JCLが開幕、初戦は広島カーター・ベトルスが勝利|カンセキ真岡芳賀ロードレース
Bicycle Club編集部
- 2023年03月25日
3月25日に栃木県真岡市および芳賀町で、2023年のJCL開幕戦となるカンセキ真岡芳賀ロードレースが開催され、カーター・ベトルス(ヴィクトワール広島)が勝利を収めた。
初の雨のなかの開幕戦
今年で3回目の開催と真岡芳賀ロードレースは、3回目にして初めて雨天の中で開催となった。
栃木県が地元である宇都宮ブリッツェンおよびさいたま那須サンブレイブを先頭にレースがスタートすると、序盤はなかなか逃げが決まらず、落車も発生するなど集団内が安定しない時間が続く。
6周目に阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)、高梨万里王(レバンテフジ静岡)、岡 篤志(JCL TEAM UKYO)の3名が抜け出すが、8周目にメイン集団に吸収される。
すると今度は本多晴飛(宇都宮ブリッツェン)、カーター・ベトルス(ヴィクトワール広島)、床井亮太(レバンテフジ静岡)、山本大喜(JCL TEAM UKYO)の4名がメイン集団から抜け出し、逃げ集団を形成。
メイン集団はVC福岡が中心にコントロールするが、11周目には4名はメイン集団に対して1分30秒にまでタイム差を広げる。13周目にはキナンレーシングチームも積極的にメイン集団のコントロールに加わると1周あたり10秒~20秒でタイム差が縮まりはじめ、16周目には20秒程度にまでタイム差が縮まる。
4名の逃げ集団とメイン集団とのタイム差がかなり縮まり、メイン集団に吸収されるかと思われた矢先、4名の逃げ集団からベトルスがアタックし、単独で抜け出す。
ベトルスが単独先頭のまま最終周回を迎えると、メイン集団からは岡がアタックし、単独でベトルスを追う展開に。
しかし、岡はベトルスに追いつくまでには至らず、ベトルスがそのまま独走で優勝。ベトルスはJCL初優勝を飾るとともに、6日前に開催された西日本チャレンジサイクルロードレースに続いて連勝を飾った。2位には最後までベトルスを追いかけた岡が入り、3位には集団スプリントの先頭を取った渡邊諒馬(VC福岡)が入った。
速報リザルト
1位 カーター・ベトルス(ヴィクトワール広島)
2位 岡 篤志(JCL TEAM UKYO)
3位 渡邊諒馬(VC福岡)
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Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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