ツールでフルームも着用、環境に配慮した新作シューズ「DZero」|SIDI
Bicycle Club編集部
- 2022年07月15日
「SIDI(シディ)」から新製品が登場。フラグシップモデルのSHOT 2をベースに環境への負荷を最小限に抑えることを目標に作られた「DZero」がラインアップに加わった。以下、プレスリリースより。
サスティナブルな社会の実現を目指す特別モデル
DZeroは、フラグシップモデルのSHOT 2をベースに、アッパーにリサイクル素材のBioVegマイクロファイバーを使用するなど、環境への負荷を最小限に抑えることを目標に作られました。そしてデザインは、ブランドの創設者ディーノ・シゴノーリ氏にインスパイアされており、これまでのシディの伝統を重んじながら、サスティナブルな社会の実現へと取り組む特別なモデルが誕生しました。
ブランドの創設者であるディーノ・シゴノーリ氏が立ち上げたSIDIは、60年にわたりサイクリング界の発展に尽力してきました。ディーノ氏はシューズの開発に熱心に取り組み、今でも研究、開発をおこっています。そして常に品質の向上を目指し、創業からのMade in Italyであることに誇りを持っています。そんなディーノ氏の精神を反映したのがDZeroのデザインです。
DZero
発売日:2023年2月予定
価格:未定
サイズ:38~48
カラー:1色
特別なBioVegマイクロファイバー
今回、アッパーに用いられるのは「BioVegマイクロファイバー」と言われる特別な素材です。リサイクル原料から作られた素材を使用することで、環境への負荷を最小限に抑えました。またアッパー以外にも、自然由来で生分解性のコーティング。インソールには原料の95%がリサイクル素材でできているPU(合成皮革)や、化学的な素材の使用を抑えるために綿を採用しました。加工には産業廃棄物を処理する際に用いられていた機械を利用し、パッケージにもFSC認証紙や植物由来のベジタブルインクを使用することで可能な限り環境への負荷を考慮しています。
DZeroは、人間・社会・地球環境の持続可能な発展を目指し100%リサイクル可能なシューズです。
デザイン
サイクリングシューズに強い情熱を持つディーノ氏ですが、人柄はチャーミングでアスリートやスタッフによく冗談めかした言葉をかけているのを耳にします。しかし、その言葉はSIDIの哲学や、技術革新のルーツにつながるもので、アスリートやスタッフに深く響いてきました。DZeroにはそれらのフレーズをデザインとして落とし込みました。
SIDIの哲学や環境への負荷を考慮した新しいシューズですが、サイクリングシューズとしての性能は確かなものです。DZeroは、現在開催中のツール・ド・フランスにおいて、クリス・フルーム選手(イスラエル・プレミアテック)やアルベルト・ベッティオル選手(EFエデュケーション・イージーポスト)らが着用していますが、基本設計はフラグシップモデル「SHOT 2」と同じもので、世界で活躍するトッププロ選手にも選ばれています。
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Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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