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池田祐樹の新たなる挑戦、スリランカ縦断グラベルツアー

1月22日から29日まで、スリランカで開催されているバイクイベント「ライド・スリランカ2023」。スリランカの観光を促進するため、スリランカ航空の全面支援の元に企画されたこのイベントに、日本から池田祐樹(トピーク・エルゴンUSA)が参加。彼にとって初のグラベルバイクで、走行距離約830km、獲得標高8600mのアドベンチャーツアーに挑む。

世界から集まったトップライダーたち

20日に日本を発ち、現地の気温に慣れるべくホテル周辺を散策する池田と参加ライダーたち 写真提供:池田祐樹

島北端のジャフナから、島の中央の⼭岳⾼地帯を縦断して南下、最終的にスリランカ最大の都市コロンボにゴールする予定のこのツアーを開催するにあたり、世界のスポーツコミュニティで広く⽀持されているワールドクラスのアスリートを招待。

MTB24時間耐久チャンピオンのコリー・ウォレス、ジェイソン・イングリッシュ、エクステラアスリートのカーステン・メイデンに、オリンピックXCO女子オーストラリア代表のイモジェン・スミスら参加者全員がグラベルバイクに乗る。

現在、日本唯一のロングディタンス/マラソンMTBレーサーである池田は、2016年に同地で行なわれたMTBステージレース「ランブル・イン・ジャングル」で優勝。2018年以来5年ぶりのスリランカであり、初のグラベルライドとなる。

「ランブル・イン・ジャングルで優勝していることや、英語でコミュニケーションがとれて発信できること、SNSでの活動が評価されて声をかけてもらいました。今回はコースマップを見る限り、なかなかハードな要素もあると思いますが、舗装潞も多いので、MTBよりもスピーディに移動して名所を巡ることができそうです」

オフロード走行を重視したバイクチョイス

「少し乗っただけで、枝道に面白そうなトレイルを見つけたら、飛び込んでいけそうなオールランドバイクだと感じました」

参加にあたり池田が選んだのは、2021年に発表されたキャニオン・グリズルCF SL。2階建てハンドルバーで知られるグレイルと比べ、ワイドタイヤが装着可能。

「MTBに近いジオメトリーというのも大きな理由ですが、スリランカの道は舗装路でも簡易的なものが多く、穴が空いていたり、荒れていることも少なくありません。そしてクルマ、バイク、トゥクトゥクなどが、車線関係なしに入り乱れるカオスな道も通ると思うので、コントロールしやすく太いタイヤで安心できるバイクが向いていると考えました。また今回はホテル泊ですが、積載力の高いグリズルならテント泊も快適だと思います」

バーテープはグリップ感とクッション性の高い3.5mm厚のエルゴンBTグラベル。ステム長は70mm

舗装からダートまで幅広い路面に対応するマキシス・レセプター(700×40c)を装着。「同行メンバーからしてハイペースでの走行になるので(笑)快適性も重視しました」

DTスイスGRC1400は前後で1545gという軽さもさることながら「高いリムでエアロ効果も高く、巡航スピードも維持しやすいです」

101gと軽量コンパクトなボディに、大容量充填と高圧充填の2ステージ機能を備えたトピーク・グラベル2ステージ

サドルは快適性を考慮してMTB向けのエルゴンSMプロ・メン。サドルバッグは拡張性のあるトピーク・エアロウェッジパック

トップチューブバッグは止水ファスナーを採用するトピーク・ファストフュエル・ドライバッグで天候の急変にも対処。

亡き友人への思いをはせながら走る

2018年のランブル・イン・ジャングルは競技中、ネパールのトップライダーだったナラヤン・ゴパール・マハルジャンが増水した川に流されて亡くなり、中止となった。ネパールのラリーに参戦以来、友人だった池田は「悲しいできごとでしたが、彼のMTBに対する熱い思いを思い出すことで、 レースへのモチベーションを維持してこれました。今回のライドは、彼のぶんまで思う存分走ってこようと思います」という意気込みでスタート。このライドの様子は改めてレポートする。

池田祐樹自身のTwitterはこちら

池田祐樹公式ブログ
https://yukiikeda.net/blog.html

 

 

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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