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エロイカジャパン 伊豆の恵みワサビコース70kmを堪能!

5月13日、14日に開催されたエロイカジャパン。イベントの舞台となった静岡県「伊豆」を古いロードバイクで走るアジア最大級のヴィンテージライド。編集部ニシヤマは、この日のために組んだ三連勝でワサビコースに出場。ショートのワサビ70コースは、もりだくさんファンライド!

ピリッと伊豆が効いたワサビコース

「エロイカジャパンin伊豆2023」。コースは、距離161km、獲得標高3800mのロングコース「サムライ」、距離121km、獲得標高2900mのミドルコース「踊り子」、距離66km、獲得標高1000mのショートコース「ワサビ70」、距離35km、獲得標高430mのショートコース「ワサビ35」に分かれる。あいにくの荒天で、ロングはミドルに集約、自分は「踊り子」か「ワサビ70」のどちらにするか迷ったが、天候うんぬんよりも「やっぱ獲得標高3000mは、まだムリ」ってことで知り合いも多く走っているワサビ70でゆるっと楽しむことに。

ワサビ70は、10時にスタート。そのころには会場のブースも出展を開始しているので、スタート前にフリーマーケットを物色する余裕もあるのがいい
台湾からやってきた皆さんにブリーフィングを行う言語ボランティア。ワサビコースは、外国から来たサイクリストたちも多く参加

スタート前は、曇天。薄く日も差す瞬間もあって、ひょっとしたらこのまま濡れずにいけるかもという淡い期待も。ワサビ70は、なごやかにスタートした。っと走りだしたら数10秒後に土砂降り。30秒前に降ってきてくれれば、レインウェア万全で走りだせたのに。結局、シートバッグに入れたレインウェア上下を出してスタート早々に着ることになったけど、すでにびしょ濡れ。

なまこ壁の古民家の前のエイドステーション
小戸橋製菓の猪最中。中はあんこたっぷり

最初のエイドステーションに到着するころには、雨も小降りに。各エイドの補給食はバナナや地元の和菓子、もなかやまんじゅうなど。適度な量でライドの補給にぴったり。

ライド前半の峠道は、ワサビコースのがんばりどころ。国士峠に至る伊東西伊豆線は、木々に囲まれた静かな道でまたツーリングに来たいと思わせる。上りきって、古いブレーキをキーキーいわせて下るとワサビ田。しっとりとした伊豆の恵みだ。

ワサビアイスにフレンチランチプレート、グルメライドなワサビ70

次の季多楽エイドステーションでは、名産のワサビが提供された。おろしたての生ワサビをアイスの上にトッピングして食べる。これが想像の上を行くベストマッチ!

季多楽エイドでパンク修理する一行。チューブラータイヤなので瞬間パンク修理剤を充填、穴から吹き出る泡に笑っちゃうのがエロイカらしい光景
ランドナーで参加の親子。中学生の息子はミヤタのル・マン。ワサビ70は親子出場も多くちょっとうらやましい

修善寺まで快適に下って伊豆長岡方面へ、狩野川沿いの平坦なコースを進む。このあたりは、さらにショートなワサビ35と共通のコース。

ワサビ70のグラベル区間は、河川敷の芝生コース。ストラーダビアンケならぬ、ストラーダーヴェルデ(緑の道)!

狩野川と城山。伊豆の有名なジオサイトのひとつ。プラス富士山が見えればなあ、というところだけど。河川敷の道は走りやすく、出会ったライダーたちとおしゃべりしながら楽しくライドしてました。

カンビオコルサを操るライダー発見。クイックを緩めて、ペダル逆回転でチェーンを動かして変速&チェーンテンション調整、ムズイ!

最後のエイドステーション、伊豆長岡のホテル「コナステイ」でランチ。オシャレなフランス料理のランチボックス。暖かいミネステローネがカラダに染みる。デザートは、地元温泉郷で有名な九(いちじく)の芸者プリン。どれもワンクラス上の味を堪能しました。

ゴール後も楽しいエロイカ

コナステイから5kmほどでゴール。ランチを満喫して、午後2時半くらい。いまの自分には、ちょうどいいコースだった。でも次回は、ステップアップしてミドルに挑戦してみたい。来年は、5月11-12日に開催決定、なんとエロイカジャパンは10周年。ヴィンテージバイクだけでなく、自分も磨きをかけておこう。

完走するともらえる景品は、BROOKS製のレザータグ。CARVEDサドルの穴開け加工で出た端材の再利用でサスティナブル
会場では、ケルビム今野真一さんによる、今野家の歴史やスチール自転車製作のエピソードなど語ったトークショーも。ライド以外でも自転車の知見が広がる、イベントが目白押し
飲食チケット1000円分も配られているので、会場のキッチンカーでラップサンドとアイスコーヒーを買う。ライド後なので、これがおやつ

後夜祭、最後のジャンケン大会でエロイカラベルの伊豆の地酒をゲット!

そして、盛り上がった後夜祭。いままではゴールして終わりという寂しさがあったけれど、最後の最後までとことん楽しませるサービス精神が新生エロイカジャパン。荒天にもめげず、イベントを安全に成し遂げたスタッフの皆さんに感謝感謝です。いやあ楽しかったな、来年も楽しみ!

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PROFILE

ニシヤマ

Bicycle Club / 副編集長

ニシヤマ

自転車暦35年以上。中学時代からランドナーに乗る、ヴィンテージ(ジャンク)自転車大好き人間。バイシクルクラブのバイク&キャンプなアウトドア系記事、自転車レストア&カスタム記事など製作。またマニアックな自転車ムック職人。加えて最近は、付録職人でもある

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自転車暦35年以上。中学時代からランドナーに乗る、ヴィンテージ(ジャンク)自転車大好き人間。バイシクルクラブのバイク&キャンプなアウトドア系記事、自転車レストア&カスタム記事など製作。またマニアックな自転車ムック職人。加えて最近は、付録職人でもある

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