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アイテム満載でもシンプルなスタイルを貫く|トーエイ・スポルティーフでソロキャン旅

バイクパッキングもいいけれど、昔ながらのツーリング車も捨てがたい。快走ツーリングのスポルティーフだが、フロント&サドルバッグが付くので、UL機材を使うなら、余裕でライトキャンプをこなせる。そんなスタイルで行った、三重県・いなべ市へのソロキャンプ旅。
今回の記事では、オールドスタイルのスポルティーフで楽しむソロキャン旅の装備を紹介!

スポルティーフはもういらん、てなことはない

オールドスタイルのツーリング車だ。スポルティーフは快走ツーリング車といっても、いまやロードバイクで普通に快走ツーリングできる時代だ。もはや存在意義のない車種なのか!?

とはいっても、様式美として日本に根強く残っているこのスタイル。こういう自転車がまだ手に入る貴重な環境だから、一蹴してしまうのももったいない。
ロードバイクでバイクパッキングをするうちに、これらライトウェイトなキャンプ機材を使って、スポルティーフで旅したらどんな感じなのか試してみたくなった。

前後バッグを装着し、荷物を入れてみるとけっこう入る。スクエアなフロントバッグと横長なサドルバッグは、かなりの積載力があって、あらためて驚いた。キャリアが付いているアドバンテージがあるから、ここはぜいたくに嗜好的(ムダ)アイテムをいろいろ入れてしまった。

積載に余裕があると、オートキャンプ的な遊びも生まれてくるところが自転車のおもしろいところ。バイクパッキングほど軽くはないが、ライトウェイト機材とオールドスタイルを合わせたこういうキャンプスタイルもアリなのでは!?と思った。

旅のお供はオールドスタイルのスポルティーフ

キャラダイス・ネルソンロングフラップ
左/フラップを伸ばして大容量化できるが、行きは小さい状態で。幅があるのでテント本体とポール、寝袋までしっかり収まった 右/サドルのバッグループを使ってサドルラックを装着。自転車は10.5㎏で、総重量は21㎏。やや重いが同じことを昔やろうとしたら、こんな重量ではすまないはずだ
工具類は最近超愛用しているモッテコ1000 へ。重いけれど冷たいドリンクを保持できるクリーンカンティーン16 オンス(476 ㎖)はボトルケージにぴったりと収まる

東叡社フルオーダースポルティーフ

2年のオーダー待ちでようやく手に入れたトーエイスポルティーフ。フレーム&フォーク、ステム、キャリアをフルオーダー。+チタンガード&加工で計40万円くらい。

大容量のフロントバック

レトロメスキット

ライトウェイトとはほど遠い分厚いアルミでできたフランス軍のメスキット。半世紀は前のもの。四角でフロントバッグに収まりがいい。これで飯ごう炊さんをする。

ガスランタン

オートキャンプでは絶大的人気のスノーピーク製、ノクターンランタン。振動に弱いマントルがいらないので自転車向け。大人気の入荷待ちで去年は手に入らなかった。

ウッドバーニングストーブ

小枝を燃やして燃料にできる。これとガスバーナーの2系統の火を持つ。MSRのコッヘルにぴったり入るがどちらもステンレス製で重い。余裕がないと持てない嗜好アイテムだろう。

2人用テント

ソロテントだと、寝るしかできない。2人用を使えば、中で過ごせる余裕が生まれる。総重量1.5kgとライトウェイト機材よりちょっと重いが、そのぶんゆったりと過ごせる。

※この記事はBiCYCLECLUB別冊[旅する自転車ランドナーの本]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

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PROFILE

ニシヤマ

Bicycle Club / 副編集長

ニシヤマ

自転車暦35年以上。中学時代からランドナーに乗る、ヴィンテージ(ジャンク)自転車大好き人間。バイシクルクラブのバイク&キャンプなアウトドア系記事、自転車レストア&カスタム記事など製作。またマニアックな自転車ムック職人。加えて最近は、付録職人でもある

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自転車暦35年以上。中学時代からランドナーに乗る、ヴィンテージ(ジャンク)自転車大好き人間。バイシクルクラブのバイク&キャンプなアウトドア系記事、自転車レストア&カスタム記事など製作。またマニアックな自転車ムック職人。加えて最近は、付録職人でもある

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