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アンバウンドグラベルスタートリスト発表、注目選手は?|UNBOUND GRAVEL 2024

2024年6月1日にアメリカ・カンザス州エンポリアで開催されるグラベルレース「アンバウンドグラベル」のスタートリストが発表され、男女両レースの注目選手が明らかになった。バイシクルクラブ編集部坂本も参戦予定のアンバウンドグラベルの注目選手とレースの詳細を紹介する。

アンバウンドグラベルとは

ライフタイムアンバウンドグラベルは、グラベルレースの中でも世界的に有名な大会です。カンザス州エンポリアで毎年開催され、レースは、未舗装のグラベルロードを駆け抜けるため、選手たちの持久力と技術が試される。

この大会は2006年に始まり、年々規模と人気を拡大し、多くのプロサイクリストやアマチュア選手が参加し、その過酷さと挑戦性から「グラベルの世界選手権」とも呼ばれる。今年は世界から約5,000人が参加予定だ。

今年の注目選手

なかでも最も注目されるのが距離は200マイル(約322㎞)を走るカテゴリー。男女エリートカテゴリーには男女ともに注目選手が多数参戦予定だ。

男子レースでは、昨年のチャンピオン、キーガン・スウェンソンが最有力候補。彼は2024年のシーオッタークラシックとベルギーのワッフルライドなどで優勝し、絶好調だという。​ その他、2022年チャンピオンのイヴァル・スリック、2021年チャンピオンのイアン・ボズウェルも注目だ。

いっぽう女子レースでは、2023年チャンピオンのキャロリン・シフが再びタイトルを狙い、シーオッタークラシックとベルギーでのワッフルライドでも好調っぷりを示している。ほか、2022年チャンピオンのソフィア・ゴメス・ヴィラファーニも強力なライバルとなりそうだ。今年も激戦が予想され、目が離せない。

このほか、オリンピック金メダリストのグレッグ・ヴァン・アーヴェルマート (ベルギー)も参戦するほか、日本からは昨年に引き続き小森亮平が出場予定だ。

昨年に引き続き今年も出場する小森亮平

日本からは30人近い選手が出場予定

昨年の年代別カテゴリーに参加した日本人メンバーと、今年は200マイルにチャレンジするバイシクルクラブ編集部坂本

エントリーリスト上は日本人参加者の数もおよそ30名で、昨年の20名からさらに増えている。年代別カテゴリーには昨年編集部山口とともにUCIグラベル世界選手権へ出場した高岡亮寛さんや田渕君幸さんも出場する。

UCIグラベルワールドシリーズ「セブングラベルレース」のM45‐49で優勝し、UCIグラベル世界選手権への出場権利を有する高岡亮寛

新ルートとレースの日程

2023年のルートはエンポリア市街地から出発し、南西に向かって一連の急な丘を含む道を進む設定。エンポリアを出発して10マイル地点で登場する丘。2015年以来使われておらず、前日の雨の影響で走れないほどの泥となった。

一方で、2024年のコースはエンポリア市街地を出発し、北のワバウンシー郡とモリス郡に向かう設定となる。ちなみに昨年同様にチェックポイントが2か所、そして2つのウォーターオアシスが設置されている点は同じだが、ルートの詳細や特定のセクションが異なる。

レース前にはエキスポやファンライドも開催

今年のレースは6月1日(土)に開催されます。イベントは4日間にわたり、25マイル、50マイル、100マイル、そしてXL(350マイル)のほかレース前にエキスポ期間があり、多くのファンライドイベントが催される。公式で実施されているもののほか、各ブース主催と思われる非公式のライドイベントも行われていた。

2024年のレースも模様は改めて編集部坂本がお伝えする。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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