フレームコーティングで白いモヤのようなキズが消える!?|走りを変える洗車術
Bicycle Club編集部
- 2022年06月20日
あなたのバイクの走りを変えるもっともカンタンな方法は「洗車」だった! 洗車のプロである須田晋太郎さんに、自宅でも簡単にできる「フレームコーティング」を教えてもらった。汚れやすいサドルの洗浄方法も必見だ。
▼洗車おすすめケミカルの記事はコチラから。
専用のコーティング剤でフレームコーティング
コーティング&ツヤ出しのバイシクルクイックグロウを使用してフレームやフォークを磨く。ツヤ出し用の粒子が「フレームの小さなキズのなかに埋まっている、さらに微細な汚れ」をとってくれる。
実際磨いたあとはタオルがわずかに汚れている。
コーティング剤は白いモヤのようなキズに効果がある。もしくは白フレームのキズ内部の黒い汚れなどにも効果を発揮するだろう。
ワイヤーとフレームがこすれる部分などは、とくに顕著だ。こんな汚れがないか、自分の愛車を見直そう。
使用ケミカル
【コーティング剤】バイシクルクイックグロウ
洗浄後にフレームやフォークのコーティング、ツヤ出しを行うためのものだが、じつは微細な汚れを取り除く効果ももつ。
汚れやすいパーツも定期的な洗浄できれいに!
革張りサドルのクリーニング
革張りサドルには、専用オリジナルのレザークリンとレザートリートメントが推奨される。適度に油分を保つ必要があるので、ふつうの洗剤だとよくない。
通常のサドルならバイククリン(中性洗剤)で大丈夫だ。ブラシは使わず、スポンジとタオルで仕上げよう。ある程度の汚れは落ちるが、長年たまった黒ずみなどはさすがに難しいかも。
バーテープは交換がベスト
バーテープは中性洗剤で洗えば一応きれいにはなるが、バーテープ自体の寿命を縮めるのが難点。サービス時、須田さんはあえて手を出さない。「汚れが目立ってきたら交換をお勧めします」。
教えてくれた人
須田晋太郎さん
ウォークライド シクロアカデミア、 日本スポーツ協会 公認自転車競技コーチ。10代のころから自転車競技に取り組み、実業団トップカテゴリーで活動後、トレーナーとして国内チームに帯同。現在、プロコーチとして幅広い層のサイクリストのコンディショニングやフィッティングサービスを行いながら、大磯クリテリウムや箱根ヒルクライムなど人気イベントも主催する。
全国に拡大中「センシャバイシクル」
スポーツバイクはもちろん、ママチャリ、キッズバイク、車いすなどの洗車はおまかせ! あなたの愛車をプロがピカピカに洗い上げてくれる自転車洗車専門店だ。2022年6月には東京・八丁堀に「SENSHA Bicycle 東京中央店」もオープン!
https://sensha-bicycle.com
※この記事はBiCYCLE CLUB[2021年1月号 No.431]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- TEXT:浜田幸紀(編集部) PHOTO:宮田幸司
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。