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地域の中小企業に都市の副業・兼業プロ人材を紹介するJOINSのオンライン会議活用術!

世田谷区に住みつつ、地方の中小企業と大都市の働き手を結びつける会社を経営されている猪尾愛隆(いのお・よしたか)さん。猪尾さんのお仕事は、オンライン会議が使えるからこそ成り立っているという。「1日に5本以上オンライン会議するのも普通」というほど仕事をしながら、朝からサーフィンに出かけたり、日中に家族とリラックスする時間を確保したりと、公私ともに充実した生活を送ってらっしゃる猪尾さんにオンライン会議の活用術を聞いた。

地方の中小企業と大都市の副業・兼業プロ人材をマッチング

猪尾さんは『JOINS』という、地方の中小企業と、大都市で『副業』『兼業』として働きたい人をマッチングする企業を経営している。

ITツール導入、人事評価・報酬制度構築、海外販路開拓など、会社を変えていくために必要だけれどなかなか着手できていない業務を抱える地方の会社は少なくない。重要だけど緊急ではないし社内の人材ではまかなえない能力だが、コンサルでは手足を動かしてはくれない、新規に正社員を雇うほどのことでもない……これまでは解決する方法が少なかった。それとは別に2018年より副業解禁となり、会社に勤めながら別の職場で自分の役に立つことを確かめたいという大都市・大企業の主に40-50代の副業希望者が急増している。そんな両者を繋ぐサービスがJOINSだ。

JOINSにも現在18人のスタッフがいるが、オフィスを持たず、全員フルリモートワークで働いている。そして、社内の会議もオンライン会議、そして地方の企業への営業活動もオンライン会議を活用して行っている。

場所と時間が自由になるというメリット

「いつでもどこからでも仕事ができるので、早朝に湘南に出かけてサーフィンを楽しんで、9時から自宅で仕事ということも可能です。また、北海道と商談して、終わった5分後に家族と一緒に食事をすることもできます。最近、娘がサーフボードのワックスを剝がすのを手伝ってくれるので、レトリバーの二コと一緒にガレージでボードのメンテナンスをするのが幸せな時間です」と猪尾さん。

また、自らもJOINSで募集していた企業の案件に応募し、JOINSの経営という仕事とは別の兼業として、長野県白馬村、北尾根高原のグランピング施設『snow peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN』のマーケティング、プロモーションも担当する。

雲の上になるほどの開放的な尾根に設けられた最大8組のSnow Peakのテントに泊まって、一流シェフの料理と、その1品ごとにマリアージュされた長野のワインを楽しむことができるという。テントといっても宿泊者は何も用意する必要はなく、標高3,000mmの北アルプスの大自然を臨む美しい風景の中で、散策したり、たき火を囲んだりできることが特徴だという。

都会に住み、働き、サーフィンを日常的に楽しみ、時にもうひとつの仕事のために白馬に足を運び、スノーボードを楽しんだりもする。場所と時間を問わず、自由に力強く働き、遊ぶライフスタイルを実現する猪尾さんにとって、オンライン会議はまるで「どこでもドア」であり、欠かせないツールだ。

電話で「お手元のパソコンにカメラ付いてます?」、メールでURLを送ってオンライン会議スタート!

JOINSの仕事としては、地方の中小企業に「未来のために重要でやりたいのに実行できていない仕事はありませんか?」と営業しなければならない。だから、JOINSの仕事にはオンライン会議が不可欠なのだ。

以前なら、足を運んで営業した方が『真摯』だと受け止められただろう。

「でも、そこに地方向けの事業は儲からない・スケールしないと敬遠されてきた原因があるんです。地方は企業の密度が低いので営業効率が悪い。距離も遠いので交通費も時間もかかる。オンライン会議は密度と距離の二つのデメリットをゼロにする効果があると感じています」

「電話で『御手元のパソコンにカメラ付いてますか?』と聞きます。最近はたいてい付いています。そこで、オンライン会議のURLをメールしてクリックしてもらう。そうすると、そのままオンライン会議に入れる。一度使うとお互いに顔を見られる安心感もあるし、『便利なものだね!』となります」

『オンライン会議』という言葉を使わずに、スルッとオンライン会議を始めてしまうテクニック、見習いたい!

