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伊豆修善寺の自然や歴史をeMTBで楽しもう! ITJ BASE Shuzenjiツアーレポート withアヤさん

伊豆修善寺にあるITJ BASE Shuzenji(ITJベース修善寺)では、現在eMTBを使って同エリアのサイクリングを楽しむツアーサービスを提供中。先月3月から始まったこのガイドツアーの魅力を伝えるべく、E-Spo(静岡県東部地域スポーツ産業振興協議会)主催のプレスツアーを2日間開催。静岡県の伊豆や修善寺エリアの自然を、ユーチューバーのアヤさんと楽しんできた!

ITJベース修善寺から始まるレンタルeMTBツアー

ユーチューバーのアヤさんは、初のeMTB体験。「わ、これ90万円もするんですか?」とのこと
修善寺の街からスタート! 年齢や体力の差を埋めてくれるのがeMTBの魅力だ

コースは修善寺エリアを含む約17km。途中には日陰山というグラベルを含んだヒルクライムコースも含まれる。距離的には短いが、じつはけっこうパンチのあるコースだったことが走ってから判明した!

距離と高低差はこちら。17kmにしてはなかなかの坂のきつさだが、eMTBなら大丈夫

さっそく修善寺の街を出て日影山方面へと走行スタート。しょっぱなからアシスト機能ハイモードで進んでいく。ペースとしてはゆったりなので、序盤から続く坂でも息を切らすことはない! ツアー日は曇天だったものの、暑さを感じることはなく、これから春や夏にかけてはより緑に萌えた景色が広がるだろう。

グループでクルマの少ない舗装路を行く。田園風景のなか、ペースはゆったりだ
桜が咲くところも! 春夏秋冬それぞれ風景の違いも楽しめるはずだ

歴史的な地を訪ね、その土地の学びを得る

791年、弘法大師が18歳の時に修業したとされる窟(いわや)。その際に、世に災いをなす魔を祓ったという

ツアーはただ単にサイクリングを楽しめるだけでなく、伊豆にまつわる歴史や伝説を解説してもらえる。修善寺エリアは若き弘法大師の修行の地としても有名だ。そういった土地は、森の奥深くにあることも多く、eMTBと軽いトレッキングを組み合わせることで新たなアドベンチャーを楽しむこともできる。

トレッキング中に倒木をくぐるアヤさん。「自転車に乗っているより脚を使うかも~(笑)」
こちらも弘法大師が修行したとされる桂の木。樹齢は約1000年(!)といわれてる

いよいよグラベル区間がスタート。初心者にはレクチャー付き

砂利道、未舗装路、でこぼこ道……そんなグラベル区間を楽しめるのがeMTBのよさ

軽いトレッキングを終えると、ここからはいよいよライドツアーの本番。eMTBの本領を発揮できるアップダウン~ヒルクライム~ダウンヒルコースへと移っていく。日陰山自体は標高500mと低山だが、グラベル(未舗装路)をメインとしてややハードな道になっていく。もちろんMTB初心者に対してはツアーリーダーからグラベルでの安全な上り方や下り方、そして決して急がなくていいなどのレクチャーがあり、都度見まもってくれるので安心だ。

ふだんなかなか入っていけない、自然のなかを冒険的に走れるのが本ツアーの魅力だ
日影山頂上付近の絶景! 大きなタイム差なく、みんなで上り切れた!

そのまま乗っていく? それとも歩く? MTBの楽しさを体感

MTBのしっかりとしたダウンヒルは初めてというアヤさん。ちょっとビビりながらも安全に下りをこなす

頂上でひといき入れたらコースも終盤。ダウンヒル区間へと入っていく。初体験の下りも無理はせず、安全にこなしていく。荒れた急坂は一度止まって確認、検討し、乗車したままか降りて押し歩きかを選択するなど、ロード乗りにとっては新鮮な体験もたくさん。「サイクリスト」としてひとつレベルアップしたような気分だ!

快調にサイクリングを楽しむアヤさん。後ろに見えるのは、しいたけの原木栽培
立派なしいたけが収穫されていた。とれたての実物を見ることはじつはなかなかないかも?
「ここは押し歩きでいきましょう」とリーダー。ときに慎重に行動することも大事!

こうして無事にツアー1日目は終了。アヤさんは「eMTBでこんなに長く走ることはなかったので、じつはけっこう緊張しました。思っていたよりも大変な17kmだったけど、すごく楽しかったです!」と満足げだった。そしてアヤさんとのライドはこの1日目で終了!

2日目はよりディープ&ハードなeMTBツアーへ

案内してくれたのは倉原卓也さん(左)。右は筆者

ツアー2日目は、国重要文化財で天城のランドマークである旧天城トンネルと河津町から松崎町へ抜ける峠・大鍋越へ向かう23kmコースを走行予定だったが、あいにくの悪天候。そこで当日は一部区間のみ走行するとともに、その様子を今回はダイジェストとして紹介していこう。

御覧の通り、上りと下りしかない23km。旧赤城トンネルを抜けるダイナミックなコース

勾配もグラベルもなんのその。国の重要文化財「天城峠」へクライム

2日目は旧天城トンネル越えのルートへ。もちろんeMTBで! クルマもごくまれに通ることがあるので注意
トラックに踏み鳴らされたシングルトラックを上っていく。1日目よりも上りも下りも距離的には長いが、こちらのほうが速さが出せる未舗装路な印象だ
天城峠はあの「伊豆の踊子」の舞台のひとつ。川端康成の石碑が建てられていた
これが重要文化財の旧天城トンネル。歴史や文化、建築の面から見ても価値のあるトンネルだ

河津町から松崎町をつなぐ峠・大鍋越はよりハードなグラベル

大鍋越えの上りはなかなかハードな印象。まさにアドベンチャーライドだ!
大鍋越えの頂上。相棒となったレンタルバイクは「メリダ・eワンシックスティ9000」
濡れた未舗装路や落ち葉も、eMTBの太いタイヤなら走れる!でも少しレベルは高めかも

ライド終盤は松崎町の「山の家」でひとっ風呂!

大鍋越えのダウンヒルを終えた先にある松崎町の「大澤温泉 野天風呂 山の家」https://notenburo.jp/
川沿いにたたずむ山の家。秘湯を思わせる雰囲気がたまらない
野天風呂。硫酸塩泉で弱アルカリ性の湯が、疲れた体に心地よく染み渡る

ITJベース修善寺を拠点にアクティビティを楽しもう

修善寺の中心街にあるITJベース修善寺。1Fはカフェレストラン、2Fはダイニングスペース&宿泊施設。サイクリングツアーは要予約

これらのツアーは、拠点となるITJベース修善寺により運営されているもの。同施設は自転車やトレイルランニングの拠点や宿泊施設(ドミトリー1泊4000円〜)としても利用可能。ツアーの際、コースによっては参加者とeMTBをクルマに積載してスタート&ゴールへ向かってくれる。

伊豆や修善寺という土地、そしてアウトドアアクティビティに詳しいスタッフが、みなさんをお待ちしています!

ツアーや宿泊を事前に申し込んで利用するもよし、日帰りライドの立ち寄りとして休憩や情報収集のポイントするのもよしだ。新しく生まれた「伊豆の基地」をぜひ訪ねてみよう!

修善寺エリアに来たならば、「ITJベース修善寺」で一服していこう

問:ITJ BASE Shuzenji
https://itjbase-shuzenji.com/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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