シヴァコフが勝利、新城のチームメイトブイトラゴは8位、ヴエルタ・ア・ブルゴス|ユキヤ通信
Bicycle Club編集部
- 2022年08月07日
新城幸也が(バーレーン・ヴィクトリアス)8月2日(火)から参戦しているスペイン・カスティーリャ・イ・レオン州ブルゴス県で行われる5日間のステージレース『Vuelta a Burgos ヴエルタ・ア・ブルゴス』。その最終日第5ステージでステージ3位となったパヴェル・シヴァコフ(イネオス・グレナディアーズ、フランス)が総合優勝を決めた。
第5ステージでブイトラゴが遅れステージ12位、総合8位に終わる
第5ステージは序盤、中盤、終盤に設定された3級山岳とフィニッシュまで残り11km地点から始まる超級山岳の山頂でフィニッシュを迎える170km。
最終日ということもあり、新城が所属するバーレーン・ヴィクトリアスをはじめとする逆転を狙うチームの激しい動きで序盤からハイスピードでレース進む中、106kmの3級山岳をきっかけに、集団は逃げを容認。
集団はリーダーチーム(イネオス・グレナディアーズ)のコントロールにより落ち着きを取り戻し、最後の山岳決戦に向け、総合争いに関わるエースクライマーを擁するチームもこのコントロールに加わった。
バーレーン・ヴィクトリアスはこの時点で総合2位につけていたサンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア)を温存させながらも、山岳に入る手前からジワジワと新城らがポジションを上げ、ブイトラゴを集団前方に引き上げ、最終決戦の山岳を迎えた。
フィニッシュまで残り4kmから再びクライマーたちの激しいアタック合戦が始まり、ブイトラゴは激しい揺さぶりについていけず脱落。トップから50秒遅れの12位でフィニッシュし総合8位と順位を下げてしまった。新城は総合88位で無事にレースを終えている。
新城幸也のコメント
『残念ながら、総合順位を落とす結果となってしまった。総合争いに関わるジノ(メイダー)が逃げに乗ったことで、逃げグループをメイン集団のリーダーチームが追いかける展開となり、序盤はハイペースで進んだ。チームとしてはジノが逃げに乗ってくれることで、リーダーチームにプレッシャーを与える目的だったのだが、失敗に終わり、残すチャンスは最後の上りフィニッシュ。サンティアゴは最後まで粘ったが、昨年のような逆転総合優勝とはならなかった。しかし、リーダージャージを2日間着用し、ステージ優勝2回はチームとして成功だったと思う。自分自身も集団牽引や、集団での位置取りと、コンディションよく走れたのでよかった』
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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