東京オリンピックで使われたTTコースも走る「ツアー・オブ・ジャパン」富士山ステージ
Bicycle Club編集部
- 2022年05月18日
東京2020のロードレースコースを一部使った国内ステージレースの最高峰であるツアー・オブ・ジャパンが5月19日(木)から22日(日)にかけて開催される。
本プレビューでは、すでにお伝えした第1ステージの信州飯田に続き、5月20日に開催される第2ステージ、富士山の観戦情報、そして現地での写真を交えながらコース内容をお伝えする。
▼第1ステージ「信州飯田」の詳細はこちら
東京オリンピックのレガシーでもある富士山ステージ
TOJのクイーンステージである富士山ステージが、2022年大会では第2ステージとして開催される。
コースは2021年同様、東京オリンピックの個人タイムトライアルで使用された富士スピードウェイ周辺の13.0kmの周回コースを4周し、5周目のオカムラ御殿場工場のある交差点を直進してあざみラインから富士山の5合目まで上る合計78.8kmで開催される。
このコースの特徴は何といっても最大勾配22%のあざみラインだろう。全長11.4km、平均勾配10.5%という国内でも屈指の難度を誇り、このステージで総合優勝が決まる可能性がかなり高い。
また、富士スピードウェイ周辺の周回コースもアップダウンが連続し、少しずつ選手たちの脚を削るレイアウトとなっている。
▼駐車場やシャトルバスの案内、交通規制の情報は小山町のWEBサイトを確認しよう
https://www.fuji-oyama.jp/kankoubunka_news_latest_202205111311016.html
第2ステージ 富士山
スタート予定時刻:5/20(金)10:30
ライブ映像配信URL:
https://www.youtube.com/watch?v=p8941fcoNUQ
「ツアー・オブ・ジャパン2022」参加チーム
2022年のTOJで最大のトピックは国内チームに所属する海外籍の選手たちがエントリーしていることだろう。2021年のTOJでもマトリックスパワータグのフランシスコ・マンセボやホセ・ビセンテ・トリビオ、キナンレーシングチーム(当時キナンサイクリングチーム)のトマ・ルバらが走ったが、彼らは国内に拠点をおいてレース活動を行っている海外籍の選手たちである。
一方で2022年のTOJにはベンジャミン・ダイボールをはじめとした海外を拠点に活動するチーム右京の選手やアメリカ籍のチームであるEFエデュケーション・NIPPO デヴェロップメントチームのエントリーがすでに発表されている。
海外での活動を中心にする選手たちの参戦がレースをどのように変化させるのか楽しみだ。
UCIコンチネンタル
宇都宮ブリッツェン
EFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチーム
愛三工業レーシングチーム
キナンサイクリングチーム
那須ブラ―ゼン
チーム右京
マトリックスパワータグ
シマノレーシングチーム
チームブリヂストンサイクリング
ヴィクトワール広島
ナショナルチーム
日本ナショナルチーム
クラブチーム
弱虫ペダルサイクリングチーム
スパークルおおいた
チームユーラシア・iRCタイヤ
学連チーム
日本大学 自転車部
京都産業大学 体育会自転車部
問:TOJ公式サイト
https://www.toj.co.jp
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