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3年ぶり開催のジャパンカップに新城、中根が凱旋。フルサン、ウッズ、マルタンらビッグネームの名も

開催まで1カ月に迫ったジャパンカップ サイクルロードレースの記者発表が914日に都内で行われ、海外チームの出場予定選手が明らかに。新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)の日本チャンピオンジャージによる凱旋、中根英登(EFエデュケーション・イージーポスト)の帰国参戦など楽しみな話題がそろった。また、8の日本籍チームの出場が決まった。アジア最大のワンデーレースは、いよいよ開催へ向けて加速度を増していく。

前回以上のイベントを目指す

記者発表には、開催地・宇都宮市の佐藤栄一市長のほか、小野口裕朗・日本自転車競技連盟(JCF)副会長、トークゲストとして栗村 修さんと廣瀬佳正さんが出席。佐藤市長からは「3年ぶりの開催となるが、そのときと変わらない、いやそれ以上の大会を目指したい」と高らかに宣言すると、小野口副会長からも「競技主管として恥じないレース運営をしていきたい」と所信表明があった。

佐藤栄一・宇都宮市長 Photo: Syunsuke FUKUMITSU

新型コロナ禍における開催にあって、大会は「個人での感染症対策の徹底」「大声での応援を控える」「選手への接触、声掛けを控える」と大きく3つの感染対策を打ち出した。クリテリウム、そしてメインのロードレースともに、この3項目をベースに運営がなされる。

栗村 修さんと廣瀬佳正さんが登壇しレースを展望する Photo: Syunsuke FUKUMITSU

各チームのメンバーからうかがえる“本気度”

この記者発表の目玉は、もちろん出場チーム・選手が明かされる点だ。これまで以上にビッグネームが勢ぞろいする大会となりそうだ。

既報のとおり、海外からの参加チームは8つ。このうちの6つが最高位のUCIワールドチームだ。

トレック・セガフレードは、今年のジロでステージ優勝したジュリオ・チッコーネ(イタリア)と同じくマリアローザを10日間着用したフアン・ロペス(スペイン)が参加の見込み。前回大会のクリテリウムを勝ったエドワード・トゥーンス(ベルギー)は2連覇をかけて来日。ロードレース優勝のバウケ・モレマ(オランダ)は現時点ではメンバー外となっている。

ジュリオ・チッコーネ ©️ RCS Sport

バーレーン・ヴィクトリアスは、われらが新城幸也の参戦がほぼ確定と言って良さそうだ。記者発表会にビデオメッセージを寄せ、「3年ぶりのジャパンカップにチームとして参戦できることが楽しみ。日本チャンピオンジャージで走れることが本当にうれしい」とコメントした。

新城幸也の凱旋出場に期待が高まる Photo: Syunsuke FUKUMITSU

コフィディスは総合エースのギヨーム・マルタン(フランス)に、今年のツール・ド・フランスで山岳賞争いを演じたシモン・ゲシュケ(ドイツ)、上りに強いヴィクトル・ラフェ(フランス)とスピードのあるアクセル・ザングル(フランス)がメンバー入り。予定どおりのメンバーで本番を迎えれば、チーム力はトップクラスになるだろう。

アクセル・ザングル ©️ ARN/Gautier Demouveaux

この大会ではおなじみのEFエデュケーション・イージーポストは、中根英登のメンバー入りが予定される。さらには、先のブエルタ・ア・エスパーニャでのステージ優勝が記憶に新しいリゴベルト・ウラン(コロンビア)もメンバーに入った。

リゴベルト・ウラン ©️ Unipublic / Charly López

ベストに近い布陣で臨むことになりそうなのが、イスラエル・プレミアテックだ。ヤコブ・フルサン(デンマーク)、ユーゴ・ウル(カナダ)、マイケル・ウッズ(カナダ)とエース格3人がそろう。予定どおりであれば、優勝候補に名を連ねる。

ユーゴ・ウル ©️ A.S.O./Pauline Ballet

ロット・スーダルは、ワンデーレースでは絶対的エースとなるティム・ウェレンス(ベルギー)が出場を予定。現時点ではリザーブだが、トーマス・デヘント(ベルギー)の出場可能性があり、今後の動向が楽しみだ。

ティム・ウェレンス ©️ Mats Palinckx

参加するUCIワールドチーム6つのうち、豊富な戦力を誇るトレック・セガフレードとバーレーン・ヴィクトリアス以外は、「シーズン終了後のワールドチーム陥落危機」という共通項がある。2020年から今季までの3シーズンのUCIポイントを総計し、上位18チームが2023年からUCIワールドチームとして活動が認められ、19位以下は戦力・資金力問わず第2カテゴリーのUCIプロチームでの活動を余儀なくされる。

