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ヤマハから2つのコンセプトモデル、トレンドのグラベルにも対応|JAPAN MOBILITY SHOW 2023

FUTURE、GREEN、DREAMの3つをキーワードに、モビリティに関連する企業が目指す未来を、消費者と一緒に考える場を目ざし、東京モーターショーから改名。10月26日から始まったJAPAN MOBILITY SHOW 2023。会場の東京ビッグサイトには「日本発」の未来を世界に発信するというテーマの下、スタートアップなども含め470社を超える企業が参加した。
気候変動の抑制と環境保護を目ざし「脱化石燃料」「脱炭素」をテーマにした展示が目立つなか、パーソナルモビリティとしてeバイクのプロトタイプも出展された。

今回の記事では、新たに2台のコンセプトモデルを発表した「YAMAHA(ヤマハ)」を紹介する。

eバイクR&Dラボとして2台のコンセプトモデルを発表

今年PASが30周年を迎えたヤマハは、eバイクR&Dラボとして、2輪駆動アドベンチャーモデルのY-01W AWDと、同社のオフロードレーサーのイメージを受け継ぐY-00Z MTB、2台のコンセプトモデルを発表した。

解説してくれたSPV事業部事業企画部の黒沢大介さんは、MTBのみならずロードレースにも参戦する現役ライダー

Y-00Z

現行モデルのMT-Proが前後27.5インチホイールなのに対し、Y-00Zは29インチを採用。また前後サスペンションも日本のKYBを採用するほか、同社のモトクロスファクトリーチームが装着する電気式ステアリングダンパーEPSを搭載。
アシストユニットは、クランク部とモーターを別体構造とすることでサスペンションレイアウトやバッテリーの重量配分を最適化。「常識を打ち破るライド体験」を実現しているという。

デュアルツインフレームを活かし、リアユニットを縦置きにしながらもスタンドオーバーハイトを低く抑えている
トルクセンサーはクランク部に配置。モーターユニットが独立してチェーンにアシストパワーを伝える「チェーン合力」方式を採用
スイングアームを近年の下り系MTBに多く採用されるハイピボット式とすることで、ホイールの軌道が後方に描かれスピードが持続できる
事前発表とは異なり、ドイツの3×3製ハブ一体型内装変速ユニットが装着された
PAS由来の技術でもある磁歪式トルクセンサーを用いたステアリングダンパー。その下にディスプレーユニットが備わる
KYB製倒立サスペンションフォークは160mmトラベル。軽量化とねじれ剛性を高めるためアクスル径は20mm
KYB製のコイル式リザーバー別体リアダンパーユニット。リアトラベルは150mm
シートポストを保持するステーを独立させ、ポジション変更の自由度を高めている

Y-01W AWD

センターモーターと前輪ハブモーターを組み合わせた両輪駆動のアドベンチャーeバイク。2つのバッテリーを搭載するツインチューブフレームに、キャンプツーリング時に便利なアクセサリーの取り付けが可能な倒立式フロントサスペンション。オフロードでの走破性を高めるワイドタイヤ装着が可能なフレームデザインという構成で、走れるフィールドの拡大を提案する。

ダウンチューブとチェーンステーがアシストユニット上でつながる有機的なデザイン
デザインを崩さぬよう収められたバッテリー。トップチューブ下にストレージを備える
前輪のハブモーターは後輪用ユニットと統合制御される。ハブアクスルは20mmを採用
KYBの100mmトラベル倒立サスフォークを装着。倒立の利点を生かしキャリアやライト類を装着する
DHバー/ハンドル/ステムが一体となったコックピット周り
音叉マークの部分がディスプレーとなる

YAMAHA公式サイト

JAPAN MOBILITY SHOW 2023

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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