BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

ゆりかもめに自転車をそのまま積んでGO! レインボーライドを楽しんだ!

11月23日(木・祝))に開催されたレインボーライド。首都高を交通規制してレインボーブリッジなどを約4500人が走るサイクリングイベントとして注目され、ステージやブース出展などをメインとするマルチスポーツも楽しめた。この日、メディアツアーのために用意された「ゆりかもめ」の特別列車で行くレインボーライドを体験。その様子をバイシクルクラブ元編集長岩田がお届けする。

ゆりかもめに自転車を持ち込み、新橋からお台場まで

集合は朝5時15分。自転車専門媒体とYouTuberが招待された。サイクルガジェットTVのアヤさん、あむちゃん!の愛あむさん、山は性癖ですの篠さんたちと合流

GRAND CYCLE TOKYOは東京都が推し進める、自転車をさらに身近なものとするためのイベントの総称。ライドやレースなどさまざまなイベントが用意されているが、11月23日(木・祝)に開催されたのはレインボーライド。そのレインボーライドではゴール地点がマルチスポーツの会場にもなっているから、同時にふたつのイベントが楽しめちゃうって仕組み。

しかも! バイシクルクラブ編集部には新橋からゆりかもめに乗ってレインボーライドのスタート地点まで行くメディアツアーのご案内が。これは楽しそうだ!と早朝の新橋駅に向かった。

ゆりかもめの新橋駅は階段が長い。台湾ではみんなフツーにエスカレーターを使っているが、今回は階段を利用。ロードバイクは軽いのでYouTuberの女性陣(手前から愛あむさん、アヤさん、篠さん)は軽々と上っていく

ゆりかもめ輪行体験と名付けられてはいたが、輪行はしないのでいわゆるサイクルトレイン。昨年のレインボーライド時にも実施され、今回で2回目となる。社会実証実験ということではなく、あくまでレインボーライドに合わせた特別列車ということだが、バイシクルクラブとしては今後の展開に期待したくなる。

乗車時間を待っているあいだ、ゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)の新橋駅には輪行袋をかついでJR新橋駅から歩いてくる人もちらほら。俺たちだけサイクルトレインで申し訳ない気持ちに。どこで輪行を解くかという違いだけかもしれないけど、一般の人もサイクルトレインが体験できるとなれば、きっとレインボーライドも魅力を増すはず。ぜひご検討いただければと。

ゆりかもめ新橋駅ホームで時間まで待機する参加者。手前はアヤさん

車窓からはレインボーライドで走るレインボーブリッジが一望

明るくなってきた車窓にレインボーブリッジが! レインボーライドで走るルートはすでに交通規制されててクルマが走ってない

ホームまで上ってからも、しばらく待ち時間が続く。その間にも一般の列車が発車していく。乗客のみなさんからは「なんで自転車がホームにいるの?」的な視線が。このフツーじゃない感、非現実感がサイクルトレインの魅力のひとつだと思うのは俺だけでしょうか。

一般の乗客に貸し切り運行をお知らせするスタッフ。このためだけに朝5時集合。ありがとうございます
貸し切り列車が到着。まずはスタッフが乗り込み、自転車の積載場所を養生
いよいよ自転車を持って乗り込みます
自転車を保護。というより壁と手すりを保護、かな
自転車を乗せるがこんな感じに2台をまとめて固定。自分で押さえる方式だと自転車から離れられないが、これなら車内を動き回れる
乗車はたった14分。あっという間に台場駅。また自転車をかついで階段を下りる。ああ楽しかった!

小池都知事のお見送りでレインボーライドがスタート

スタート時にはゲートの横からスモークがシュパーッと吹き出て、参加者も小池知事もびっくり

台場駅からスタート地点のお台場海浜公園までは自転車に乗って移動。ウェーブで段階的に出発する方式なので、各ウェーブごとに分かれて待機場所が設定されていて、そのなかを抜けていく。みんな楽しそうに待っているみたい。俺たちは一応(?)メディアなので、スタートは第29ウェーブと遅いんだけど、取材ができるようにスタート地点で待たせてもらうことに。

ゆみやみちゃんねるのゆみやみさん、なななチャンネルのなななさんたちもここで合流、みんなで記念撮影
時間があったので著者もこんな写真を撮ることができました

自転車でレインボーブリッジ、今年は東京ゲートブリッジも走れた!

