フレームビルダーと漆芸家のコラボ「70next 知足」を二子玉川で展示|VIGORE
Bicycle Club編集部
- 2023年02月07日
京都の自転車ブランド VIGORE(ビゴーレ)を手がけるフレームビルダー、片岡聖登と漆芸家 服部一齋によるコラボレーションプロダクト「70next 知足(ナナゼロネクスト ちそく)」が、二子玉川 蔦屋家電で開催される展示企画「NEW CRAFTY -進化/新化/深化する工芸-」で展示される。開催期間は2月8日~12日。入場無料のイベントだ。以下、プレスリリースより。
“進化/新化/深化”する工芸と、それを体現する作品を紹介
「NEW CRAFTY -進化/新化/深化する工芸-」は、CCCアートラボによる、未来の工芸のあり方を追求する展示会です。本展の監修を担当するプランニングディレクターの永田宙郷氏が各界で活躍する各氏にキュレーションを依頼し、キュレーターそれぞれが考える“進化/新化/深化”する工芸と、それを体現する作り手や作品を紹介することで、これまでの工芸の概念や枠組みを押し広げることを試みるものです。
NEW CRAFTY -進化/新化/深化する工芸-
会場:二子玉川 蔦屋家電 2F 『E-ROOM』
期間:2023年2月8日(水)〜2023年2月12日(日) 10:00-20:00
入場:無料
主催:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 CCCアートラボ
監督:永田宙郷(TIMELESS代表)
詳細はこちら
自転車の線の美しさを最大限に際立たせた特別な1台
「余計なものを削ぎ落とし、本質を追求した先に生まれる機能美」。日本のものづくりにおいてその哲学・美意識は受け継がれてきました。今改めてその感性を見つめ直すことで、ものの選び方やものとの過ごし方が変化し、目に見えないものを大切にする生活につながるように。そのような思いを込めフレームビルダー 片岡聖登によって製作された自転車に、漆芸家 服部一齋の漆芸が施されました。ビゴーレで70年代から受け継がれた設計構造を象徴した螺鈿や蒔絵のデザインは、フレームそのものの構造と一体し、自転車の線の美しさを最大限に際立たせています。
70next 知足
価格:1,210,000円(完成車 Di2 Ultegra仕様/税込)
※フレーム&フォークの販売は別途ご相談
フレームビルダー 片岡聖登 プロフィール
1957年京都市生まれ。94年の歴史を持つ自転車ブランド VIGORE(ビゴーレ)の3代目フレームビルダー。自らも競技者として、トライアスロン、ロードレース、ダウンヒルなどに取り組んできた。時代に合わせ最新の技術を取り入れ、競技車の開発・販売を行ってきた歴史をベースに企画、設計、試作を行い、プロダクトからハンドメイド製作まで、乗り手に合わせたオーダーメイドの自転車生み出す。機能的で美しい、五感で楽しむための自転車を手がけている。2009年度グッドデザイン・中小企業⻑官賞、2015年度グッドデザイン賞など受賞多数。
漆芸家 服部一齋 プロフィール
1975年京都市生まれ。漆芸家として活躍する。2001年に服部峻昇に師事、2018年に独立。伝統工芸の、時代を超えて受け継がれ鍛え上げられた技術を使いながら、現代的で独創的な表現を追求している。2019年 第29回日工会展 日工会受賞、第65回全関西美術展 第一席受賞、第31回工芸美術創工会展京都府知事賞受賞。その他受賞多数。
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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