アイアンの理想型、ここに極まる「ピン」の『i230アイアン』
フクダトモオ
- 2022年12月19日
大ヒットの予感が漂う
ルックスと打感の良さにベタ惚れして購入した「ピン」の『i-BLADE』は、所有欲を満たしてくれる名器ではあったものの、調子の悪さが結果に直結するシビアなアイアンでもあった。
で、同じく「ピン」の『i210アイアン』に乗り換えたのが4年前のこと。これまたステンレスとは思えない打感の良さが秀逸で、ツアーアイアンとしては他の追随を許さない寛容性の高さが魅力だった。
そして先日、2023年1月発売予定の『i230アイアン』をコースで試打させてもらったのだが、実に良い。あの名器『i-BLADE』を思わせるシャープなルックスに、『i210』を上回る打感の良さと寛容性。一見してわかるフェースの溝の多さは、ラフや雨に濡れた芝でのスピン性能を高めてくれるだろう。
「ピン」は、前作を明らかに上回る性能を確保できなければ新製品を出さないメーカーとして知られるが、これはもう太鼓判。すでにツアープレーヤーの間では切り替えが進んでおり、大ヒットの予感が漂う。
○番手:#3~#9、PW、UW
○ロフト角(°):33(#7)
○ライ角(°):62(#7)
○クラブ長さ(inch):37(#7)
○価格:1本30,800円~
※2023年1月19日発売予定。スペックはカスタムフィッティングにより調整可能
余剰重量を最適な箇所に配置することで、さらにブレないヘッドへと進化。またフェースの溝の角度と間隔を最適化し、従来よりも溝の本数を増やすことで、ラフからのスピンコントロール性能を高めている。
問 ピンゴルフジャパン(048-437-6501)
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PROFILE
EVEN / EVEN副編集長
フクダトモオ
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。