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ゼロから聞きたいマウンテンバイクの基礎【ライド編】|自転車で山遊びQ&A

もし「まったくの初心者」が自転車で山遊びをしようとしたら、どんな疑問や質問がでるのだろうか? 山遊びにおいてガチの初心者であるMikuさんが、ベテランショップ店長に聞いてみた!
機材の準備が整ったらいよいよ走りに行こう! 初心者が知るべきMTBのルールやマナー、安全に楽しむための方法をチェック!

実際に走りに行くうえで気になることをチェックしよう

本当の初心者はどこに行けばいいの?
マイバイクがない人でも楽しめる場所とは?

初心者はまずMTBパークへ行きましょう! コース・施設使用料を払うことで安全にMTBを楽しめる場所がMTBパークです。多くのパークではレンタルバイクの用意もあり、マイバイクがない初心者も楽しめます。コースも初級者、中級者、上級者とレベル分けされ整備されています。マシントラブルや万が一のケガへの対策・対応もスムーズです。
安全が一番大切ですので、MTBを購入して未経験者(あるいは未熟な初心者)のまま自然の里山へ行くのは厳禁です。危険なだけではなく、自転車の走行が禁止されている場合や自治体や地元民でルールが引かれている場合もあります。住民や地権者に迷惑をかけないよう、自分の知識や技術に見合った場所を事前によく調べてから向かいましょう。

MTB初心者がケガしないためには何をすればいいの?

MTBでの山遊びでは、何も知らないままフィールドに出るとケガに至る可能性が高まります。まずは安全なフィールドで正しい基礎を経験者に習うことが大事です。MTBを楽しめるパークやフィールドでは、初心者向けのスクールを設けていたり、初期講習を義務付けているところもあるのでぜひ受講しましょう。私自身の経験では、ロードバイカーさんほど基礎的な部分で今までの意識との違いに驚かれるケースが多々あります。自分自身の安全のためにも、まずは基本の乗り方を習うことから始めましょう。

MTBでの安全なブレーキングとは?

レバー形状にもよりますが「人差し指と中指の2本」もしくは「人差し指1本」で引きます。3本指以上でレバーを引くことはお勧めしません。MTBは油圧式ディスクブレーキが採用され制動力が高く、1〜2本の指で軽く引くだけで十分スピードをコントロールできます。反射的に強くブレーキをかけ過ぎないためにも有効です。ハンドルグリップには親指、薬指、小指を残し、振動でハンドルバーから手が外れないように。また車体の動きに追従しつつバランスをとるために少しヒジを開き気味に。

いい例

悪い例

初心者にまず覚えてほしいテクニックとは?

まず初心者にはぜひ覚えてほしい基本ポジションは左右のペダルを地面と水平にしてペダルに立つ「スタンディングフォーム」です。そしてそこからリラックスしてカカトを下げていきます。アキレス腱が伸びるイメージですね。
自然に腰が後ろへ引っ張られますので、そのまま後ろに倒れないように上半身を前傾。ハンドルに加重しても、腰を後ろに引いていないリラックスした重心位置が「ニュートラルポジション」の入口です。Mikuさんは最初このポジショニングにやや苦労されていましたが、このニュートラルポジションはMTBでは習得必須といえるでしょう。

いい例

悪い例

パーク内や山でも押し歩きしてもいい?

もちろんです。山のフィールドにはバイクを降りて押し歩きしなければ危険な区間や乗車禁止の部分も多く存在します。またロードバイクやクロスバイクだと、坂で足をつかずに頑張って上り切ることがベストと思われている部分もありますが、MTBではスキル以上の無理は厳禁です。コース上で少しでも恐怖感を覚えたら、まず安全にバイクから降りて確認。予期せぬケガの予防につながります。機材編で触れましたが、ビンディングシューズでなく、足つき性に不安がないフラットシューズが安全で便利です。濡れた岩場や倒木の上などでも滑りにくくなるので歩きやすくなります。

パークには一人で行ってもいい?
ほかにどんな人が遊んでいるの?

