沢田桂太郎、スパークルおおいたが地元大分で勝利!|おおいたいこいの道クリテリウム
Bicycle Club編集部
- 2022年10月02日
10月1日、大分市で秋恒例のサイクルイベント「OITAサイクルフェス!!! 2022」が開幕し、「三菱地所おおいた いこいの道クリテリウム」が大分市内中心部で行われた。大分駅前の公道を使ったクリテリウムが全長40kmで競われ、地元スパークルおおいたレーシングチームの沢田桂太郎が優勝した。
山本大喜が大逃げ、惜しくも最終周に落車
3年ぶりの海外招聘チームを含む、15チーム79選手が参加したクリテリウム。大分駅前の芝生広場では、大分県各地の物産品や自転車メーカーのブースも出店もあり多くの観客が集まった。そして、レースは地元大分の地域密着型チームであるスパークルおおいたレーシングチームを先頭にスタートした。
コースは1周1キロのショートコースを40周するコースは、完全な平坦基調の中にS字カーブや180度ターンが含まれるテクニカルなレイアウト。いかに前方でレースを進めるかが勝利への鍵となった。
レースが動いたのは残り12周、山本大喜(キナンレーシングチーム)がアタック。集団との距離を徐々に拡げ、30周回目のポイント賞を単独で先頭通過し、重心の低い力強い走りで一時は集団と20秒ほどの差をつけた。しかし、最終盤にかけてはスプリントを狙うチームがメイン集団の主導権争いを本格化させたことにより、徐々に山本大との差は縮まり、最終周に入る頃には差は8秒まで詰まってしまう。粘る山本だが最後の1回となったS字コーナーで落車し、チャンスを逃してしまった。
スパークルおおいたが見事なチームプレイ
最後は集団の先頭の宇都宮ブリッツェン阿部嵩之、小野寺 玲、スパークルおおいたレーシングチームの孫崎、沢田桂太郎の4人に絞られた。最後のコーナーをぬけた残り300mで、それぞれ牽引役の孫崎、阿部から離れた、沢田と小野寺がロングスパート。イン側をとった沢田が僅差で小野寺を破り地元大分で勝利を飾った。
続く10月2日はUCI公認のワンデーレース、「三菱地所おおいたアーバンクラシック」に臨む。起伏のあるコースに舞台を移し、アップダウンのある150.8kmで競われる。
三菱地所おおいた いこいの道クリテリウム リザルト
1 沢田桂太郎(スパークルおおいたレーシングチーム) 54分26秒
2 小野寺 玲 (宇都宮ブリッツェン)+0秒
3 山本哲央(チームブリヂストンサイクリング)+1秒
4 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ、スペイン)+1秒
5 デクラン・トレザイス(プロレーシングサンシャインコースト、オーストラリア)+1秒
6 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)+1秒
スプリント賞
LAP10 孫崎大樹(スパークルおおいたレーシングチーム)
LAP20 ライアン・カバナ(ヴィクトワール広島)
LAP30 山本大喜(キナンレーシングチーム)
大会情報はこちら
https://www.oita-cyclefes.com/
YouTube 配信はこちらから
三菱地所おおいたアーバンクラシック
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