取り付けカンタン!店舗用Wi-Fiルーター『Meraki Go』の設定にチャレンジしてみた
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Meraki GoをAmazonで買って試してみた
カフェなどの個人経営の飲食店や、小規模店舗、スモールオフィスなどでの利用に最適化されているのが、シスコの『Meraki Go』だ。
シスコといえば、巨大なビルや、官庁などのネットワークシステムを請け負う巨大ネットワークインフラ企業。信頼性が高そうだし、実際、数多くのデバイスを接続できるし、それぞれを効率的に管理できるようになっているので、便利。
個人経営の飲食店や、小規模店舗、スモールオフィスだけでなく、個人宅のWi-Fiアクセスポイントとしてもいいかもしれない。なにしろ、Amazonで買えるし、メッシュネットワークとして必要に応じて買い足して接続するアクセスポイントを増やしていくこともできる。
シンプルだが上質なパッケージと商品
そのMeraki Goの接続がいかに簡単か。買って試してみた。
Amazonで購入できる。屋内用が2万0550円、屋外用が2万7300円とリーズナブル(4月20日現在)なので、個人宅での運用も問題ない。
清潔感があり、コストパフォーマンスにも優れていそうな質素な段ボールの箱に入っているのが好ましい。簡素だが、クオリティとしては必要十分だ。
本体は、シスコのマークがエンボスで刻まれている。
箱から本体を取り出すと、その下にドキュメントが出てくる。といっても今風にほとんどの情報はスマホ経由で提供されるようになっており、いたってシンプル。
スマホ用Meraki Goアプリをダウンダウンロードして、バックプレートを外しケーブルを接続。そして、バックプレートを壁面にネジ止めして、本体を取り付けろ……ということである。シンプル。
すべではアプリで管理。クラウド経由、リモートでも
『Meraki Go』で出てくるアプリをダウンロードしてインストールした。以降はすべてこのアプリのガイダンス通りに行っていけばいい。
ちなみに、SNSやウェブサービスのようにメールアドレスをアカウントとしてログインしておく必要がある。そして接続したMeraki Goをそこに登録する。
そうすることによって、Meraki Goはあなたのアカウントにヒモ付き、出先からでも作動状況をチェックしたり、トラブルに対処したりすることができるようになる。クラウド経由でアクセスポイントを管理できるというわけだ。
さすが、シスコ! ならではのしっかりとした取り付け
本体を取り出すと、その下はこうなっている。
いずれもシンプルかつ、必要十分に上質で、耐久性に優れていそうなLANケーブルと、電源アダプター、そして壁面に取り付けるためのアンカーだ。
アンカーは壁に開けた穴に樹脂の部品を嵌め込み、その上からネジを締めていくことで、固い壁に本体を固定するためのもの。コンクリートの壁などでもドリルを使って穴を開ければ取り付けることができる。木の壁などの場合はネジだけで十分だろう。
屋外用のGR60の裏面はこういう形状になっている。
マウントは、GR10と同じくアンカーで壁面に取り付ける。そこに対して、本体を回転させて取り付け、小さなビスでロックする仕組みとなってる。
下部にはケーブル用のアクセスハッチがあり、電源やEthernetケーブルを接続できる(通常は屋外用のGR60は子機として使い、電源だけで運用する)。このハッチにもちゃんとシールが設けられており、防水性能を維持するようになっている。
アクセスポイント追加もスマホから
アクセスポイントを追加する時には、アプリから『ハードウエアの追加』を選び、名前を付け、必要な諸元を設定するだけ。実に簡単だ。
試しに、弊社の用賀倶楽部という飲食店で、フロアのお客様に使っていただくパスワードのかかってないフリーのWi-Fiと、バックオフィスで使うためのSSIDを設定してみた。
パスワードがなければ、バックオフィスのWi-Fiには入ることはできない。一方、お客様は自由に『用賀倶楽部フロア』というWi-Fiを利用することができる。
顧客にアピールするランディングページ
顧客がWi-Fiを使い始めたら、最初にアクセスした時に特定のランディングページを開くようにすることもできる。
そこに、顧客に対するメッセージを表示することもできるし、サイトに誘導したり、クーポンなどを表示したりすることもできる。快適なWi-Fi接続を、お店の好印象に繋げるための工夫のポイントだ。次回以降の来店に繋がるようなクーポンや、定期的なやりとりが可能になるSNSへの誘導なども効果が大きいだろう。
このランディングページは、定期的に表示するようにもできる。60分ごとに再ログインが必要にして、長居すぎる顧客に一定のサインを出すこともできる。
さまざまな設定がリモートで可能
人数が少なければ問題はないが、大勢の人が利用するようになると、バックオフィスの業務で使っているWi-Fiを圧迫するかもしれない。
そんな時に便利なのが『使用率の上限を設定』という機能だ。
これにより、『用賀倶楽部フロア』のWi-Fiの最大の速度を制限することができる。
それぞれが、5Mbps(高解像度ビデオ)を楽しむことができるが、それ以上の大容量の通信はできない。このようにSSIDごとにアクセス率を制限することができる。
誰でも簡単にできて、複数のアクセスポイントをメッシュ接続すれば、広い店舗やバックオフィスまでカバーできる。そして、セキュリティを担保しつつ、顧客にフリーWi-Fiを利用してもらえる。ランディングページでお店のアピールもできる。
小売店や飲食店をやっている方は、この機会にぜひMeraki Goを試してみていただきいたい。将来の売上にちゃんと繋がるはずである。
問い合わせ:シスココンタクトセンター
http://www.cisco.com/jp/go/vdc_contact
【フリーダイヤル】0120-092-255
(平日10:00~12:00、13:00~17:00)
〈Meraki Go について〉
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。