女性版ツール・ド・フランスを祝う「ラファ×パレスコレクション」にキャノンデールの限定カラー

Bicycle Club編集部

2022年06月29日

『ツール・ド・フランスファム』開催を祝う限定カラーのチームバイクがキャノンデールから登場する。これは30年以上という長きにわたって開催が見送られてきた女性版ツール・ド・フランスが復活を祝福するためもので、「ラファとパレススケートボード」が再びタッグを組み、EFエデュケーション・イージーポストとEFエデュケーション・TIBCO・SVBのためにスイッチアウトデザインのジャージを用意する。キャノンデールはスポンサーを務めるこの2チームのために大胆な変化を象徴する大胆なデザインを用意する。

女性版の『ツール・ド・フランスファム』の復活を祝う

2022年、女性版の『ツール・ド・フランスファム』が復活する。

ツール・ド・フランスは7月24日に終着地パリにたどり着いてからも動き続ける。というのも男子選手がパリに到着すると同時に女子選手がパリを出発するからだ。世界最高峰のロードレースにおける男女の歪みがようやく解消される。

世界中のロードレースファンは、女性サイクリストたちによるマイヨジョーヌ争いに釘付けになるだろう。

今回、ツールファムの復活を祝福するために、EFエデュケーション・イージーポストとEFエデュケーション・TIBCO・SVBはそれぞれ特別なコレクションをまとってツール・ド・フランスを走ることになる。ラファとパレススケートボード、キャノンデールのコラボレーションにより、スイッチアウトデザインのジャージキットとチームバイクが誕生。

誰もが振り返るような奇抜なデザインのウエアを着た２チームが、真夏のフランスを駆け抜けることになる。

男女平等を目指し、各社からスペシャルスイッチアウトデザイン登場

今回特別なデザインをまとうのはラファのジャージキットとキャノンデールのチームバイクだけではない。EFエデュケーション・イージーポストとEFエデュケーション・TIBCO・SVBはチームのパートナー会社も多くの特別なアクセサリーを用意。いずれも女性版ツールの復活を高らかに祝福し、これまで女性サイクリング界が抱えていた不平等さに光を当てるものだという。

女性サイクリストの偉業を讃える大胆なスイッチアウトデザインには、さまざまな意味が込められていまる。これまで女性サイクリストたちは、男性と同様のハイレベルなレースを繰り広げながらも、十分なメディア露出や見合った報酬に恵まれることはほとんどなかったといえる。

今回の動きは、男女ともにスポーツ選手としてのキャリアを積み、英雄を生み、賞金を得て、ファンを魅了する『平等』への大きな一歩だとしている。ツールファムの開催は自転車界のみならずスポーツ界全体に大きな影響を及ぼすもので、ツールでEFエデュケーション・イージーポストの男子選手たちが同じデザインのジャージキットを着用することも、女性サイクリング界に大きな意味を持つ。

ツールファムの開催期間はツール最終日からちょうど１週間。つまり合計4週間にわたって、私たちは2つのツールを楽しめる。パレスらしさが詰まったスイッチアウトデザインに注目しながら、女性サイクリングの新時代を楽しもう。