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新城幸也のチームメート、ザンバーニがイツリア・バスク カントリーで2位|ユキヤ通信

4月1日~6日、スペイン・バスク州を舞台に開催される6日間のUCIワールドツアー、イツリア・バスク カントリーに新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)が出場中。第3ステージではクインテン・ハーマンス(アルペシン・ドゥクーニンク、ベルギー)がスプリントを制して勝利、新城のチームメートのエドアルド・ザンバニーニ(イタリア)が2位でフィニッシュした。

フランス、スペイン国境をまたぐスプリントステージ

チームメートとともに山岳を越えていく新城   Photo Miwa IIJIMA

第3ステージはフランスのピレネー・アトランティック県にあるエスプレットからスタートし、スペインのアルサケスでフィニッシュする壮大な舞台。190kmの長丁場では、ニュートラルゾーンを含むスタート直後から上りが続き、6つの山岳ポイントが設定された。

天候は風が強いものの、晴れた穏やかな日。しかし、レースは激しいアタック合戦から始まり、集団は終盤に逃げを吸収し、再びアタック合戦となった。リーダージャージのプリモッシュ・ログリッチ(ボーラ・ハンスグローエ)が落車し、集団はペースをダウンさせたが、新城も最前列でアシストした。

最後は集団スプリントで、新城所属のバーレーン・ヴィクトリアスは伏兵エドアルド・ザンバニーニ(イタリア)が2位に入り、スプリントを担当していたニキアス・アルント(ドイツ)が5位に入った。新城は最終局面でのアシストをこなしながら、トップと同タイムの57位でフィニッシュした。

依然として総合首位はログリッチが維持しているが、落車の影響が懸念される。

レース中カメラに笑顔を見せる新城      Photo Sprint Cycling

新城幸也のコメント

「今日もニキアス(アルント)のスプリントでステージ狙い、ペイヨ(ビルバオ)のタイムを失わないのがチーム目標。8kmの上りがスタートという、苦手なスタートだったが、昨日よりも調子良く、集団で越えることができた。しかし、上りでも逃げがなかなかできなくて、50kmくらいのアタック合戦でようやく今日の逃げが決まった。 その中に総合から1分少々のタイム差の選手がいたため、総合リーダーチームのボーラが集団牽引。集団が絞られるであろう、151km地点から始まる上りに備えた。しかし、上り手前でリーダーのプリモッシュが落車したために、少しペースの落ち着いた集団に留まることができ、フィニッシュでニキアスのステージ狙って、皆でアシスト。結果は意外にも若手のザンバニーニが2位! ニキアスも5位と良い結果となった。今日は昨日よりも良く走れた。あと3日間、よりバスクらしいコースプロフィールになっていくので、気を引き締めて頑張りたい」

レース公式サイト

Itzulia Basque Country

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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