冬ゴルフのスタイルをアップデートすればスコアは良くなる!
フクダトモオ
- 2022年02月20日
冬だから仕方ないとスコアをあきらめていませんか? 冬のスコアアップのポイントは準備力にあります。そこで、プロキャディとしてツアーの第一線で選手をサポートしてきた杉澤伸章さんに、寒い日に合うゴルフスタイルを教えてもらいました。ちょっと意識を変えるだけで、結果は大きく変わってきますよ。
冬ならではの状況を楽しみましょう!
まず意識してほしいのはタイムマネジメントです。冬は体が運動モードに切り替わるまでに時間がかかるので、朝起きたら家を出る前に軽いストレッチをしてください。その上で早めにコースへ到着するようにして、時間をかけてウォーミングアップをします。なるべく体が温まった状態でスタートするためには、パッティング練習のあとにレンジで球を打つ方法も効果的。時間の使い方やルーティンを工夫しましょう。
クラブセッティングを冬仕様にアレンジするのもおすすめの方法です。ぜひ活用してほしいのがユーティリティ。ソールが滑って球をひろってくれるので薄い芝でも球が上がりやすいですし、ラフや傾斜地、バンカー、さらにはアプローチにも使える万能クラブです。
最後にもっとも大切なことをお伝えしておきます。それは、とことんゴルフを楽しむことです。ゴルフはスコアを追求することだけが楽しみではありません。おいしい食事や美しい景観、仲間との会話もゴルフの魅力です。それらを満喫しながらプレーしてみてください。ポジティブにプレーすれば好結果にもつながりやすいですし、きっと充実したラウンドになるはずです。
自分を過大評価したり、必要以上にスコアにこだわったりせずに、冬ならではの状況を楽しみましょう!
冬ならではのプレースタイルへアップデート
【1】タイムマネジメントを変えよう
練習グリーン→ドライビングレンジへ
アマチュアゴルファーの場合、スタート前はドライビングレンジ→練習グリーンの順番でウォーミングアップするケースが多いが、なるべく体が温まった状態でスタートするために、冬は練習グリーン→ドライビングレンジに変えるのがおすすめ。
【2】飛ばすことにこだわらない
ドライバーを7割で振ろう
ティショットで番手を下げて方向性を重視するの良いが、逆に力が入ってミスすることも。ドライバーを7割程度の力感で振っていくのがオススメだ。
【3】レイアウトを入念にチェック
乗用カートのGPSナビを活用
GPSゴルフナビを活用してコースレイアウトをチェック。ナビがない場合は、スマホなどでゴルフ場のWEBサイトを確認すると良い。
教えてくれた人・杉澤伸章さん
21歳で横田真一の専属キャディとなり、2002年からはプロキャディとして丸山茂樹と契約し、PGAツアーを転戦した。2011年から宮里優作と契約し、ゴルフ日本シリーズの優勝をサポート。現在はツアー中継の解説やリポート、企業向けの講演などで活躍する。
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PROFILE
EVEN / EVEN副編集長
フクダトモオ
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。