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いまさら聞けないクリートセッティングの基本! フィッティング業界のスタンダードとは?

多くのサイクリストが抱えるヒザの痛みも、ペダリングパワーの効率的な伝達も、すべてはライダーとバイクの接点である足のフィッティングがカギを握る。今回の記事では、サンメリット BIKE FIT スタジオの伏見真希門さんに、失敗しないクリート一セッティングの基本を教わった。

パワー伝達効率を向上させるクリートセッティングとは?

今回の記事ではクリート位置の調整方法を紹介しよう。クリートの取り付け位置については、足からペダルにパワーをもっとも伝えられる位置に固定するのがセオリー。以前は母趾球の真下にペダル軸が来る位置が推奨されていたが、今は母趾球と小趾球を結んだラインの中央にクリートを取り付けるのがフィッティング業界でもスタンダードになっている。つまり、母趾球よりもやや後方に取り付けることになる。

クリートの取り付け位置は、シマノクリートの場合前後に11mm、左右に5mmの調整幅を持つ。シマノのRC9シューズなど、ソール側にクリートナットがある場合の前後の調整範囲は22mmに拡張できる。まずは、基本となるニュートラルセッティングの方法をチェック1〜5の順に行おう。ペダリングのパワー伝達効率が高い位置にクリートを調整可能だ。

基本はニュートラルセッティング

母趾球と小趾球の位置をつかむ

まずはシューズを脱いだ状態で、母趾球と小趾球の位置を指で触って確かめる。

シューズの上から再度チェック

シューズを履いて、シューズの上から同じように母趾球と小趾球の位置を確かめる。

シールを貼りマーキング

母趾球と小趾球の位置にシールを貼って目印をつける。なるべくアウトソール寄りの下側に貼る。

印を結ぶラインを確認

シューズを裏返して、それぞれのシールの位置を結ぶラインを確認する。

斜めラインと横ラインの交差点を探ろう

母趾球よりやや後方になる

マークの中央に合わせて取り付ける!

母趾球と小趾球を結ぶ斜めのラインを確認したら、その中心にクリートを取り付ける。このとき、クリートの両側面にあるマークどうしを結ぶ横ラインとの交差ポイントに合わせる。シマノやルックのクリートにはマーキングがある。

クリートは消耗したら交換

クリートは消耗品なので、先端のツメがなくなるほど消耗するまで使い続けることは避けたい。走行中に思わず外れてしまうリスクがあるだけでなく、クリートが大きく削られると、ペダルとの接触面が不安定になり、足の痛みを誘発する原因にもなる。シマノであればクリートのカラーラバーが削れたタイミングで交換したい。

フロート角は好み!

シマノに限らず、メーカーごとにフローティング機構が備わっている。フロート角度が大きいものから完全固定のタイプまであるが、フィッティング業界では、ストライクゾーンの広いフロート角があるもの(シマノであれば黄色)をオススメしている。

養生してからマーキング

クリート調整の前に、現在の位置がわからなくならないように印をつけておくとよい。このとき、直接アウトソールに油性マーカーなどでラインを引いてもいいが、汚したくない場合はテープで養生をしてから行うことをオススメする。また、全周マーキングしなくても固定位置の3点に印をつけておけば位置はわかる。

教えてくれた人

サンメリット BIKE FIT スタジオ
伏見真希門さん

カナダ留学中に海外のサイクリングシーンに触れるなかで、フィッティングについて興味を持ち、フィッティングの祖として知られるポール・スウィフトが提唱する「バイクフィット」を学ぶ。2010年頃から国内のフィッティングサービスの普及に尽力。現在、バイクフィットやスペシャライズドが提唱するリトゥールフィットを駆使してチームからパーソナルまで幅広くサービスを提供する。
https://bikefitting.jp

※この記事はBiCYCLE CLUB[2021年5月号 No.433]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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