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趣味のテニスと営業マンを両立。オンライン会議を使った効率的ワークライフバランス

東京にある創業70年の紙専門商社、二葉紙業で販売営業をしている中村聡太さん。日々クライアントのもとを渡り歩くフィールドセールスマンが、いま積極的に活用しているのが「オンライン会議」。趣味のテニスと多忙な業務を両立する、理想的ワークライフバランスの秘訣とは?

多忙な営業まわりを効率的にこなすための必須ツール

セールスマンと聞くと、「脚で稼ぐ」というイメージをもつ人も多いだろう。印刷関連企業に洋紙や板紙の販売営業をしている中村聡太(なかむら・そうた)さんも、都内で働くセールスマンだ。

彼が勤めるのは、東京にある創業70年の紙専門商社、二葉紙業。出版物はもちろん、カタログやポスターなど、印刷物を製作する企業によりよい紙を提案し、販売している。中村さんは日々クライアントのもとを渡り歩くバリバリのフィールドセールスマンなのだが、そのいっぽうで、いま積極的に活用しているのが「オンライン会議」だという。

「外回りはもちろんですが、社内会議も当然多いですし、外せません。でも、そのためだけにオフィスに行く必要はないよね?と、1年ほど前から会社全体でオンライン会議を取り入れ始めたんです」

朝9時にスタートする社内の定例会議のため、8時前には自宅を出発する。時間的にも場所的にも、すべての業務はそこを軸にしていた。だが、オンライン会議を取り入れたことで自由度が高くなった。朝は1時間分の余裕ができて、さらにクライアントのもとへ直行できるようにもなる。考えてみれば当たり前のことかもしれないが、忙しいビジネスマンにとっては、そのわずかな時間が大きな差になることは明白だろう。

場所を選ばずとも、密に行える社内ミーティング

では、実際どのようにビデオ会議を使っているのだろうか?

「メインは社内コミュニケーションのツールとしてですが、もはやなくてはならない存在です。メールや電話よりも意思疎通がしやすいですし、時間や場所に縛りがないから、自分のスケジュールも組みやすくなりました」

いわく、電話をかけるようにすぐ繋ぐワークスタイルが定着したいま、定例会議以外でも、何かあればすぐにオンライン会議でコミュニケーションをとっているという。

「導入当初は、やはり不慣れだった部分もありましたけどね。いまや自宅でもカフェでも、出社したときは会議室でも、どこでも使っています。そのうち環境が安定している場所も覚えはじめて、今日は〇〇に行くから△△でやろう、みたいなことも自然にやっていますよ」

Webexツールが生む効率的なコミュニケーション

数あるオンライン会議システムのなかで、中村さんがいま注目しているのが『Webex Meetings』だ。きれいな画質、安定した音声、使い勝手に優れた機能性が気に入っているという。

「移動中でもすぐ開始できるので、僕はスマホアプリから使うことが多いですね。それぞれの顔をリアルタイムで見ながら会話できるって、ふだん営業で対面コミュニケーションをしている人からすると安心感が高いんです」

画面共有やホワイトボード機能が使いやすい

コミュニケーションを深めるのに、画面共有機能も有効だという。資料などを共有しながらリアルタイムで書き込みやコメントができるので、リアルな会議と同じようにスムーズなやりとりが実現する。

また、ホワイトボード機能も備えているのにも注目だ。ちょっとしたメモや図説をするときに便利で、コミュニケーションの幅がぐっと広がる。

活用シーンが多い「バーチャル背景」

そして、外出先での利用が多い中村さんにとって、とくにお気に入りなのがこの「バーチャル背景」だ(スマホでの使用時のみ設定可)。

「オンライン会議するとき、背景が気になることって多いですよね。でも、ボタン操作でカンタンに背景をぼかせるんですよ。あと、おしゃれな部屋風とか、大自然のなかからこんにちわ!とか(笑)。誰かが突然変えてきて「なにそれ!」みたいなやりとりも、アイスブレイクにちょうどよかったりしますよね」

また、Webexにはチャットサービスを主とした『Webex Teams』があり、プロジェクトやグループごとにやりとりするスペースを設定できる。テキストベースのカンタンなやりとりはTeamsで、オンライン会議(とくに大人数のとき)はMeetingsでというように、ひとつのソリューションで効率的なコミュニケーションを実現できるのがメリットだと中村さんはいう。

忙しい毎日であっても、趣味を満喫しながら暮らしたい

では、業務以外のところでオンライン会議による恩恵はあるのだろうか?

