
【速報】ツアー・オブ・ジャパン富士山はチーム右京が1・2フィニッシュ、ダイボールが勝利

Bicycle Club編集部
- 2022年05月20日
5/19(木)から開催されているツアー・オブ・ジャパン(TOJ)の2日目として、5/20(金)はTOJのクイーンステージである富士山ステージが行われた。初日ワンツーフィニッシュをきめたチーム右京がワン・ツーフィニッシュを決め、今日はベンジャミン・ダイボールが勝利し、昨日ステージと総合で1位となったネイサン・アールが2位となり勝利を分けあった。
東京オリンピックのTTコースを4周するスタートループ
東京オリンピックでメイン会場となった富士スピードウェイからはじまったレース。その周回を4周回するが、その1周目から7人の選手が抜け出すと、周回コースを4周する間逃げ続け、中間スプリントポイントを獲得していく。
逃げメンバーは以下のとおり。
・山本元喜(キナンレーシングチーム)
・渡邉 歩(愛三工業レーシングチーム)
・安原大貴(マトリックスパワータグ)
・久保田悠介(ヴィクトワール広島)
・寺田吉騎(日本ナショナルチーム)
・孫崎大樹(スパークルおおいた)
・小村悠樹(チームユーラシア・iRCタイヤ)
一方、メイン集団は総合3位の増田成幸擁する宇都宮ブリッツェンがコントールし、阿部嵩之が先頭を引き続けタイム差を2分10秒前後の一定に保つ。
周回コースを抜けて、あざみラインへ続く市街地では、あざみラインの入り口でエースを前に入れるための位置取り争いがメイン集団内で繰り広げられる。
一方逃げ集団ではあざみライン入り口で山本のアタックをきっかけに山本と安原が抜け出す。
あざみラインでレースは振り出しに戻り、先頭は7人に絞られる
メイン集団はキナンレーシングチームやチーム右京が固め、あざみラインの序盤で20名程度まで絞られると、残り7kmを過ぎたあたりで7名にまで絞られる。
残り6km地点前でリーダーの証であるグリーンジャージ着用するネイサン・アールと、繰り下がりでブルージャージを着用するベンジャミン・ダイボール(ともにチーム右京)が抜け出すと、トマ・ルバ(キナンレーシングチーム)が単独で追走し、4番手で増田が追走する。
先頭2名はダイボールが積極的にペースを作り、残り5km地点で先頭2名とルバまで約20秒の差をつけ、残り2.5kmで先頭2名とルバまで45秒にまでタイム差が広がった。そして、総合首位のアールとダイボールは揃ってフィニッシュし、ダイボールが勝利を決めた。いっぽう、3番手はトマ、最後に小林海(マトリックスパワータグ)が増田に追いつき4位でフィニッシュした。
総合1位は引き続きアールが維持し、引き続き明日の相模原ステージをリーダージャージを着て走る。
リザルト 第2ステージ
1 ベンジャミン・ダイボール チーム右京 2:33’18”
2 ネイサン・アール チーム右京 +0″
3 トマ・ルバ キナンレーシングチーム +55″
4 小林 海 マトリックスパワータグ +1:35
5 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +2’04”
6 山本大喜 キナンレーシングチーム +3’22”
7 宮崎泰史 宇都宮ブリッツェン +3’29”
8 石橋 学 チーム右京 +3’42”
9 ⼩石祐馬 チーム右 +4’13”
10 フランシスコ・マンセボ・ペレス マトリックスパワータグ +4’51”
リザルト 総合成績
1 ネイサン・アール チーム右京 5:37’33”
2 ベンジャミン・ダイボール チーム右京 +0’07”
3 トマ・ルバ キナンレーシングチーム +1’36”
4 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +2’41”
5 小林 海 マトリックスパワータグ +3’11”
6 山本大喜 キナンレーシングチーム +4’50”
7 宮崎泰史 宇都宮ブリッツェン +4’57”
8 ⼩石祐馬 チーム右 +5’41”
9 石橋 学 チーム右京 +6’02”
10 フランシスコ・マンセボ・ペレス マトリックスパワータグ +6’19”
▼第3ステージ「相模原」の詳細はこちら
今年のTOJはYouTubeによるオンラインでの配信もある。ぜひ公式WEBサイトもチェックしよう。
問:TOJ公式サイト
https://www.toj.co.jp
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