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開催地変更の嬬恋で全日本ダウンヒル、エリートは男子・井本と女子・松本が勝利

9月25日、群馬県パルコール嬬恋で全日本選手権マウンテンバイク・ダウンヒル(以下全日本DHI)が開催された。
当初、山口県十種ヶ峰で9月17日~18日に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染再拡大の影響により開催地を変更、7月にオープンしたパルコール嬬恋での開催となった。

直前の台風15号通過によるコース状況の悪化が懸念されたものの、関係者の努力によりスケジュールどおりに実施され、男子エリートでは井本はじめ(Santa Cruz)、エリート女子は松本璃奈(Ride Mashun Specialized)が勝利して日本チャンピオンに輝いだ。

マウンテンバイクのダウンヒル競技は、スキー場のゲレンデなどに作られたコースを使用。木の根や大きなギャップ、ジャンプのあるダートコースで、山頂から山麓のゴールまでのタイムを競う個人タイムトライアル。

第35回全日本自転車競技選手権大会-マウンテンバイク(DHI)

ディフェンディングチャンピオンの松本璃奈が選んだラインには深い水たまり。それでも漕ぎ続ける

前日までの降雨で、コース状況はディープマディに

土曜の朝まで降り続いた雨の影響で、コースのいたるところに水たまりができ、選手が通過した後は、ホイールが半分埋まるほどの深いわだちが刻まれた。

そのためタイムドセッションの出走を見合わせた参加者もいたが、エリート上位はほぼ全員が出走。男子エリートは、井本はじめ(Santa Cruz)が4分19秒775で最速をマーク。女子エリートは6年ぶりにダウンヒルに復帰した末政実緒(Santa Cruz/ヨツバサイクル)が6分00秒184を記録。

レース以外のイベントでも使用する29インチエンデューロモデルで出場した末政実緒。ラインの選びかたはワールドカップ経験者ならでは。

ヨーロッパ帰りの九島と羽口が快走した男子エリート予選

「ラインを選んで漕げるところは漕いだ結果です」と、荒れた路面コンディションで驚異的なタイムをマークした九島勇気

雨の影響は去ったものの、コース状況は前日と大きく変わりがなく、むしろ水気が少なくなった分、重い泥がバイクにまとわりつくようになった。

それでも朝の練習走行から各選手タイムアップに成功。11時から始まった予選では、ワールドカップ参戦から帰国した九島勇気(NJ-Santa Cruz)が3分45秒809のトップタイムをマーク。これにベテラン井手川直樹(TEAM A&F/STRIDER)、九島同様海外参戦から帰国した羽口鉄馬(CS Racing)と続く。エリート女子は末政が5分10秒8で1位。2.16秒差で松本璃奈(Ride Mashun Specialized)の順。

決勝で井本が4年ぶり優勝。末政は転倒で松本が連覇達成

「他のクラスが走って路面が荒れてきたので、コースから外れないようバイクをコントロールした」という井本

JCF未登録のオープンクラスによるダウンヒルシリーズの後、女子ユースから決勝がスタート。

コースには依然として深いわだちが残り、潜んでいた石が露出してパンクする選手も目立つなど、予選からのタイムアップが難しい状況に。

女子エリートは予選2位の松本が5分12秒42でフィニッシュして末政を待つが、ゴール前に姿を現わした末政のバイクには、いたるところに草がついていた。タイムは5分15秒853。松本は歓喜の連覇達成。

30名が出走した男子エリートは、予選8位の宇津孝太郎が4分00秒825をマークするが、これを上位選手はなかなか更新できない。そして予選4位の井本が3分49秒773をマーク。直後に出走した井手川は転倒もあって4分00秒414。会場にいた全員が注目する中、やってきた九島は後輪がスローパンクで3分53秒061。この瞬間、2017、18年に続き井本の全日本チャンピオンが決定した。

女子日本チャンピオンのタイトルを防衛した松本璃奈(Ride Mashun Specialized)は「(山口での)開催がキャンセルになって、どうなるかと思ったけど、いろんな人のおかげで走ることができて、勝つことができたのがうれしいです」とコメント
土曜日に60歳を迎えた三山孝幸さん。残念ながら60代クラスが不成立でマスターズ決勝出場はならなかったが、開催地パルコール嬬恋のCEOリーガン・ヤン氏が祝福。

リザルト

男子エリート

1 井本はじめ(兵庫) Santacruz 3:49.773
2 九島勇気(神奈川) NJ-Santa Cruz 3:53.061
3 井手川直樹 (広島) TEAM A&F/STRIDER 4:00.414

女子エリート

1 松本璃奈(長野) Ride Mashun Specialized 5:12.420
2 末政実緒(兵庫) SANTA CRUZ/ヨツバサイクル 5:15.853
3 中川弘佳(大阪) Lovespo.com/Liv 5:37.915

男子マスターズ

1三宅和之(埼玉) 重力技研GLコンポーネント 4:23.219
2大野良平(岐阜) 三山會/全日本統一 4:24.188

3大島礼治(兵庫) RAGE69 4:29.498

男子ユース

1 幾田悠雅(栃木) 玄武 3:55.422
2 土屋聖眞(愛知) RIDE BUDDY/Forbiddenbike JP 4:11.570
3 難波武瑠(岡山) Omori Bikes 4:56.869

女子ユース

1 原 つばさ(長野) 白馬マウンテンバイククラブ 5:08.612
2 篠原彩緒(大阪) Limited Team846 6:54.222
3 嘉村玲亜(大阪) Limited Team846 7:38.399

大会概要

日程:2022年9月24(土)-25日(日)
開催地:パルコール嬬恋リゾート MTBコース(群馬県吾妻郡嬬恋村)
主催:公益財団法人日本自転車競技連盟
主管:第35回全日本自転車競技選手権大会マウンテンバイクDHI実行委員会
運営協力:株式会社SLm

テクニカルデータ

DHIコース長 2.12km
スタート標高 1819m
フィニッシュ標高 1481m
標高差 338m

取材・撮影:鈴木英之

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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