「じつは学生の頃からテニスをやっていまして、その時間をより取れるようになったことが僕のライフスタイルのなかで大きいかもしれません」

学生時代から続けているテニスは、中村さんにとって生涯の趣味であり、大切な息抜きの時間。しかし、2011年に起きた東北大震災のとき、当時通っていたテニス場が閉鎖してしまう。その後しばらくテニスと離れた生活を送るのだが、ある日自宅近くにテニス場ができたことをキッカケに、再びコートへ通う日々が始まった。

「とはいっても仕事は忙しいですし、子どもも2人いますので、それほどできてなかったですね。でもオンライン会議を取り入れてからは、多い時で週3回ほど、朝テニスをする時間が作れるようになりました。僕自身がプレーを楽しむことはもちろんですが、コーチとしてレッスンを開くこともできるようになり、昔よりはうまく両立できるようになったのかなと」

忙しい現代のビジネスマンにとって、ゆとりある時間を望むのはむずかしいことなのかもしれない。しかし、日々の工夫ひとつで、限られた時間を有効に使うことができる。それは仕事の効率化、ライフスタイルの充実を実現するのだ。

自分に余裕ができると、仕事はもちろん、家族との過ごし方も変わってくる。これは働く人すべてに共通することではないだろうか。中村さんは最近、小学生の息子といっしょにテニスに行くのが楽しみになったという。

「まあ僕はいいですけど……彼が楽しんでいるかはわかりません(笑)」

と照れるが、その笑顔は充実した毎日を送っているひとりの父親だった。

リアルが大事な仕事こそ、オンラインの可能性を感じる

オンライン会議を社内のコミュニケーションツールとして駆使する中村さんだが、次に考えているのは、クライアントに向けた営業ツールとしての可能性だという。

現在、国内に流通している印刷用紙は2000種類にもおよぶ。厚みや質感、重量、印刷時の発色など、専門スタッフでないと判断が難しい紙選びをサポートするのが中村さんの仕事。絶妙なニュアンスを伝えるためにもこれまでは対面営業を基本としていたが、これからは新しい提案スタイルができるのでは?と考えている。

「クライアントさまには紙見本というサンプルをお渡ししていますが、それを手元に置いていただきつつ、よりリアルに近いオンライン会議でコミュニケーションが取れるのではないかと思うんです。実現すれば、移動時間もコストも最小限にしながら、クライアントさまの要望に沿った打ち合わせができますから」

そう語る中村さんは、営業範囲をさらに広げられるメリットも視野にいれつつ、自分なりの活用法を探り始めている。ひとりのセールスマンとして、対面での重要性は見失わない。そのうえでより密に、頻繁に、時間に縛られない新しい営業のかたちを目指す。

老舗商社で働く若きセールスマンは、今日もどこかで戦っている。

 

シスコ
「Webex Meetings」

問い合わせ:シスココンタクトセンター
http://www.cisco.com/jp/go/vdc_contact
【フリーダイヤル】0120-092-255
(平日10:00~12:00、13:00~17:00)

 

その他のWebexを活用したストーリーはコチラから。

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PROFILE

トモヒロ

Bicycle Club / DIY系自転車ビルダー

トモヒロ

メッセンジャー⇒自転車屋⇒BiCYCLE CLUB編集部⇒ホビービルダーという、自転車についてだけ遠距離パワー型のFUNQディレクター。休日の楽しみは娘と自転車で散歩、文房具屋巡り。

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