BRAND

  • Lightning
  • 2nd(セカンド)
  • CLUTCH Magazine
  • EVEN
  • BiCYCLE CLUB
  • RUNNING style
  • NALU
  • BLADES(ブレード)
  • RIDERS CLUB
  • CLUB HARLEY
  • DUCATI Magazine
  • flick!
  • じゆけんTV
  • 湘南スタイルmagazine
  • ハワイスタイル
  • トリコガイドシリーズ
  • buono
  • ei cooking
  • Yogini
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD

EOS RシステムにRF24-105mm F4-7.1追加。やっと一般的なレンズ登場……なのだが

大艦巨砲主義的レンズが並んでいたEOS Rシステム

30年続いたEFマウントの次代を担うEOS RとRFマウントが発表されてから、およそ1年半が経った。

その間、RFマウント対応として発売されたレンズは約10本。

F1.2の50mmや、F2通しの28-70mm、F2.8通しの15-35mm、24-70mm、70-200mmといういわゆる大三元レンズなど、マウントバックを小さく取れる完全新設計のフルサイズミラーレスの性能を活かしたレンズ目白押しのラインナップではある。

一方、いずれも税抜で1本40~20万円ぐらいする高価なレンズで、性能は良いが誰もが気軽に買えるレンズではなかった。

また、ボディ側は上位モデルのEOS Rでもプロユースには少々モノ足りない。本体が(現状)10万円台前半で購入できるEOS RPに価格的にマッチするレンズといえば、税込6万円前後で買えるRF35mm F1.8マクロか、百歩譲ってRF24-105mm F4Lしか存在しない。RF24-105mm F4も悪くはないが、価格もサイズもRPにはジャストフィットとは言い難い。これでは、EOS Rシステムはプロにとっては仕事には使えないし、エントリー~ミドルクラスのユーザーにとっては買えるレンズがないという状況だ。

やっと、RPにジャストフィットのレンズが登場

そこにやっと登場するのが、このRF24-105mm F4-7.1 IS STM。F4Lに対してちょっと暗いが、価格は6万円前後と約半分以下。手ブレ補正もあるんだから、昔と違ってちょっと暗くてもなんとかなる。これなら、EOS RPにジャストフィットといえるだろう。日常域をカバーできるし、単焦点のRF35mm F1.8マクロと組み合わせれば、撮影の幅も広がる。残りの望遠域についてはどのみちサイズが大きくなるから、マウントアダプターを介してEFレンズを使って、レンズの充実を待つと言う手もある。

ともあれ、これでようやくRPが選択肢に入る。このEOS RPとRF24-105mm F4-7.1 IS STMのレンズキットが18万円程度の価格になりそうとのこと。その価格で、このコンパクトなフルサイズミラーレスが買えるなら、アリだ。

写真でご覧に入れているのは、まだ試写不可の外観撮影用モデルなので、写真の仕上がりについてはお伝えできないが、サイズ的にはRPにピッタリフィット。手元にあったEF24-105mm F4L IS USM+EOS 6D Mark IIと持ち較べてみたが、サイズ的にはふた回り以上もコンパクトだし、重量もかなり軽い。これなら、スナップ用として、そして我々で言えば取材用としてバッグに忍ばせておくのに最適だ。RFマウントのミラーレスならではのコンパクトさをようやく享受できるズームレンズが登場してといっていいだろう。

こちらがEF24-105mm F4L IS USM+EOS 6D Mark II。コンパクトなEOS 6D Mark IIとはいえ、ずしりと重い。

RF24-105mm F4-7.1 IS STM+EOS RP。ようやくミーラーレスらしいコンパクトなサイズ感のズームレンズが登場した。

キヤノンが方向性を示さないと、僕らは買えない

現在キヤノンのマウントは3つ。一番資産の多いEFは長い目でみたら、終息していくだろうし、RF中心になっていくことは間違いないだろう。では、EF-Mマウントはどうなるのだろう? コンパクトモデルとして生き残るのか? それともすべてはRFに収斂するのか?

なんと今回、EFマウントのモデルとして、EOS Kiss X10iも発表された。

エントリーユーザーに、これから終焉を迎えるマウントのモデルを勧めるのだろうか? EOS Kiss Mを我々はユーザーに勧めていいのだろうか? EF-Mマウントは続くのだろうか? それとも思い切ってRPを買うように勧めた方がいいのか?

どの領域も捨てたくない気持ちは分かるが、ユーザーにとってレンズは先行投資の部分もある。キヤノンが明確な方向性を示さない限り、ユーザーも将来が決められなくて選べなくて買えない。

さらにこれからスマホが一眼レフの一部領域(アクティビティとして)を食っていく中、キヤノンは選択と集中の決断をせずに3種類のマウントを保持したまま進んで行くのだろうか?

出典

SHARE

PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

村上 タクタの記事一覧

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

村上 タクタの記事一覧

No more pages to load