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クラシカ・サンセバスチャンでヒルシ勝利、新城幸也がアシストするもチームは不発|ユキヤ通信

8月10日、スペイン・バスク地方で開催されたクラシカ・サンセバスチャンに新城幸也が出場。チームを牽引し、若手をサポートするも優勝はマルク・ヒルシ(UAEチーム・エミレーツ、スイス)となった。

決まらない逃げ、新城幸也がチームをけん引

2つ目の山岳を快調に上る新城幸也。Photo: Sprint Cycling

スペイン・バスク地方の壮大な風景を背に開催された『クラシカ・サンセバスチャン』は、UCIワールドツアーの一環として知られ、高い難易度と過酷なコースで有名なレースだ。今年も例外ではなく、全長236kmにわたるレースは、最大27%の急坂を含む7つの山岳ポイントで構成された。

新城幸也はこのレースに7度目の出場を果たし、特に170km地点の5つ目の登りでは、チームメイトであるブイトラゴ・サンティアゴとジャック・ヘイグのサポートを果たすべく、積極的に前を牽引しました。この戦略により、チームの若手選手たちは上位を狙う貴重なポジションを確保することができ、新城自身はその地点でレースを終えた。

ヒルシがアラフィリップとのマッチスプリントを制して勝利

いっぽうレースはの先頭では残り7kmのピロテギの上りでジュリアン・アラフィリップ(スーダル・クイックステップ、フランス)がアタック、これにヒルシが反応、2人がメイン集団から抜け出し瞬く間にリードを築いた。そして最後の200mでスプリントとなりヒルシがアラフィリップを抑えて勝利を収めた。その後方では、レナート・ヴァン・エートヴェルト(ロット・ディスティニー、ベルギー)が3位を確保した。
いっぽう新城所属のバーレーン・ヴィクトリアスはその後展開に恵まれず、チームはジャック・ヘイグの30位が最高位、完走は2人のみという厳しい結果となった。

新城幸也のレース後コメント

『逃げがなかなかできずに、アタック合戦が続き、最初の3級山岳頂上でやっと決まったが、やる気のヴィスマが直ぐに集団牽引を始めた。ヤッシャと一緒に集団20~30番手を確保してレースを進めた。当初はレースが活性化する170km地点から始まる2級山岳のポジショニングが今日のミッションだったが、山岳賞が一段落した140km地点ぐらいから集団の牽引に加わることになった。今日の最大ミッションの170km地点では10番手くらいで登りに入れたので、僕の役目は終わり、クライマーたちに託した。残念ながら中継が始まったのはこの後だったようで(笑)1日ペースが早く、あっという間だった久しぶりのワールドツアーレースだったが、バスクのレースはたくさんを走ってるからか、コースも大体知っているし、調子良く走れた。引き続き、後半戦も頑張れそうです!』

レース情報はこちら
https://klasikoa.eus/en/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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