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watchOS 6からどんな『次世代Apple Watch』が予測できるか?

※WWDC 19で発表された、秋にローンチされる新OSについて現地からレポート中

急速な進化を続けて来たApple Watch

2014年9月に登場したApple Watchは、毎年秋にニューモデルが登場し、現在Series 4となっている。昨秋登場のSeries 4では初めて本体外寸外形まで変わるモデルチェンジとなったので、今年は外形などの変更はないように思われる。時計なのだから、変わらぬ価値観も大切にしながら進化しなければならない。

とはいえ、まだまだモデル黎明期。Series 2で、防水とFeliCa搭載。Series 3でLTE通信機能とW2チップ気圧高度計を登載。Series 4で外寸が変わり画面サイズ拡大、処理能力拡大、電気式心拍センサー登載……と、毎年かなり大幅なアップデートが施されている。

というわけで、今年のwatchOS 6の傾向から、秋に登場するであろう『Apple Watch Series 5』がどんなモデルか想像してみよう。

繊細でローカル色豊かなWatch Faceを追加

watchOS 6の紹介の冒頭で紹介されたのは新しいWatch Faceの新しいバリエーション。

冒頭の写真の左から、シンプルながらずっとグラフィックが変わっていくGradient、デジタルの文字の上にアナログの数字が表示されるNumerals Mono、デジタルで時分が表示されるNumerals Duo、お洒落なCalifornia Dial、そして太陽の24時間の動きを反映して小さいな文字盤が動いていくSolar Face。加えてアナログ時計を含めたモジュラータイプのModular Compactの6種類が用意される。

Numeralsは文字をアラビア数字やローマ数字、ヒンドゥ文字、などから選べる(そこまでするなら漢数字も入れてくれればよかったのに)。California Dialも、文字盤の数字をアラビア数字にしたり、ヒンディー数字にしたり、写真のようにローマ数字とアラビア数字を組合せたりすることができる。またコンプリケーションを加えることもできる。

Solar Faceが動いている動いている様子はたいへん美しく。太陽の位置の反対にアナログの時計が動き続け、その時刻の太陽位置に応じて文字盤の色が変わる。Apple Watch Series 5の象徴的存在になりそうな文字盤だ(Apple Watch Series 5用の文字盤は秋にまた追加されるのかもしれないが)。

ボイスレコーダーと電卓は便利そう

Apple Watchは、iPhoneの出先機関的なアイテムとしてスタートしたが(まるで昔iPhoneがMacの出先機関だったように)、徐々に独立性を高めている。

watchOS 6からは、開発者はiOSアプリがなくても、Apple Watch上で単独で動作するアプリを作れるようになった。その例としてアップル製のオーディオブック、ボイスレコーダー、電卓アプリが紹介された。

すぐに録音をスタートできるボイスレコーダーも、腕に常にある電卓も便利そうだ。チップ計算用のボタンがあるところがアメリカらしい。

また今回から、Apple Watch単独でApp Storeにアクセスし、アプリを購入、ダウンロードできるようになった。アプリを検索する時は音声入力か、Scribbleという手書き入力を利用するようだが、Scribbleは日本語対応していないので、このあたりがどうなるのか少し気になる。

生理周期を記録するCycle Tracking

依然として、ヘルスケアアプリを充実させようという努力は変わらない。

今回大きく紹介されたのは、生理周期を記録できる『Cycle Tracking』アプリ。現在の周期、月経血、症状や徴候、排卵予測キットの結果や排卵周期の記録など、その他の要素を追記できる。

これにより、生理の周期を把握したり、妊娠可能な時期を知ったりすることができる。『あと、1週間で生理が始まります』とか『6月8日から妊娠しやすい時期が始まります』などの通知を受け取ることができる。

USほど性の問題にオープンではない日本で、そんな通知を腕時計に表示したいかというと、ちょっと微妙な気がするが……。

ちなみに、このアプリ、別に何かのセンサーで情報を取得しているワケではないので、自分で自分の身体の状態を入力するだけ。だったら、Apple Watchアプリを作らなくても、iPhoneアプリだけでもいいような気がするが……。

最近のアクティビティの傾向を教えてくれる『Trend』タブ

また、アクティビティアプリには『Trend』というタブが追加される。

過去1年間の情報と、最近90日間の情報を比較して、傾向を表示してくれるアプリで、『1日あたりの移動距離が減っています』とか『エクササイズの時間が減っています』とか、『ランニングのペースが向上しています』というような通知をくれる。

90日間という期間は、季節の移り変わりを反映しているということで、「暑くなってきたから走るペースが落ちている」とか「寒くなったから運動するのがおっくうになっているかな?」とかいう傾向を掴むことができる。

形状は変わらず、ヘルスケア系のセンサーが追加される!?

というわけで、さらに繊細かつ美しいWatch Face、独立したアプリ、ヘルスケア系アプリの充実が特徴になっている。当初のEditionなどの高級路線はすっかりなりを潜めて、さらにヘルスケア系デバイス路線を追求しそう。

このwatchOS 6がローンチされる頃リリースされるであろうApple Watch Series 5は、おそらく、外寸などは変わらないが、さらにヘルスケア系の機能が追加されるというのが順当なところだろう。どんな機能が追加されるだろうか? Cycle Trackingが加わったということは、体温が計れると便利そうなのだが。

(出典:『flick! digital (フリック!デジタル) 2019年7月号 Vol.93』

(村上タクタ)

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

村上 タクタの記事一覧

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