50人にモニター提供されるScanSnapの『ぶうびんポスト』をひと足先に作った

お子さんの描いた絵が、お父さん、お母さんのLINEに届くというScanSnapを使ったIoT的電子工作ガジェット『ぶうびんポスト』をひと足先に体験させてもらった。

発案は日々モノづくりに励む会社員3人で結成された『はっきんぐパパ』。PFUがこのプロジェクトが支援し、キットの生産はバード電子。

この製品は販売されるワケではなく、50台がモニター提供される。募集期間はもう始まっており12月12日で締め切られる。興味ある方はいますぐご応募を。

『ぶうびんポスト』
https://bubin-post.com/

組み立てはとってもスムーズで楽しい

キットには段ボール箱製の本体と、ScanSnap S1100、それに取扱説明書が同梱されている。

取扱説明書は実によくできていて、まぁ簡単な工作なので、この説明通りにいったら、まず普通の大人なら30分もあれば完成すると思う。ともあれ、独り合点したりせずに、キチンとワンステップごとによく読んで指示に従うのがポイントだと思う。

ワンボードマイコンがS1100iを作動させ、LINEにアクセス

キット内容はご覧の通り。まず実は段ボールのキットが実によくできている。これはバード電子の斉藤さんのシワザだと思うが、段ボール製なのにScanSnap S1100やRaspberry-Piが実にカッチリ収まる。素晴らしい。耳の取り付けの構造とかも実にいい。

というわけで、ご覧のようにこの装置の中心はRaspberry-Piでワイヤレス通信も本機が担当すする。これにS1100とスピーカーを取り付け、S1100のスキャンデータをネット経由でLINEに送る仕組みとなっている。

キットの内容物はおおよそこんな感じ。Raspberry-Piはちゃんとプラスチックケースに入っていて、その他にスピーカーもついている。

まず、ScanSnap S1100をダンボールの中にハメ込み、スピーカーを両面テープで貼り付ける。段ボールの工作がよくできていて、S1100が驚くはどカッチリハマって、しっかり固定される。

各種ケーブルを接続し、ぶうびんくんの耳と鼻を付けて完成。

PCのブラウザ経由で、設定を行う

続いて、ソフトウェア側。

まずは、パソコンでLINEにログインする。

そして、サービス連携用のトークンを発行する。

次にRaspberry-Piを設定モードで電源を入れ(そうそう、ここで『電源アダプターを繋ぐ』って書いてないのが、優秀な説明書の唯一の欠点)、パソコンからアクセスし、家のアクセスポイントのSSIDとパスワードを仕組む。そしてトークンを入れれば、ぶうびんくんは単体でネットにアクセスして、LINEに画像を送れるようになる。

完成! さっそく試してみよう。

これも説明にないのだが、使える紙はだいたいハガキサイズ。

ハガキサイズに紙を切ってたくさん用意しておくといい。

我が家の子供たちは大きくなってしまって、いたいけなメッセージを書いてくれる子供はいないので、大人のどろどろした欲望を書いてみた。

手紙を入れて、ぶうびんくんの鼻を押す。『ぶう』という声がして、紙が読み込まれる。送信が完了すると『ぶうぶう』となく。

こうやってインタラクションがあるのが素晴らしい。この声のおかげでお父さんやお母さんに手紙を送ったお子さんは、相手に手紙が着いたことを感じるのだろう。

ご覧のように『ぶうびんポスト』というスタンプが押された画像が相手に届く。LINEグループに送るようにしておけば、家族みんなで子供のメッセージを楽しむことができるはずだ。

なかなかのグッドアイデアと見事な工作の融合だ。

ウチは娘が海外に留学しているのだが、このぶうびんポストを送り付けたら、手描きの絵を僕のLINEに置くってくれるだろうか?

あらためて。応募はこちら。

『ぶうびんポスト』
https://bubin-post.com/

(村上タクタ)

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PROFILE

村上 タクタ

flick!編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

村上 タクタの記事一覧

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