自転車通行帯のマークができるなどより走りやすくなっています。そのぶんクルマとの関係性やサイクリスト自身のマナーが大切になりますね」と杉本さん。東京オリンピックのロードレースコースの一部にも指定され、今後ますますその価値が上がっていく道だ。
南多摩尾根幹線
ZEBRA Coffee & Croissant 稲城中央公園
住所:東京都稲城市長峰1丁目1
営業時間:8:30~19:00
定休日:不定休
公式サイト:https://zebra-coffee.com/
コースを紹介してくれた人:杉本雄隆さん
ツール・ド・宮古島優勝のレーサーながら、カフェ好きが高じて日々都内を駆け巡り、ときに海外からのゲストをガイドする。ウエアブランド「マープ」のアンバサダー。インスタグラムは@yutakun2
※この記事はBiCYCLE CLUB[2021年1月号 No.429]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
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- TEXT:浜田幸紀(編集部) PHOTO:荒木優一郎/廣瀬友春/編集部
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