宇都宮ブリッツェン2025年シーズン新体制　監督に鈴木真理氏が就任

地域密着型プロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」は、2025年シーズンより鈴木真理氏が新監督に就任することを発表した。

鈴木氏は、元宇都宮ブリッツェン所属選手で、2002年には全日本選手権ロードレースで優勝、2003年と2004年にはアジア選手権ロードレースで2連覇、アテネオリンピック日本代表にも選出されるなど輝かしい実績を持つ。昨年から今年にかけては、さいたま那須サンブレイブの監督を務めていた。

鈴木新監督「育成強化と地域密着でチームを進化させる」

新監督として鈴木氏は、「大きな責任を感じるとともに、これまでの経験を活かしてチームの新たな歴史を築けることを大変嬉しく思う」とコメント。2018年からブリッツェン・ステラとブラウ・ブリッツェンのコーチとして育成に携わっており、特に下部育成チームからトップチームへの選手育成強化に注力していく方針。「若手選手が夢を持ち、トップチームへ成長できる環境を整えたい」と抱負を語った。現在、トップチームには育成チーム出身の菅野蒼羅選手が所属しており、来シーズンを含め今後は更なる育成チーム出身選手の加入も期待される。

また、「地域密着型チームとして地元との絆をさらに深めながら、国内外で活躍できるチームを目指していく。『勝利』と『感動』を届けるというチームの理念を胸に、選手と共に常に前進し、ファンの皆様にとって誇れるチームを作り上げたい」と決意を表明した。

廣瀬GM「鈴木監督の手腕に大きな期待」

チームGMの廣瀬佳正氏は、「鈴木監督が持つ豊富な知識や経験、そして人間的な魅力が、宇都宮ブリッツェンをさらに高みへ導いてくれると確信している」と期待を寄せた。

新体制発表は12月12日

新加入選手などの2025年シーズンのチーム新体制については、12月12日に発表される予定だ。