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ハワイの老舗ブランドとゴルフウェアの老舗ブランドが秀逸コラボ

「レインスプーナー」と「マンシングウェア」のコラボはコーデで楽しむ

編集長のミズカミです。いよいよ暑くなってまいりました。半袖ショーツのゴルフの季節です。そうなるとやはりリゾーティな装いってのが、いの一番になりそうなところ。今年は特に旅行業界的には“ハワイ推し”が最優先だそうで、当然ブームになりそうな予感ありです。

ということで、ハワイの中でもファッションといえば「レインスプーナー」がその代表格。ハワイアンシャツの老舗ブランドです。

このレインスプーナーというブランド、出自が面白い。元々、カリフォルニアで紳士服店を経営していたレイン・マックローさんがハワイ旅行をした際に、ご当地の生活に魅了されます。時はジャンボジェット機が世界の旅行様式を大きく変える流れにあり、そこに商機を見出してハワイで紳士服店を開業するのです。その第一号店こそ、1959年にオープンしたアラモアナ・ショッピング・センター開業時の最初の店舗の一つ。

一方、ルース・スプーナーさんはワイキキビーチに工房を構える女性縫製師として、サーフトランクスなどを手がけ、その極めて高い品質で大きな評判を呼んでいたそう。

そんなルースさんとレインさんが出会い、レインさんがデザインしたお洒落なボードショーツやシャツを、ルースさんが卓越した縫製技術で仕立てるというモノづくりが始まり、程なくして二人の会社が合併。現在のレインスプーナーが誕生したというお話。それが1961年のお話と聞くと、なんだか古き良きアメリカのサクセスストーリーという感がしますね。

さて、話は変わってゴルフ界。マンシングウェアというブランドのお話。同ブランドは1886年にアメリカのミネソタ州ミネアポリスでアンダーウェアのメーカーとして創業。全米の中でも文化の街として知られ多くの芸術家を育んだこの都市で、彼らは“世界初のゴルフ専用ウェア”を作り上げるのです。それが1955年のこと。開発には2年余りの歳月をかけ、全米中のゴルファーにリサーチを重ねて作られたゴルフウェアは極めて機能的で、数多くのゴルファーから大絶賛を受けることに。当然、瞬く間にトップブランドの地位を確立したのです。普段、何気無く着ているペンギンマークのゴルフウェアにも、そんな生い立ちがあったかと思うと感慨深いですね〜。

ということで、そんな偉大な二つのブランドがコラボレーションをしたというのが今回のテーマ。昨季に直営店限定の商品を2型展開したのが初コラボだったので、これがセカンドシーズンです。

ハット¥8,690(税込)、シャツ¥16,500(税込)、ショーツ¥19,800(税込)

人気のグラフィックにマンシングウェア専用のアレンジ

アイテムを見ていくと、“いかにも”というデザインが何より印象的。これはレインスプーナーの中でも「ラハイナ」という定番的に使われる柄なのですが、よく見れば柄の中にペンギンが入っていることに気づくでしょう。それつまりマンシングウエアのために作られたグラフィックであることの証。そそります。加えてシャツには生産時に出る端ギレや焼却される繊維製品を再生した糸「RENU」を使用しています。昨今のSDGsブームも勿論意識しております。さらに柄の素材は、ドットエアを採用しているので特にショーツなどは実に涼しい。伸縮性もあって機能面も申し分なし。この辺りは流石ゴルフウェアのトップブランドといったところ。

キャップ¥5,830(税込)、ワンピース¥23,150(税込)

ウィメンズのワンピはさらに華やか

こちらのワンピースは夏のリゾートゴルフにはもってこいな艶やかさ。椰子の木や果物、サーファーやカメハメ大王、リゾートに関連した英単語等々、様々なモチーフが描かれたグラフィックは、こちらも定番の「スプーナースタイル」という柄。もうこれ一枚でターフの主役は決定的といったところでしょうが、同柄をツバやリボンにそこはかとなく採用したキャップと合わせれば、完璧なコーディネートの完成です。こちらのワンピースもエコ素材RENUを使っているので抜かりなし。

ヘッドカバーも充実。左からDR用¥5,830(税込)、FW用¥5,830(税込)、UT用¥5,500(税込)、DR用¥6,490(税込)
バケットハット¥8,690(税込)
クローシュ¥5,830(税込)

アクセサリーアイテムも充実のラインナップ

今シーズンはアパレルだけでなくアイテムもかなり充実。写真のヘッドカバーやハット類の他、トートバッグやキャディバッグまでラインナップしているので、ズラリと揃えてリゾートゴルファーを満喫するのもご機嫌です。

 

コラボ商品は他にも

 

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PROFILE

水上貴夫

EVEN / 編集長

水上貴夫

モノ誌、ファッション誌を渡り歩き2008年に『Real Design』を作りたいと、枻出版社に入社。わずか1年半で編集長となるもその数か月後、朝4時に担当役員から「来週から『EVEN』の編集長やって」といわれて早10年を数える。もうすっかりゴルキチ。

水上貴夫の記事一覧

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