BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

早大・岡本、日体大・大野が個人種目2冠達成|東日本学生選手権トラック自転車競技大会

5月4日と5日の2日間、長野県松本市にある美鈴湖自転車競技場で日本学生自転車競技連盟主催の第63回東日本学生選手権トラック自転車競技大会が開催された。この2日間は好天に恵まれ、3種目で大会記録が更新された。

初日はタイムトライアル競技を中心に、3種目で大会記録を樹立

5月4日と5日の2日間、長野県松本市にある美鈴湖自転車競技場で日本学生自転車競技連盟主催の第63回東日本学生選手権トラック自転車競技大会が開催された。日本記録が更新されたこともある高速バンクとして知られる美鈴湖自転車競技場では、冬場のトレーニングを経た選手たちがどれだけ成長したかが試された。同大会は10月の国民スポーツ大会(旧国体)まで続くトラックレースシーズンの初戦で注目される。大会初日は競争系種目の予選を午前中に実施し、午後からは男子1kmタイムトライアルの決勝種目が開催された。

男子1kmタイムトライアル:吉川敬介が好記録で優勝

男子1kmタイムトライアルでは、出場全選手が1分10秒を切る高レベルなレースが繰り広げられ、9位までの選手が1分7秒を切った。昨年この大会で2位に入賞した吉川敬介(日本大学)は1分2秒719という好記録で優勝を飾った。

インディビデュアルパーシュート:岡本美咲と伊藤恭が大会記録を更新

男女のインディビデュアルパーシュートが続いて開催された。

女子3kmインディビデュアルパーシュートでは、今年3月に香港で開催された2024ネーションズカップ第2戦に女子マディソンとして出場した岡本美咲(早稲田大学)が3分47秒729で大会記録を更新し、優勝した。2位に入賞した渡部春雅(明治大学)も3分49秒198で大会記録を更新した。

男子4kmインディビデュアルパーシュートでは、昨年のインカレで2位に入賞した伊藤恭(中央大学)が4分26秒114で大会記録を更新し、優勝を果たした。

男女チームスプリント:日本大学と日本体育大学が好記録で優勝

初日の最後の決勝種目として男女チームスプリントが行われた。男子は最終5組の日本大学が同組出走の中央大学を最後の3走で逆転し、1分1秒931で優勝した。日本大学と中央大学のタイム差はわずか0.055秒という僅差での決着だった。女子では日本体育大学が1分11秒804という大会新記録を樹立し、優勝を飾った。

大会2日目は競技系種目を中心に開催、最終レースポイントレースでは慶応・秋田が僅差で勝利

大会2日目も競争系種目の決勝が中心に開催され、注目の選手たちが輝かしい成績を残した。全体を通して、今大会は多くの記録更新と熱戦が繰り広げられた。

女子500mタイムトライアル:大野風貴芽が優勝

朝一番のレースとなったのは女子500mタイムトライアルである。こちらは大野風貴芽(日本体育大学)が37秒738のタイムで優勝した。

男子チームパーシュート:中央大学が強さを見せつける

続いて男子チームパーシュートが開催された。中央大学が4分12秒838という大会記録に迫るタイムで優勝を果たした。3位の早稲田大学までが4分15秒を切る好タイムで競い合った。

男子スクラッチ:緊迫のレース展開

男子スクラッチでは、レース終盤に鈴木清乃介(日本体育大学)が先頭に立ち、残り2周で美甘星次郎(早稲田大学)が追走に出て最終周回のバックストレートで鈴木を追い抜いた。さらに、小久保瑠惟(明治大学)が飛び出して最終4コーナーで美甘を捕らえ、そのまま先頭でゴールし優勝を果たした。

女子スクラッチ:岡本美咲が2冠を達成

女子スクラッチでは、岡本美咲(早稲田大学)が最終周回で大関奏音(日本体育大学)を振り切り、個人パーシュートに続いて今大会2冠を達成した。

男子ケイリン:熾烈な戦いを制した中央大学

男子ケイリン決勝ではペーサー離脱後に中央大学勢が日本大学勢に挑戦し、残り2周回のバックストレートで熊谷海飛(中央大学)が先頭に立ち、3コーナーから4コーナーにかけて井出晃太郎(中央大学)がスパートをかけ、最終周回を独走で駆け抜け優勝を飾った。

男子スプリント:伊藤京介が完封優勝

男子スプリント決勝では、昨年のインカレで2位に入賞した伊藤京介(日本大学)が1/4決勝、1/2決勝、決勝を通じて1本も取られずに完封で優勝を果たした。

女子スプリント:大野風貴芽が見事な完封勝利

女子スプリントでは、大野風貴芽(日本体育大学)が1/2決勝、決勝を通じて1本も取られることなく、男子と同様に完封で優勝を飾った。

男子ポイントレース:秋田圭佑が見せた大逆転

今大会最後のレースとなった男子ポイントレース決勝では、ラップする選手が9名出るなど積極的なレース展開が見られた。後半に単独で飛び出した秋田圭佑(慶應義塾大学)が倍点のフィニッシュで片岡遼真(明治大学)を逆転し優勝を飾った。

リザルト

男子1kmタイムトライアル

1位:吉川敬介(日本大学) 1分2秒719
2位:植松史弥(中央大学) 1分3秒987
3位:福地 晶(法政大学) 1分4秒135
4位:吉田唯斗(明治大学) 1分5秒556
5位:井上凌玖(日本大学) 1分6秒295
6位:片野 樹(日本体育大学) 1分6秒534
7位:竹下寛人(東邦大学) 1分6秒605
8位:塩出優晋(順天堂大学) 1分6秒683

