KICKRスマートトレーナーが進化、Wi-Fi接続対応でよりシームレスなつながりを実現｜Wahoo

Bicycle Club編集部

2022年09月13日

Wahoo（ワフー）が最新のKICKR（キッカー）とKICKR BIKE（キッカーバイク）を発表した。両機種とも、Wi-Fi接続をはじめとする機能を強化。Wahooエコシステム全体でよりシームレスでつながりのあるユーザー体験を実現した。以下、プレスリリースより。

接続機能が向上！　インドアトレーニングの質を最大限に引き上げる

新しいKICKRとKICKR BIKEにWi-Fi接続が追加されたことで、ライダーはより良い接続と大幅に進化したライド体験を得ることができ、スマートフォン、タブレットPC、その他の電子機器との接続機能が向上します。BluetoothやANT+チップなどのさまざまなハードウェアレイヤーに依存することなく、Wi-Fiはドロップアウトの問題も解決しています。ライダーは、ワークアウトの間、常に接続状態を維持することができます。
Wi-Fiは、BluetoothやANT+と比較してデータ転送速度が大幅に向上しています。これにより、画面上のステータスが従来よりも65％以上速く表示され、ワークアウトをよりシームレスに、eRacingをより正確に行うことができます。Wi-Fiの導入により、Wahooの有名なカスタマーサポートチームによるリアルタイムのトラブルシューティングや、自動ファームウェアアップデートも提供されます。

これはWahooの旅における重要なマイルストーンであり、2012年に発売されたオリジナルのKICKRの10周年にあたります。KICKRは、室内でライドするための新しい方法というシンプルなアイデアから始まり、室内トレーニング革命に火を付けました。

その革命は、ゲームチェンジャーとなる最初の発売から10年経った今日、世界で最も完全なインドアトレーニングエコシステムという形で、さらに加速していきます。WahooのKICKR製品群の継続的な開発は、同社の継続的な改善への意欲を浮き彫りにしています。

2022年4月のRGT Cyclingの買収に続いて、Wahoo初のストリーミングサービスWahoo Xを発表し、インドアとアウトドアのトレーニングをよりつなげたエコシステムを構築し、アスリートが目標に向かって成功するために必要なツールを提供しています。

マイク・サターニアコメント
（Wahoo CEO）

当社のチームは、最先端のKICKR製品に新しい機能や性能を追加するために常に努力しています。Wahooが、スマートトレーナーやバイクにWi-Fiを導入する最初の主要ブランドとして、このカテゴリーのイノベーションをリードし続けることに興奮しています。
我々は市場で最も革新的なコネクテッドフィットネスエコシステムを構築しており、これらの新しいWi-Fi対応製品は重要な役割を担っています。

クリス・フィッシャーコメント
（Wahooサブスクリプションサービス担当チーフコマーシャルオフィサー）

このサービスの中で、Wahoo RGTは他のライダーとのトレーニングを可能にし、SYSTMはスポーツ科学に基づいたワークアウトとトレーニングプランを提供します。Wi-Fiを備えたこれらの新しいKICKRデバイスを追加することで、より統一されたコネクテッドフィットネス体験が実現し、アスリートはより多くの時間をライディングに費やし、接続設定に費やす時間を短縮することができます。