プロトーネアイコンの進化系ヘルメット、エレメントがすごい! アルゴン18もまもなく入荷|日直商会
Bicycle Club編集部
- 2023年10月05日
デローザやアルゴン18などの車体からカスクのヘルメットなど、幅広い自転車商材を扱う日直商会。コロナ禍などで流通が滞る時期を乗り越えた彼らの展示会に参加してきた!
W杯トラック競技で過半数の国が選ぶアルゴン18
日直商会が扱うブランドといえばデローザを思い浮かべる人も多い。しかし、カナダ発のメーカー、アルゴン18も忘れてはならない存在だ。ワールドカップのトラック競技で53カ国出場中、過半数にあたる27カ国に選ばれていることからもその実力は認められている。
ただ、現状だとあまりその事実が知られていないため、人と異なりつつ高性能な自転車に乗りたい人にはうってつけだろう。
そんなアルゴン18はもちろんロードバイクも製造している。その代表がサムというシリーズだ。同社にかつて存在していたナイトロジェンというエアロバイクと、現在もある軽量クライミングバイクのガリウム、エンデュランスバイクのクリプトンという3種の車体の特徴をミックスしたバイクだ。
昨年まではなかなか流通の面で思うように販売できなかったが、現在は正常に戻りつつあるという。国内でアルゴン18を見る機会もこれから増えていきそうだ。
プロトーネアイコンの進化系! エレメント
プロ御用達のモデルである同社のプロトーネアイコンを、さらに発展させたハイエンドモデルがこのエレメントだ。カーボン樹脂を使いシェル部分の厚みを薄くした。それにより装着時の頭とヘルメット内の樹脂でつくった段差に生じる隙間が大きくなり、空気の通りがよくなる。その結果として空冷効果と共にエアロ効果も高めている。
また、頭部の設置面にはハニカム構造のマルチポッドといわれるクッションを採用し、ねじれ衝撃に対する安全性も向上した。価格は50,600円と安くはないが、ハイエンドにふさわしい機能を追求した商品だ。
エントリーを超えるエントリーグレードヘルメット、シンテシ
カスクのエントリーモデルとなるシンテシ。プロトーネアイコンと似ているシルエットを持ち、さらにアウターシェルが全体を覆っていることで、他の低価格帯のヘルメットによくある発砲樹脂むき出しのものよりも高い質感を維持している。また、内部の溝も深く作られていて、空気の通り道を確保し空冷効果とエアロ効果にも寄与している。
また、ヘルメットをかぶる際に髪の毛をちょうど通せるような隙間ができる点から、女性にも選ばれやすいことが同製品の特徴だ。
コロナ禍の影響も次第に落ち着いてきている同社の存在感はこれからも高まってくるだろう。その動向を注視していきたい。
問:日直商会
www.nichinao.jp
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