世界最小クラスの自転車用携帯ポンプ「エンケースポンプ30cc」新登場｜WOLF TOOTH

Bicycle Club編集部

2025年02月12日

フカヤは、WOLF TOOTH（ウルフトゥース）の革新的な自転車用携帯ポンプ「エンケースポンプ」シリーズの最新モデルとなる「エンケースポンプ30cc」の発売を発表した。本製品は、既存の40ccモデルと比べて全長が21mm短縮され、CO2インフレーターとボンベと同等サイズまでコンパクト化を実現。携帯性と機能性を高次元で両立した注目の新製品となっている。

受賞歴が証明する革新的な設計思想

エンケースポンプシリーズは、その名が示す通り、本体内部にメンテナンス用の専用ツールを収納できるストレージスペースを備えているのが最大の特徴だ。さらに、自転車での走行中に避けられない水や砂利の侵入を防ぐ独自の「Enviro-Lockシステム」を採用。この革新的な設計と実用性の高さが評価され、”2024バイクパッキングギア・オブ・ザ・イヤー”のツール・ガジェット部門にノミネートされるなど、高い注目を集めている。

これまでのラインナップは40ccと85ccの2サイズ展開だったが、今回新たに投入される30ccモデルは、さらなるコンパクト化を追求した意欲作となっている。

徹底的な小型化と実用性の両立

新型の30ccモデルは、40ccモデルからさらに全長を21mm短縮することに成功。CO2インフレーターとボンベを組み合わせた際と同等のサイズまで小型化を実現している。サイズは120×31mmと、まさに携帯に最適なコンパクトさだ。

重量面でも、ポンプ本体単体で87g、タイヤプラグツールセット込みでも113gと軽量化を達成。これは、長距離ライドやグラベルレース等での使用を想定した際に、携行による負担を最小限に抑える考慮がなされている。

使い勝手を追求した機能性

30ccモデル用に新設計された専用タイヤプラグツールは、本体内部のストレージに収納可能。ただし、40cc/85ccモデル用のツールとは互換性がないため、注意が必要だ。

マウント方式にも工夫が凝らされている。標準装備されるマウントは、ボトルケージと共締めできるオフセットタイプを採用。さらに、別売オプションとして「インラインマウント」（2,640円税込）も用意されており、よりコンパクトな取り付けを実現できる。これにより、フレームスペースの限られた小型のバイクでも、効率的な搭載が可能となっている。