ヤマハから2つのコンセプトモデル、トレンドのグラベルにも対応|JAPAN MOBILITY SHOW 2023
Bicycle Club編集部
- 2023年11月01日
FUTURE、GREEN、DREAMの3つをキーワードに、モビリティに関連する企業が目指す未来を、消費者と一緒に考える場を目ざし、東京モーターショーから改名。10月26日から始まったJAPAN MOBILITY SHOW 2023。会場の東京ビッグサイトには「日本発」の未来を世界に発信するというテーマの下、スタートアップなども含め470社を超える企業が参加した。
気候変動の抑制と環境保護を目ざし「脱化石燃料」「脱炭素」をテーマにした展示が目立つなか、パーソナルモビリティとしてeバイクのプロトタイプも出展された。
今回の記事では、新たに2台のコンセプトモデルを発表した「YAMAHA(ヤマハ)」を紹介する。
eバイクR&Dラボとして2台のコンセプトモデルを発表
今年PASが30周年を迎えたヤマハは、eバイクR&Dラボとして、2輪駆動アドベンチャーモデルのY-01W AWDと、同社のオフロードレーサーのイメージを受け継ぐY-00Z MTB、2台のコンセプトモデルを発表した。
Y-00Z
現行モデルのMT-Proが前後27.5インチホイールなのに対し、Y-00Zは29インチを採用。また前後サスペンションも日本のKYBを採用するほか、同社のモトクロスファクトリーチームが装着する電気式ステアリングダンパーEPSを搭載。
アシストユニットは、クランク部とモーターを別体構造とすることでサスペンションレイアウトやバッテリーの重量配分を最適化。「常識を打ち破るライド体験」を実現しているという。
Y-01W AWD
センターモーターと前輪ハブモーターを組み合わせた両輪駆動のアドベンチャーeバイク。2つのバッテリーを搭載するツインチューブフレームに、キャンプツーリング時に便利なアクセサリーの取り付けが可能な倒立式フロントサスペンション。オフロードでの走破性を高めるワイドタイヤ装着が可能なフレームデザインという構成で、走れるフィールドの拡大を提案する。
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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