新機能「SUMMIT Freeride」登場、事前のルート設定不要でヒルクライムを自動検知 ｜Wahoo

Wahoo（ワフー）が同社のGPSサイクルコンピューターの新機能を発表。「ELEMNT シリーズ」の人気機能、SUMMIT（サミット）を大幅に強化し、新しい「SUMMIT Freeride（サミット・フリーライド）」機能を5月2日から導入する。この機能により計画したルートで走らなくても、先にあるヒルクライムを自動的に検知し、事前に情報を知ることができるようになった。以下、プレスリリースより。

ヒルクライムの新機能を使って春のライドを楽しもう

SUMMIT機能は、最新のデュアルバンドGPSサイクルコンピューターのELEMNT ROAM（エレメント・ローム）と一緒に開発されました。ナビゲーションはELEMNT ROAMの設計と開発の最前線にあり、Wahooエコシステムの中で最もパワフルで直感的なGPSサイクルコンピューターになっています。また、バッテリーが17時間持続するROAMサイクルコンピューターのおかげで、ユーザーはより長い時間ルートを探索することをこれまで以上に容易にします。

進化するテクノロジーとお客さまからのフィードバックが、Wahoo のイノベーションの原動力です。そのため、ELEMNTバイクコンピューターの機能は、定期的な新機能とソフトウェアのアップデートにより、常に進化し、ユーザーエクスペリエンスを向上させています。新しいSUMMIT Freerideは、WahooのSUMMIT Segmentsの機能をすべて備えていますが、サイクリストが事前に登録したルートを使用する必要はありません。SUMMIT Freerideは、自動的にヒルクライムを検出し、今後のヒルクライム、進行中のヒルクライム、完了したヒルクライムに関する詳細な情報を表示します。ライダーは、難易度別に先のヒルクライムをフィルタリングすることもでき、最も労力を必要とするヒルクライムのために体力を温存するのに役立ちます。

SUMMIT Freerideは、プリインストールされている地図と標高データを利用してサイクリストのいる道をスキャンし、前方の標高プロファイルを計算し、今後のヒルクライムを検出します。上り坂が検出されると、スタート地点に近づいたときにアラートが表示され、今後の上り坂リストに表示されます。上り坂でライダーが新しい道に入り、さらに登り続けると、ELEMNTは動的に調整し、再計算して上り坂を延長します。SUMMITFreerideは、ライダーの前方の標高をプレビューし、スタートからゴールまでより良いペース配分を可能にする貴重な情報を提供します。検出されたヒルクライムが完了すると、それは完了ヒルクライムリストに追加されます。

WahooのCEOであるMike Saturniaは、「SUMMIT Segmentsは、一般のサイクリストだけでなく、当社がサポートするプロライダーにも非常に人気があることがすでに証明されています。Summit Freerideは、事前に計画したルートを使わずに走ることが好きなサイクリストにとって、素晴らしい新機能です。この春、ELEMNTサイクルコンピューターに定期的なアップデートを加えるという当社のコミットメントの一環として、このアップデートを実施できることを非常にうれしく思っています」

Summit Freerideは、2023年5月2日（火）より、最新のELEMNT ROAM、およびELEMNT BOLTで使用できるようになります。

Wahoo