複数人で行くのも楽しいですが一人で行ってももちろん大丈夫。パークには管理者が常駐しているので、わからないことがあれば頼りましょう。また、上手なライダーとコミュニケーションをとって、その走り方を見せてもらうのもお勧めです。みんな最初はビギナーですから。最近はキッズライダーも多くいます。フィールドでは挨拶や目配りを行い、コース走行時の安全を確認しあいましょう。ひとつのコースやセクションを占領するような行為はNG。パークに限らず、MTBのフィールドはみんなものです。

ロード用やカジュアルウェアでもいいの?
服装で気を付けることは?

動きやすく、汚れてもいい吸汗速乾系のカジュアルウェアでも大丈夫です。ケガ予防のために装着してもらいたいプロテクターは、フィールドでのレンタルを利用するのもいいでしょう。肌の露出を抑えればより安全。理想は転倒時に破れにくく動きやすい専用ウェアと、ずれにくく遊び方に合ったプロテクターの装着。そして必ず着替えを持ってきましょう。汚れたウェアのまま、車内やコーヒーショップなどに入るのはよくないです。

MTBは転んだら傷つきやすい?

「自転車で山遊び」というと転びやすい、障害物にぶつかりやすい、だからすぐ壊れてしまうのでは?といったイメージからか、そういったご相談を数多く受けます。まずMTBパーツは各カテゴリーに合わせ頑丈に作られています。外的衝撃に対してはカーボンフレームもロードバイクより頑丈です。運悪く鋭利な岩などに叩きつけられたこと以外で「大きく破損した」ということは、あまり聞いたことはないです。ハンドルバーの端、ダウンチューブの下、サドルのサイドなどの傷付きやすい箇所にはあらかじめ耐久力が高くなる工夫やガード類が施されています。

 

東京近郊だとパークはどこにある?

関東近郊では、大自然を感じられる富士見パノラマリゾート(長野)がメジャーです。また小田原にあるフォレストバイク(神奈川)、霞ケ浦のかすみがうらドッグ&MTBパーク(茨城)、成田空港近くのスカイライドMTBパーク(千葉)など、東京近郊にも豊富にあります。近年はMTB愛好者や地方自治体の協力もあってさらに数が増えています。お住いの都道府県で検索してみてください。じつはすぐ近くにあるかもしれません。

MTBに付いた汚れはどう洗車するの?

自然のなかで遊ぶ限り、土や泥などの汚れは必ず付きます。そのまま時間を置くと泥などが固まってしまうので、山遊びをした後は都度洗うのが望ましいです。多くのパークには無料のバイクの洗い場があり、ホースを使って水洗いできるのが一般的です。マイバイク持参の人は利用しましょう。MTBライドとその後の洗浄はセットとし、家に帰ってからチェーンやパーツへの注油を行いましょう。

改めて聞きたい!
清さんの思うMTBの魅力とは?

「土の上で遊べるアクティビティ」として非常にクリエイティブな点。その日の気候や路面の状態、難しいセクションへの挑戦……、さまざまな要素を自分のスキルを使って組み立てて走る楽しみは、まさに病みつきです。それまで舗装路だけを走ってきた人にとっては「まだ見ぬ先がある」ことを知れる機会にもなります。またMTBはさまざまなライディングスキルを組み合わせて走らせます。ロードバイクでもきっとそのスキルが役立つはず。MTBをきっかけにして、安全なライドにつなげてもらうのが私の理想です。

クルマは必須?
旅好き=MTB乗り?

MTBでの山遊びにクルマは必須かもしれません。マイバイクをフィールドへ運ぶのにはやはり便利。ミニバンタイプの車内に積み込むか、キャリアを装着し車外に載せるスタイルが多いです。日本各地のフィールドへのロングドライブでは、その土地の土や地形だけではなく食事や温泉、交流など地産地消な楽しみがたくさん。「旅好き」や「ドライブ好き」なら非常に親和性があると思います。

先生&生徒役はこの人!

GROVE宮前平
清 一博さん

マウンテンバイク、ロードバイク両方を得意とするスポーツバイクショップの店長。各週末には各種ビギナーレッスンを行うなど、ハード面からもソフト面からもサービスを提供している。
https://grove-miyamaedaira.com/

インスタグラマー Mikuさん

フルタイムワーカーの女性ロードバイク乗りとして人気のインスタグラマー、Mikuさん。ロード以外のスポーツバイク経験はゼロ! 今回生まれて初めて本格マウンテンバイクに乗った。
@miku_road_bike

※この記事はBiCYCLE CLUB[2022年7月号 No.444]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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