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クロモリロードを編集部員がチープカスタム、パーツ代は4万円!?

チープでも乗って楽しい自転車作りに「編集部のジャンクマスター」ことニシヤマが挑戦! フリーマーケットで買ったクロモリロードチープをカスタム。ここではバーテープを巻いていよいよ完成! さて気になる乗り心地は!?

クロモリロードチープカスタムvol.3「パーツレスト編は」こちら 

狙い目はリムブレーキのロードバイク!? 編集部員がパーツリペアにチャレンジ

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2024年12月30日

クロモリロードチープカスタムvol.4 カスタム仕上げ

必要にして十分を狙ったつもりだったが、思った以上の走りの良さに驚いている。クロモリ自転車は海外ブランド品を含めていくつも所有してきたが、これは屈指の出来だ。

フレーム素材は「石渡022」で、現在のカイセイのラインアップにもある、ごくベーシックなクロモリバテッドパイプだ。フリマに転がっていたフレームがこんなポテンシャルを持っていたとは。

急に外置きにするのがもったいなくなったが、自転車は乗ってこそだ。思いたったら、部屋着にヘルメットをかぶって寒風の中、近所の坂を目指す。すぐさま乗れるちょこっとトレーニングが、リモートワークの運動不足に効く。けっこう死活問題だったりする。

部屋置き自転車を外に出すのがおっくうなだけなんだが。つくづくお宝自転車は、自分にはいらなかったのではないかということに今さら気づく。

もとより息子の通学用に作ったものなので空いているときしか乗れない。最近は週末も塾に乗って行ってしまうのが唯一の不満だ。というわけで、次なるまかないネオレトロ自転車を作るべく、まだジャンクパーツを……。

その前にハドラスコーティングでサビ止め

外置きの風雨からコーティングで守れるか?

自転車を外に置いておくと、紫外線や雨水などにさらされてヤレてしまうのは致し方ない。とはいえフレームのメッキ部など守れないものかCDJ TOKYO(ショップ詳細は次ページ)に相談してみた。「外置きのサビ止めのために施工したことはないけれど、ハドラスコーティングを試してみます?」ということに。高い撥水姓、防汚効果を発揮するピュアなガラス層を生成する次世代ガラスコーティングだ。9Hの表面硬度ながら柔軟性があり、薄く硬いがフレームのしなやかさも損なわないという自転車に理想のコーティングといえる。施工費は2万8600円(フレームコーティング)だ。

CDJ TOKYOは、自転車向けハドラスコーティングを初期の頃から行っている、Fusion HardolassPRO施工店。防傷・防錆と防汚の2種のコート層を独自手順で生成する。ベースとなる塗装が荒れている場合はポリッシングなども含めて対応。カスタムペイント後の塗装保護にも人気とのこと。またホイールなどにも施工可能だ

カーボンドライジャパン東京直営店 CDJ TOKYO

フレーム診断やコーティングほか、洗車サービス、カスタムペイントの受付なども行っている。名古屋に本拠地があるCDJの東京窓口だ。

東京都世田谷区新町2-2-22 NIビル1階
https://tokyo.carbondryjapan.com/

バーテープは多目的グリップがお得

薄くて、グリップ感高く、かつ安い多目的グリップ

裏技として知られているテニスのグリップテープ巻き。最近のオススメは、YFFSFDCで9色セットで685円(アマゾン)。テニスほか、バットや釣り竿にも使える多目的用。厚さ0.7㎜のPUレザーのしっとりした握り心地は、高級バーテープのよう。薄めが好みの人に。

1本がドロップハンドル半分ぶんの長さなので、ブレーキレバーのブラケット部分から巻き始める。これでバーテープ巻きの難しい部分をクリアできるので巻きやすいメリットも。よく握る上ハン部分が汚れてくるので、残りのテープで上のみを巻き替えられる。ブラックのみなど単色のセットもある
それぞれエンドテープが付属している。巻き終わりが斜めにカットされているのもいい
白、黒、灰色、青を使ってみた

チープカスタム完成!

フレームの素性がよかったのもあるが、フレーム誕生時よりもパーツの性能は上がっているので、当時より走りやすいはず。レストモッド的な可能性も広がるネオレトロカスタムだ。

現行品なのにネオレトロな雰囲気のMKS・RMXペダル。安定した踏み心地に寄与している
ベルがなんともヌケ感がある左側。ヘッドナットは通常の6角に変更した
石渡022のデカå ール。地味なフレームなので、ステッカーチューンの際に貼ろうと思っている。より古いピンクのほうがいい感じ

パーツの購入価格は4万円台

パーツ総額の内訳には、フリマなど中古での購入価格も入っている。譲ってもらったもの、完成車から外したパーツはよくある中古価格の相場で記入した。

参考価格

フレーム 500円
ホイール 10,000円
タイヤ 3,940円
チューブ 600円
リアメカ 500円
チェーンリング 2,599円
チェーンリングボルト 899円
クランク 1,500円
チェーン 648円
スプロケット 2,010円
ペダル 3,033円
サドル 604円
シートポスト 1,500円
ステム 1,300円
ハンドル 1,500円
シフター 1,000円
ブレーキレバー 1,000円
ブレーキ 5,500円
ケーブル 2,000円
ベル 500円
バーテープ 685円

合計 41,818円

 

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PROFILE

ニシヤマ

Bicycle Club / 副編集長

ニシヤマ

自転車暦35年以上。中学時代からランドナーに乗る、ヴィンテージ(ジャンク)自転車大好き人間。バイシクルクラブのバイク&キャンプなアウトドア系記事、自転車レストア&カスタム記事など製作。またマニアックな自転車ムック職人。加えて最近は、付録職人でもある

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自転車暦35年以上。中学時代からランドナーに乗る、ヴィンテージ(ジャンク)自転車大好き人間。バイシクルクラブのバイク&キャンプなアウトドア系記事、自転車レストア&カスタム記事など製作。またマニアックな自転車ムック職人。加えて最近は、付録職人でもある

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