BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

與那嶺恵理がスペインのステージレース「ブエルタ・ア・アンダルシア・ウィメン」出走

5月31日から6月4日の5日間、スペイン・アンダルシア地方で「ブエルタ・ア・アンダルシア・ルータ・デル・ソル・エリーテ・ウィメン(以下、ブエルタ・ア・アンダルシア・ウィメン)」が開催されている。今年で2回目の開催となったこのレースに與那嶺恵理(ヒューマン・パワード・ヘルス)が参戦。このレースの様子をスペイン在住の對馬由佳理がお届けする。

昨年の第1回大会はモビスターのアルレニス・シエラが優勝

ブエルタ・ア・アンダルシア・ウィメン初日のサイン台で、笑顔を見せる與那嶺恵理(写真右)。写真撮影:對馬由佳理

毎年2月に開催される男子レース、ブエルタ・ア・アンダルシア・ルータ・デル・ソル。スペインの各地方の中でも2番目に広い面積をもつアンダルシアが舞台となるこのレースは、斜度の厳しい上りが多く、毎年ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスで表彰台を狙う選手が参加する。

そのブエルタ・ア・アンダルシアの女子版として昨年から開催されているのが、今回のブエルタ・ア・アンダルシア・ウィメンだ。

男子のレースと同様に5日間のステージレースで開催され、グラナダの隣にあるシエラネバダをはじめとするアンダルシアの山岳地帯がレースの舞台となる。

昨年開催された第1回大会を制したのは、モビスターのアルレニス・シエラ。今年のモビスターにシエラの姿はなかったものの、出走した3つのワールドツアーチーム(モビスター、イスラエル・プレミエテック・ローランド、 ヒューマン・パワード・ヘルス)のなかでも、やはりモビスターが総合優勝の最有力候補と目されている。

今年のブエルタ・ア・アンダルシア・ウィメンには、ノルウェーのナショナルチームと3つのクラブチームを含む、20チーム・111人の選手が出走した。

上半期はシエラネバダで高地トレーニングを実施した與那嶺

初日はオリーブ畑が広がるアンダルシア地方の山岳がステージの舞台。選手の後ろに広がるのもオリーブの木々。写真撮影:對馬由佳理

今年のブエルタ・ア・アンダルシア・ウィメンに出走している與那嶺は、昨年末から今年の春まで約半年間、スペインのグラナダに近いシエラネバダで、高地トレーニングを実施していた。1月下旬にスペイン・アルメリアでの1DAYレースに出走した後は、フランスやベルギーでのレースに出走していた與那嶺にとって、このブエルタ・ア・アンダルシア・ウィメンはひさしぶりのスペインでのレースとなる。

まだ本格的には暑くないものの、アンダルシア地方は5月の下旬ともなると強い日差しが照り付ける。気温の上昇を気にする選手も多い中、すでに半年近くアンダルシア地方に滞在経験のある與那嶺は、この日も笑顔でスタート地点に現れた。

11時30分にレースがアルカラ・ラ・レアルをスタートすると、多くの観客が選手たちを見送った。スタート地点だけではなく、街中に設けられたスプリントポイントでは、近くの小学生たちが授業を中断して選手の応援に駆け付ける姿がみられた。

第1ステージはタマラ・ドロノワバラボリナ(イスラエル・プレミアテック・ローランド)が勝利

第1ステージを制したタマラ・ドロノワバラボリナ(イスラエル・プレミアテック・ローランド)。写真撮影: 對馬由佳理

第1ステージはハエン県のアルカラ・ラ・レアルからスタートし、グラナダの隣町のラ・ズビアがゴールの117km。シエラネバダ山脈の西側の麓に沿って走る形のコースである。

スタート直後から逃げようとする選手が現れるものの、なかなか決定的なタイム差がつかないまま、レース前半が進んだ。結局、この日逃げる選手が確定したのは、スタートして50kmが過ぎてから。しかし、逃げた選手が一人だけであったこと、そしてメイン集団とのタイム差が最大でも約1分ほどだったこともあり、ゴール前30kmでメイン集団が逃げた選手を吸収した。

ゴール地点のラ・ズビアの街中に入ると、細かいアップダウンが続くうえにラウンドアバウトが連続して現れ、スピードアップするプロトンに緊張感を与える。そしてゴール前約4kmで落車が発生し、選手数人が遅れることになった。

ゴール前の200mの上りを一番最初に駆け上がってきたのはタマラ・ドロノワバラボリナ(イスラエル・プレミアテック・ローランド)。同選手にとって、この日がプロ初勝利となった。

ゴール直後、チームメートと話す與那嶺。写真撮影: 對馬由佳理

またこの日、與那嶺はトップから10秒差の34位でゴールした。しかし、チームメートがゴール前の落車に巻き込まれてしまったため、翌日以降の ヒューマン・パワード・ヘルスのチーム戦略が注目される。

ブエルタ・ア・アンダルシア・ルータ・デル・ソル・エリーテ・ウィメン公式サイト
https://www.vueltaandaluciawomen.es/

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load