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軽量&パワフルな新型ユニットを搭載した2023モデル「YPJ-MT Pro」に試乗|YAMAHA

国内モーターサイクルブランドの雄、ヤマハ発動機が手がけたるフルサスペンションE-MTB、YPJ-MT Proが、海外でも人気の新型ドライブユニットPW-X3を搭載して新登場。スマイル・バイクパークで行なわれたメディア向け試乗会に本誌編集長・山口が参加!

ビッグマイナー・チェンジを果たしたYPJ-MT Pro

 

2020年に登場したヤマハ初のフルサスペンションE-MTB、YPJ-MT Pro。モーターサイクルからインスパイアされたデュアル・ツインフレームに、高ケイデンスに対応、レスポンスに優れるモーターユニットPW-X2を搭載した一台だった。走行シーンに応じてアシスト力が変化するオートマチックアシスト機能を備えるなど、電動アシスト自転車のリーディングブランドとしての実力が発揮されたE-MTBとして歓迎されてきた。

それから3年を経て、同モデルによりコンパクトでトルクフルな新型ドライブユニットPW-X3が搭載された。さらにサスペンションを始めとするコンポーネントも一新。モーターサイクルで言うところの「ビッグマイナー・チェンジ」を果たした。

YPJ-MT Pro

74万8000円(完成車/税込)※価格はバッテリー、専用充電器を含む

SPEC

フレーム:ヤマハDual Twin® アルミフレーム
フロントサスフォーク:ROCKSHOX LYRIK SELECT
リアユニット:ROCKSHOX Super Deluxe Select+
ドライブユニット:ヤマハPW-X3 250w
タイヤ:前マキシス ・ミニオンDHF/後マキシス・リーコン 27.5×2.6
ドライブトレイン:プラクシス・アロイeクランク 36T/シマノDeore XT 12s 10-51T
ブレーキ:マグラMT5 203mm径
シートポスト:TranzX JD(S:125mm、M:150mm、L:170mm)
サイズ(重量 kg):S(23.3)、M(23.5)、L(23.7)
カラー:デュアルブルー

2023モデルでアップグレードされたポイント

ドライブユニットPW-X3

前モデルに比べ10%の軽量化(2.75kg)を果たしたドライブユニットPW-X3。サイズも約20%小型化され、フレームデザインをより精悍に見せると同時にグラウンドクリアランスを拡大。走破性の向上も果たしている。

ディスプレイEX

マルチファンクションメーターからデザインを一新したディスプレイEXは、走行時、視界の妨げにならず、ドロッパーポストやブレーキレバーとの干渉を避けられるよう小型化。ディスプレイメーターは、情報を直感的に認識できるカラーLEDインジケーターを採用。走行時、視界の妨げにならない位置にレイアウトされる。BluetoothまたはANT+対応するサイクルコンピューターとの接続が可能。給電機能のついたUSBポートも備えている。

フロントサスペンション&前後ブレーキ

フロントサスペンションは、剛性の高さと作動性能に定評のあるROCKSHOX LYRIK SELECTを採用。トラベルはフロント160mm/リア150mm。前後ブレーキもマグラMT5にアップグレードされている。

30台限定! スペシャルカラーをまとう30周年記念モデル

YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARY 価格:75万9000円(完成車/税込)※発売日:7月31日 ※抽選で30名に販売、応募受付期間は終了しました

YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARY(Factory Silver)

ヤマハが電動アシスト自転車を商品化してから30年を記念。ハイポリッシュシルバーにブルーのアクセント、ロゴをあしらったスペシャルカラーと30周年記念エンブレムがプレミアム感を演出する。

現役DH/XCエリートレーサでもある商品戦略グループの黒沢大介氏(右)と開発部の渡邉 岳PL(左)

バイシクルクラブ編集長・山口によるインプレッション

「ウエット路面でも抜群のトラクションと加速力」

30年の歴史を誇る電動アシスト自転車と、モーターサイクルブランドならではの独創性が盛り込まれたYPJ-MT Pro。2023年モデルとなって昨年末から販売は始まっているが、新型コロナの5類移行にともなってついに試乗の機会がやってきた。

試乗当日はあいにくの雨模様。滑りやすくなったスマイルバイクパークの路面で、改めてドライブユニットのトラクションの良さとスムーズな加速を体験できた。ゼロスタートからトルクがかかるため、ヒルクライムの途中でストップしても、安心して再スタートできる。また本体の小型化によってQファクターも狭められ、ペダリングしやすくなった。ジオメトリーに大きな変更はないということだが、ユニットの小型化に伴ってリアセンターが5mm短縮されたことと、タイヤ幅を2.8”→2.6”としたことでコーナーが続くシングルトラックもスムーズに走りぬけられる。急傾斜のアップダウンが続くトレイルでも、安心して走れる懐の深いバイクだ。(本誌・山口博久)

取材後にアンバウンド・グラベル参戦が控えていた山口は、Eグラベルバイク、WABASH RTのトルク感溢れる走りも堪能。「峠越えも楽にこなせますし、バイクパッキングに最高の一台ですね」

問:ヤマハ発動機 www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/

ヤマハ発動機カスタマー コミュニケーション センター(国内専用窓口):TEL.0120-090-819

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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