BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

エンデューロシーンに名乗りを上げたメリダのフルサスMTB!インプレ付き|MERIDA

ロードレースやクロスカントリーで華々しい戦績を挙げてきたメリダ。そんなメリダのロングトラベルのフルサスMTBラインアップは、これまでオールラウンダー的要素を前面に打ち出したモデルが主流だった。5年ぶりにフルモデルチェンジを果たしたONE SIXTYとONE FORTYのコンセプトは、ずばり「エンデューロ」。

ジオメトリーやサスペンションレイアウトのみならず、細部にいたるまでシーンが要求するスペックで仕上げた意欲作だ。2023年に向けてメリダが放ったこの2モデルを、伊豆MTBコースと周辺のトレイルで山田将輝がテスト!

モデルリリース情報はこちら

メリダ史上、最も先進的で豊富な機能を搭載したフルサスMTB「ONE-SIXTY」、「ONE-FORTY」新登場|MERIDA

メリダのフルサスMTB2モデルがフルモデルチェンジ!

手前がONE SIXTY。奥がONE FORTY。ともにフルモデルチェンジを果たした最新作だ

最新のプラットフォームでデザインされたONE SIXTYとONE FORTYの違いは、名前が表わすようにリアトラベル量だ。ONE SIXTYは最大171mmトラベル、ONE FORTYは最大151mmトラベル(いずれもリア27.5”タイヤ装着時)となっている。

ONE SIXTYはエンデューロやMTBパークでの下りをターゲットとしてフロント29、リア27.5のマレット仕様(Longサイズのみ前後29インチホイールを標準装着)。

いっぽう、より幅広いシチュエーションをカバーするONE FORTYは、前後29インチタイヤを装着。上りを意識したジオメトリーやシートポストオフセットが与えられている。なおONE SIXTYにも前後29インチホイールは装着可能だ。

ONE SIXTYのディテール紹介

フレックスステイを採用するスイングアームは左右対称となり、軽量と高剛性・スムーズなリアサスペンション動作を実現
きめ細かな減衰調整を可能にするロックショックス・スーパーデラックス・セレクトプラスを装着
車体と同時開発された、30~230mmの間で無段階調整が可能なMERIDA TEAM TR ドロッパーシートポスト
カーボンモデルには、マグネット式のボトルゲージマウントFidlockを採用している
170mmトラベルのロックショックス・ゼブ・セレクトエア。ブレーキローターは203mm径のシマノRT64
リアホイールは27.5”と29”を装着可能。サスペンションマウントやピボットは4/6mmヘックスで統一され、ライド中の増し締めも容易
リアアクスルの脱着式レバーは、4/6mm六角レンチとしても使える

ONE FORTYのディテール紹介

Sサイズでのヘッドチューブは95mm。ロ-&コンパクトなポジションを実現。ケーブル類はヘッドセットを経由してフレーム内に納められる
ロックアウト機能を備えたロックショックス・デラックス・セレクトプラス
下りで高い安定感を発揮する150mmトラベルのマルゾッキZ1エア
上りでのペダリングポジションを最適化するためONE SIXTYに対し10mmオフセットされたシートポストを採用する

両モデルのインプレッション

今回両モデルに試乗し、インプレッションを語ってもらったのは、XCエリートとしてユースオリンピック出場やアジア選入賞の経歴を持つ山田将輝さん。現在はMERIDA X BASEのスタッフとして勤務のかたわら、エンデューロやダウンヒルを楽しんでいる。身長175cm。

ONE SIXTY「下りはスムーズの一言。小柄な人も安心」

ONE SIXTY(Sサイズ)は、マレット仕様ならではのクイックなコーナリングと、低重心から来る安定したハンドリングが楽しめます。低く設計されたスタンドオーバーハイトと移動量の大きな専用ドロッパーポストの採用で、小柄な人でも安心して下ることができると思います。

また170mmトラベルのフロントサスフォークと、衝撃吸収に優れるリアサスペンションのおかげで、下りはスムーズの一言。Lサイズは前後29インチが標準ですが、カーボンフレームゆえの軽い車重(約15.3kg)とコンパクトなポジションのおかげで、取りまわしもラクですね。

ONE FORTY「大岩のドロップオフでも迷わず飛べる」

ONE FORTYはONE SIXTYよりも1度立てられたヘッドアングルとシートアングル、そして最大230mmの移動量を備えたドロッパーポストで、自然なニュートラルポジションが取れます。そのおかげで上りでのペダリングはとてもスムーズ。アップダウンを繰り返すトレイルもストレスなく走り続けられます。リアブレーキホースとシフトケーブルがヘッドまわりに集約されているので、走行中に枝が張り出してきても引っかかる心配がありません。

36mm径のマルゾッキ・ボンバーは、下りでの安定感が高く大岩のドロップオフでも迷わず飛べます。ここでもサドルを思い切り下げることができるので、自然にバイクを送り出す姿勢を取れます。標準装着タイヤはフロントがマキシス・ミニヨンDHF、リアがディセクターと、あらかじめ下りでのハンドリングを重視した組み合わせになっているのもポイントです。

SPEC

ONE-SIXTY 6000

価格:858,000円(完成車/税込)、715,000円(フレームセット/税込)
カラー:DARK PURPLE(SILVER/BLACK) | EM07
サイズ:S(41cm)、L(45cm)
※Sサイズは前輪29インチ・後輪27.5インチ、Lサイズは前後輪29インチの仕様になります

 

ONE-FORTY 6000

価格:814,000円(完成車/税込)、682,000円(フレームセット/税込)
カラー:SILK STEEL BLUE(BLUE/RACE RED) | FB06
サイズ:S(41cm)、L(45cm)

問:メリダジャパン www.merida.jp

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load