エロイカジャパンヴィンテージバイクの祭典を走るための「エロイカ入門」｜ウェア編

5月11-12日に静岡県伊豆で開催されるヴィンテージ自転車の祭典「エロイカジャパン」。どんな自転車&スタイルで走ったらいいか古い自転車好きの編集部ニシヤマがやさしくガイド！
今回はモチベーションがぐっとアップするクラシカルジャージについて紹介する。

祭りのテンション高めるクラシカルジャージ

イタリアのエロイカは、自転車祭り。ヴィンテージなジャージのコスプレ集団が集まって、村はクラシコな雰囲気に染まり、見物客も集まってきて、さらに盛り上がる。
エロイカのポイントは、自転車よりもウェアにある。いわば、盆踊りにおける浴衣のようなものでクラシカルジャージ（ウールジャージ）は祭りを盛り上げるのにけっこう大切。
自転車に関してはテキトーな本家イタリアでも、スタート前のジャージチェックは入念だったりする（エロイカジャパンではチェックはしないのでご安心を）。服装にはこだわるイタリア人だからかもしれない。
クラシカルジャージを多数扱うショップ「ラーゴ・ヴィキーノ」さんに選び方のポイントなどを聞いた。価格は、ラーゴさんだと当時モノで3000〜7000円とリーズナブル。かわいいデザインのジャージは、カジュアルライドのコーディネートにも効くので、この際に入手しておくのもいいだろう。

70年代当時モノはじつはウールじゃない

ウールジャージとよく言われるけれども、当時モノとして入手できる古着ウェアは、アクリルなど合成繊維のものがほとんど。60年代初期ぐらいまではウールだが現存数は少ない。逆に下の写真の再生産モデルなどはウールだが、1着2万円くらいと高価だ。チクチクしない70年代アクリルのほうが合う人も。

基本は既成品にネームが入るシステム

昔のジャージの多くは、既製品の下地柄のウェアがあって、それを入手して後に刺繍やアップリケでチームやメーカーの柄が入るシステムだ。クラシカルジャージをよく見ると、いくつかのパターンの下地柄と色違いに分別できる。無ネームをシックに着るのもいいし、自分でアップリケを付けるのもあり。

人気の柄は？

やはり、かわいい自転車柄のアップリケが人気。また襟や袖などに、アルカンシェルがあるものも定番として好まれるという。

買うときのチェックポイント

買うときには、前面のファスナーが引っ掛かりなくスムーズに上下できるかチェック。ウールのものは、虫食いの穴がないかもしっかり確認しておきたい。ちなみに、フランス物のジャージのほうが、着倒すイタリアよりも程度が圧倒的によいとか。

パンツは何を履く？

当時モノのレーサーパンツは、パットにセーム革を貼ったもの。ブラックのベーシックなレーサーパンツを履くのもありだ。ニシヤマ的には、ナリフリのサイクルカーゴスパッツがオススメ。グローブはクラシカルなメッシュがいい。現行品でも手に入る。

LAGO VICINO

住：東京都東大和市奈良橋5-812-1
営：水〜日曜 10〜17時
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▼イベントの魅力はこちらの記事をチェック！

エロイカ日本上陸10周年記念大会を5月11～12日に伊豆で開催！

2024年04月05日

エロイカライドイベント

5月11日(土)
・エロイカフレンドライド30、80（仮称）
・パレードラン

5月12日(日)
・エロイカクラシック： Samurai（Long）、Odoriko（Middle）、Fuji80、Fuji30

エロイカビレッジフェスティバル

5月11日～5月12日
・チャオイタリア（メイン会場）

備考

主催：エロイカジャパン（株式会社EXプランニング）
主管：エロイカジャパンイン伊豆半島実行委員会
問：エロイカジャパン本部（japan@eroica.cc）

エロイカジャパン2024
公式サイト