メディアの仲間たちとレインボーブリッジへの流入路を上っていく

コースはショート、ミドル、ロングの3コースがあり、選んだのは約32kmのロングコース。30kmなんて全然たいしたことないだろうと思っていたが、レインボーブリッジも東京ゲートブリッジもけっこう上り坂になっていて、ジワジワ脚にくる。YouTuberの愛あむさんはゴール後「もう脚がプルプルしてます〜!」って言ってた。でもふだんクルマでしか通れない場所を走る特別感と、橋の上からのスゴい景色など、このイベントでしか得られない高揚感はすばらしい。参加してよかったと心から思いました。8時ころのスタートだったが、10時半にはフィニッシュしていた。あっという間だなー。

長さ798m、海面から約50mという巨大なレインボーブリッジ。サイクリストがこのサイズに見える!
黄色のウェアが筆者、その前はトライアスリートの白戸太朗都議
すごい! ホントにレインボーブリッジの上を走ってる!
この日、レインボーブリッジ周辺の首都高では、朝4時から14時まで交通規制された。こんなことができちゃうんだなー
ふだんは渋滞情報などが出る電光掲示板にはこんなメッセージが
途中には1カ所エイドステーションがあり、水が配られた。水だけ?って文句を言ってる人もいましたが、30kmなんだからまあそんなもんでしょ
昨年はなかった東京ゲートブリッジがコースに組み込まれた。橋を渡って若洲海浜公園サイクリングコースへ 写真◎GRAND CYCLE TOKYO実行委員会
東京ゲートブリッジはダラダラ上ってダラダラ下る。遠く葛西臨海公園の観覧車が 写真◎GRAND CYCLE TOKYO実行委員会
ゴールはお台場のセントラル広場。おつかれさまでーす! 写真◎GRAND CYCLE TOKYO実行委員会

マルチスポーツを堪能して終了、また来年も走りたい!

フィニッシュでもらった完走メダル。うれしい

フィニッシュ後にはそこで開催されているマルチスポーツやステージイベント、ブースなどを見てまわる。そのなかにあったのが、都バスのサイクルラック装着車。フロントにアメリカで使われている市販のラックを装着して、実際にロードバイクを積んで走ってみせてくれた。ここでの反応や意見を聞いたうえで、今後どこかの路線で導入を検討したいという。これが走るようになれば日常の足としての自転車の使い勝手がさらによくなるはず。なんか東京の自転車環境、どんどん前に進んでいますよ!

ステージではサッシャさんをMCに大会アンバサダーの武井壮さん、稲村亜美さんをはじめ、レインボーライドを走ったガレッジセールのゴリさんらがトークで盛り上げた
ストライダーの体験会はすごい人気
ヘルメットのデザインコンテスト。真剣に見入る稲村亜美さん
自転車関連や行政のブースも盛況
フロントにラックを設置した都バスの実験車。ラックはアメリカのスポーツワークスというブランドの市販品
レールの上にホイールを載せ、アームで上から固定する方式
運転席からはこんなふうに見える
畳んで収納した状態。。自転車で隠れないようナンバープレートの位置も移動させてある
ゴールではスープが参加者に無料で提供された
フィニッシュ会場でくつろぐ参加者たち。冷たい雨だった昨年とうって変わってぽかぽか陽気でよかった!
ズラリ並んだダイチャリのレンタサイクル。今回レンタサイクルで参加する人のために900台ほどを用意。この日のために全部新車を導入、今後各地に配備していくんだって

さて帰ろうか。イベント会場を後にお台場から新橋まで豊洲など新しい東京の風景を見ながらのんびり走る。海と川と新しい建物のコントラストがすばらしい。そして東京ってきれいな街なんだと再認識。もっと東京を自転車で走ろう。そう思いました。

DATA

大会名:GRAND CYCLE TOKYO レインボーライド・マルチスポーツ
主催者:GRAND CYCLE TOKYO実行委員会
開催日:2023年11月23日(木・祝)
開催地:東京都港区・江東区

公式サイト

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load