914日時点で、EFエデュケーション・イージーポストが16位、コフィディスが当落線上の18位、ロット・スーダルは降格圏の19位、イスラエル・プレミアテックも同じく20位に位置する。ジャパンカップで確実に上位進出し、チームランキングを上げることが求められる。トークゲストとして登壇した栗村さんは「例年以上に各チーム・選手の魂のこもったレースが見られるのではないか」と展望した。

海外チーム ライダーリスト

トレック・セガフレード

ダリオ・カタルド(イタリア)

ジュリオ・チッコーネ(イタリア)

フアン・ロペス(スペイン)

ジャコポ・モスカ(イタリア)

エドワード・トゥーンス(ベルギー)

アントワン・トールク(オランダ)

バーレーン・ヴィクトリアス

新城幸也(日本)

フェン・チュンカイ(台湾)

ヘルマン・ペルンシュタイナー(オーストリア)

ヨハン・プリースパイタースン(デンマーク)

スティーブン・ウィリアムズ(イギリス)

フィリプ・マチェユク(ポーランド)

コフィディス

ギヨーム・マルタン(フランス)

フランソワ・ビダール(フランス)

シモン・ゲシュケ(ドイツ)

ヴィクトル・ラフェ(フランス)

アクセル・ザングル(フランス)

ハリソン・ウッド(イギリス)

EFエデュケーション・イージーポスト

ジェフェルソン・セペダ(エクアドル)

ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル)

中根英登(日本)

ニールソン・ポーレス(アメリカ)

ショーン・クイン(アメリカ)

リゴベルト・ウラン(コロンビア)

イスラエル・プレミアテック

ヤコブ・フルサン(デンマーク)

オメール・ゴールドスタイン(イスラエル)

カールフレドリク・ハーゲン(ノルウェー)

ユーゴ・ウル(カナダ)

コービン・ストロング(ニュージーランド)

マイケル・ウッズ(カナダ)

ロット・スーダル

ステフ・クラス(ベルギー)

セバスティアン・グリニャール(ベルギー)

マシュー・ホームズ(イギリス)

カミル・マウェツキー(ポーランド)

マキシム・ファンヒルス(ベルギー)

ティム・ウェレンス(ベルギー)

エウスカルテル・エウスカディ

ファンホセ・ロバト(スペイン)

ゴツォン・マルティン(スペイン)

ウナイ・クアドラド(スペイン)

イバイ・アスラメンディ(スペイン)

ルイス・マテ(スペイン)

ペイオ・ゴイコエチェア(スペイン)

チーム ノボ ノルディスク

ハミッシュ・ピードル(ニュージーランド)

サム・ブランド(イギリス)

ローガン・フィッペン(アメリカ)

ペーテル・クストル(ハンガリー)

ダビ・ロサノ(スペイン)

ヨーナス・ヘンッタラ(フィンランド)

リュブリャナ・グスト・サンティック

ディラン・ホプキンス(オーストラリア)

アダム・ヨルダン(スロベニア)

ヴィクトル・ポトチュキ(クロアチア)

アンジェ・スコック(スロベニア)

ファビアン・クラル(スロベニア)

イェルネイ・ヒリバル(スロベニア)

トレンガヌ・ポリゴン・サイクリング・チーム

ジェーロン・メイヤース(オランダ)

ゴー・チュンファン(シンガポール)

ジャマル・ヒバトゥラ(インドネシア)

ムハマド・アフィーク・フスニー・オスマン(マレーシア)

イルワンディ・ラカセク(マレーシア)

ワン・アブドゥル・ラフマン・ハムダン(マレーシア)

※各チームのメンバーは9月14日現在。今後変更の可能性あり

8つの日本チームが海外勢と直接対決

海外勢を迎え撃つ日本チームも決定。UCIアジアツアーでの獲得ポイントや、JCF主管レースでの活躍、大会主催者への貢献度から7チームが選出。さらに、日本ナショナルチームが出場する。

国内チーム

チームUKYO

宇都宮ブリッツェン

キナンレーシングチーム

マトリックスパワータグ

チーム ブリヂストンサイクリング

シマノレーシングチーム

那須ブラーゼン

日本ナショナルチーム

関連イベントやグッズも発表

ファンに大好評の「ジャパンカップトレイン」や「オフィシャルバスツアー」、その他関連イベントについては、大会公式ウェブサイトをチェック。レース会場や指定施設のみで手に入る大会グッズは公式SNSにアップされている。

ジャパンカップ サイクルロードレース公式ウェブサイト

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PROFILE

福光俊介

福光俊介

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

福光俊介の記事一覧

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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