5年ぶりにChampion System×弱虫ペダルシクロクロス東京が開催、攻略法は？

2月11日(土)～12日(日)に、お台場海浜公園特設コースで「Champion System×弱虫ペダル シクロクロス東京 2023」が５年ぶりに開催される。前日の雪も心配されたが会場に積もることはなく、無事開催される模様だ。ここではバイシクルクラブ編集長山口がレースの攻略法、さらに弱虫ペダルの作者、渡辺 航先生のサイン会、出場レース情報をお届けする。

2014年大会は雪のために一部レースが中止となったことも

今回、バイシクルクラブ編集長山口が１日目のEM2と２日目のエンデューロに石井ミカンさんとペアを組んでガチンコサイクルチームとして参戦予定だ。かつて山口が参加した2014年大会では大雪警報のため１日目のC1カテゴリーが中止となったこともあった同大会。お台場海浜公園が真っ白になったこともあった。ここではお台場海浜公園特有の砂の攻略法をお伝えする。

砂のお台場海浜公園、攻略法は？

お台場海浜公園に作られる特設コースといえば、名物である長い砂浜区間。編集長山口もかつての写真を掘り起こしてみたが自転車を降りている写真ばかりが出てくる。

じつは砂浜区間、海側の湿ったところが走りやすいともいわれている。コースレイアウトやコンディションによっても違ってくるが、海の中を走ることも試してみる価値はある。ただし、海の中を走ると体を冷してしまうこと、さらに海水につかると自転車が傷んでしまうため、レース後に洗車をして忘れずに注油すべき。まあ、意見は分かれるところだが。

また砂では一度降りてしまうとリスタートが難しい。砂では上り坂やコーナーなど止まりやすいところではスタックする前に降りることをおススメする。

砂浜なら低圧、でも森のなかでパンクにも注意

同大会ではタイヤの空気圧もポイントとなる。砂浜では空気圧を下げるとタイヤがつぶれ、接地面積が増えるため有利とされる。いっぽうでは森の中のシングルトラックでは、低圧すぎると木の根っこや段差でリムと路面の間にタイヤが挟まることで起きる、いわゆる「リム打ちパンク」するリスクが増える。トップ選手のなかにはギリギリまで空気圧を下げる選手もいるが、テクニックがないとパンクしやすくなってしまう。試走の際にちょうどいい空気圧を試すのもポイントだ。

レーススケジュール

1日目（2月11日・土曜日）

2日目（2月12日・日曜日）

渡辺 航先生も出走、チャリティサコッシュ サイン会も両日開催

2月11日(土)と2月12日(日)の両日とも、大会の冠でもある弱虫ペダルの作者、渡辺 航先生によるチャリティサコッシュ サイン会も開催される。渡辺先生は両日レースにも出走。総北高校自転車競技部OBとして１日目のMM50、さらに２日目のエンデューロを走るので、ぜひ応援しよう。

2/11(土)
13:00~14:00 チャリティサコッシュ サイン会
会場内弱虫ペダルブース
10:00から整理券の配布を開始。

2/12(日)
11:50~12:50 チャリティサコッシュ サイン会。
会場内弱虫ペダルブース
8:20から整理券の配布を開始。

大会概要

Champion System × 弱虫ペダル シクロクロス東京 2023

開催日時:2023年2月11日(土)~12日(日)
開催場所:東京都立お台場海浜公園特設コース
主催:シクロクロス東京2023実行委員会
構成:株式会社 Champion System Japan、株式会社東京臨海ホールディングス
共催:一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会
後援:東京港湾局
協力:株式会社アプロード
特別協賛:弱虫ペダル

公式サイト