ちなみに、最近は少ないが、パソコンにカメラがないような場合でもスマホの方でURLを開いてもらえば問題ない。スマホを持っていない人はさすがにほとんどいない。

地方の企業こそ、オンライン会議のメリットは大きい。大都市の他企業から遠い、人材の居住地から遠い……というデメリットが一気に解消されてしまうのだ。

JOINSでは、地方の中小企業と大都市の人材をマッチングする際の信頼関係性構築にもオンライン会議を活用する。需給がマッチするとはいえ、地方の経営者と、大都市の人材では、仕事の進め方や価値観など異なることも多い。その溝を埋めないまま仕事が始まると、企業側はお手並拝見というスタンスになりがちで、人材側も大企業の看板がないと何もできない人と思われたくないので気負ってしまい、結果的に空回りとなるような事態が生まれてしまう。こうした問題も、オンライン会議をうまく使えば解決できることがわかってきたそうだ。

団塊ジュニア世代・バブル入社組などと表現され、人口も多い50代前後の人材は、豊かな時代の大企業によってさまざまな経験を積み、豊富な技術やノウハウを持つ人材でもある。たまたま、今所属している企業で十分にその力が生かされていなくても、地方の企業にとっては得難い貴重な戦力であったりもする。こうした人材を地方の中小企業に繋ぎ、地方に持続可能な経済を生み出し、その土地とつながって暮らし続けられる人を増やすことがJOINSのミッションなのだ。

Webex Meetingsは、画質もきれいで音声も安定。画面共有がとても便利

オンライン会議に慣れた猪尾さんにシスコのオンライン会議サービス『Webex Meetings』を使ってみてもらった。

シスコは、アメリカのシリコンバレーに本社を置くITインフラの巨大企業。広大なアメリカでは移動することなく会議をするシステムは古くから発展しており、同社の『Webex Meetings』は大企業においてもっとも一般的に使われているサービスのひとつだ。

ブラウザでも開くことができるし、アプリをインストールするとより便利に使える。パソコンでも、タブレットでも、スマホでも使える。多人数の会議もできるし、音声だけ繋いだり、回線速度が厳しい場合は音声だけ電話回線を経由し安定させたりすることもできる。そして多くの機能が無料でつかえるし、有料版であれば大企業が使うような大容量のストレージや、独自ドメイン、クラウドストレージを使った録画などの機能が使える。

「使い勝手は、他のさまざまなオンライン会議と大きくは変わらないですね! 画質もきれいですし、音声も安定しています。画面共有で、他のウインドウに表示した資料をスムーズに見せられるのは便利ですね。iPhoneを繋いで、その画面を表示したりできるのも面白いし便利ですね!」

とかなり好印象。

「複数人数で使う時にはテキストチャットが併用できるのも便利。誰かが話している時に、聞いている複数の人が意見を書き込めますから。Webex TeamsやWebex Callingなどを組み合わせてトータルソリューションとして活用できるのもいいですね」

Webex Teamsは多数の『スペース』という会議室を立ち上げて使えるビジネスチャット。Webex Callingは、オフィスの固定電話や携帯電話の代わりにスマホ上のアプリケーションで電話を受けられるシステムだ。転送や、伝言、折り返しなどの手間が省けて、インフラ関係なくどこでも電話を受けられる。また、それら3つのサービスはお互いに連携させて使うこともできる。

もちろん、これまで猪尾さんがやっていたように、URLをひとつ送ってオンライン会議を始めるような使い方もお手のものだ。

オンライン会議を使いこなせば、好きなものに囲まれて暮らせる

猪尾さんの自宅の仕事環境はMacBook AirをBENQの外部ディスプレイに繋いだもの。カメラはLogicoolのC615というUSB接続のカメラを使っている。通話にはiPhone付属のイヤフォンを利用。

「MacBook Airを閉じて外付けディスプレイを使っているから、別体のカメラが必要なのです。カメラ位置を自由に設定できるし、ちょっと上目から映せるというメリットもあります。ノートパソコンのディスプレイを長時間見ていると姿勢も悪くなり、首も疲れるので、外付けディスプレイとカメラの組み合わせがベストだと思っています」とのこと。

ディスプレイの奥には、フォトフレームに入った娘さんの写真がたくさん飾られているのも素敵だ。仕事をしている時に、横で愛犬がウトウトしながら見守ってくれていたりもする。

「自分のプライベート空間で仕事しているからこそ、好きなものに囲まれて仕事ができる。これもリモートワークのメリットですよね」

オンライン会議を使った新しい働き方。その可能性はまだまだ大きく拓けていけそうだ。

 

シスコ
「Webex Meetings」

問い合わせ:シスココンタクトセンター
http://www.cisco.com/jp/go/vdc_contact
【フリーダイヤル】0120-092-255
(平日10:00~12:00、13:00~17:00)

 

その他のWebexを活用したストーリーはコチラから。

出典

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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