女子3kmインディヴィデュアルパーシュート

1位:岡本美咲(早稲田大学) 3分47秒729※大会新記録
2位:渡部春雅(明治大学) 3分49秒198※大会新記録
3位:大蔵こころ(早稲田大学) 4分0秒138
4位:新沼杏菜(順天堂大学) 4分1秒350
5位:大関奏音(日本体育大学) 4分2秒452
6位:丸子南徠(八戸学院大学) 4分3秒909
7位:田中杏奈(順天堂大学) 4分9秒672
8位:濱口夕海(法政大学) 4分10秒264

男子4kmインディヴィデュアルパーシュート

1位:伊藤 恭 中央大学) 4分26秒114※大会新記録
2位:大仲凜功(早稲田大学) 4分29秒742
3位:三宅太生(中央大学) 4分32秒155
4位:山田拓海(早稲田大学) 4分34秒043
5位:山下虎ノ亮(中央大学) 4分34秒306
6位:宇田川塁(法政大学) 4分35秒450
7位:増山輝咲(法政大学) 4分35秒564
8位:池田悠生(日本体育大学) 4分40秒222

男子チームスプリント

1位:日本大学(松岡勇斗/町田 颯/山下翔太郎) 1分1秒931
2位:中央大学(植松史弥/井出晃太郎/熊谷海飛) 1分1秒986
3位:明治大学(吉田唯斗/本田音輝/宮崎太志) 1分2秒889
4位:法政大学(横溝貫太/福地 晶/中島康征) 1分3秒613
5位:日本体育大学(庄司佳真/小嶋海音/清水敦希) 1分4秒370
6位:順天堂大学(鈴木智也/市村颯大/大森虹亮) 1分4秒776
7位:新潟食料農業大学(青木光琉/恩田莉玖/内田峻輔) 1分5秒568
8位:明星大学(江口宗一郎/千葉勇真/本条悠太郎) 1分6秒950

女子チームスプリント

1位:日本体育大学(大野風貴芽/石田明莉/米田千紘) 1分11秒804※大会新記録
2位:法政大学(濱口夕海/濱 彩春/相見涼花) 1分13秒372

女子500mタイムトライアル

1位:大野風貴芽(日本体育大学) 37秒738
2位:相見涼花(法政大学) 38秒491
3位:松下彩也香(八戸学院大学) 39秒319
4位:米田千紘(日本体育大学) 39秒406
5位:石田明莉(日本体育大学) 39秒448
6位:濱 彩春(法政大学) 39秒473
7位:丸子南徠(八戸学院大学) 41秒239
8位:嵯峨希来(八戸学院大学) 41秒703

男子4kmチームパーシュート

1位:中央大学(釜田佳典/伊藤 恭/三宅太生/山下虎ノ亮) 4分12秒838
2位:明治大学(片岡遼真/小泉響貴/小久保瑠惟/海老島卓弥) 4分13秒887
3位:早稲田大学(山田拓海/神村泰輝/大仲凜功/児玉誠虎) 4分13秒996
4位:法政大学(宇田川塁/増山輝咲/木下寿杜頼/上戸伸之輔) 4分17秒423
5位:日本大学(秦愛希翔/新井敬太/奥村圭志/伊 書男) 4分20秒964
6位:新潟食料農業大学(石川陽翔/梅津飛羽/加藤快介/多田翔飛) 4分31秒260
7位:慶應義塾大学(秋田圭佑/六川 毅/南山航介/中谷研斗) 4分31秒747
8位:明星大学(仙洞田雄大/反保亮太/小森継心/田中遥翔) 4分37秒511

男子スクラッチ

1位:小久保瑠惟(明治大学) 12分50秒
2位:美甘星次郎(早稲田大学)
3位:市村颯大(順天堂大学)
4位:渡邊琉聖(日本大学)
5位:木田竜聖(八戸学院大学)
6位:及川弘恭(作新学院大学)
7位:江尻敬介(日本体育大学)
8位:鈴木清乃介(日本体育大学)

女子スクラッチ

1位:岡本美咲(早稲田大学) 8分25秒
2位: 大関奏音(日本体育大学)
3位:新沼杏菜(順天堂大学)

男子ケイリン

1位:井出晃太郎(中央大学)
2位:横溝貫太(法政大学)
3位:熊谷海飛(中央大学)
4位:髙佐龍太郎(日本大学)
5位:櫻井仁志(日本大学)
6位:鶴見健二(日本大学)
7位:小嶋海音(日本体育大学)
8位:笹瀬力輝太(法政大学)

男子スプリント

1位:伊藤京介(日本大学)
2位:宮崎太志(明治大学)
3位:村上 明(日本大学)
4位:松岡勇斗(日本大学)

女子スプリント

1位:大野風貴芽(日本体育大学)
2位:松下彩也香(八戸学院大学)
3位:濱口夕海(法政大学)
4位:米田千紘(日本体育大学)

男子ポイントレース

1位:秋田圭佑(慶應義塾大学) 53点
2位:片岡遼真(明治大学) 51点
3位:山里一心(早稲田大学) 40点
4位:福田晃司(日本体育大学) 37点
5位:新井敬太(日本大学) 35点
6位:小泉響貴(明治大学) 28点
7位:児玉誠虎(早稲田大学) 28点
8位:加藤快介(新潟食料農業大学) 27点

 

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load